シン「はるや」は、ブックカフェ。
2011年9月から武蔵小山でバーを営業していましたが、建物の老朽化で立ち退くことになりなりました。
これを機に、業態を夜型から昼型に代えようと思ったのは、夜中まで起きているのがけっこうしんどくなったし、そもそも夜遅くまで飲もうというニーズが少なくなっている気配を濃厚に感じるからです。
昼型といえば、カフェ。でも、ただのカフェでは技も芸も足りないので本屋を兼ねようと思いついたのは、「書店数は減少一途」の見出しをずっと見続けていたからです。本はやっぱり身近にあった方がいい。筋トレもいいけど、読書も人を強くするから。
最盛期(2000年)の2万店超から8000店台にまで減った本屋、一方の喫茶店も最盛期の16万店から7万店に減っているそうで、するとブックカフェは斜陽業種の二乗になるわけですが(算数的にはプラスになるし)、この愛着のある業種をかけ合わせて「はるや」の第二形態の店を作ろうと思います。
辻山良雄著『本屋、はじめました 増補版』(ちくま文庫)
落合博著『新聞記者、本屋になる』 (光文社新書)
昨今、ちょっとした小さな本屋ブームは生まれていて参考文献は豊富です。どうやら、小資本の書店未経験者でも新刊本を棚に並べることはできる。2021年後半から計画は動き出しました。
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