見出し画像

【モノローグエッセイ】趣味について

☆アナタノシュミハ、ナンデスカ?

趣味。
人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のことを指す。
つまりは、暇な時、休みの時、ふとした時好き好んでやることである。

オーディションの履歴書やプロフィールを提出する場面で
よくこの【趣味】を記入する欄がある。

特に、オーディションで書類だけしか自分を表せる手段がない時は非常に何を書くべきか悩む。みんなどんなことを、どれだけ書いているのだろう?


あまりにもマニアックすぎる趣味を書いたら変人だと思われるだろうか…?
はたまたオーソドックスな趣味だけ書いても印象にあまり残らなくなってしまわないか…?

と、考えていたところ、

あれ、私の趣味って今いくつあったっけ?

と、ふと思ったので趣味を振り返ってみることにした。

今の私が思いつく、私の趣味はこんな感じ。

プリンの食べ歩き、写真、御朱印収集、コラージュアート、観劇、創作撮影、コスプレ、ファッション分析、古着屋めぐり、アニメ漫画鑑賞、美術鑑賞、絵を描く、アクセサリー作り、ふしぎの国のアリスグッズ収集

頻繁に活動していない趣味もあるが、私が趣味と言えるレベルで楽しんでいる、続けている趣味はこんな感じ。
私はこれらの趣味を変わりばんこスタイル、例えるならポケモンのゲームで手持ちポケモンとポケモンセンターにあずけるポケモンとで入れ替えるように、趣味を楽しんでいる。

手持ちポケモンがその時特に楽しむ趣味。「一軍みずタイプはマリルリだけど、ちょっとヌオー育ててみよっかな」と思ったら、マリルリとヌオーとで手持ちポケモンを変えるような感じでその時々で楽しむ趣味を入れ替えている。(ちなみに、ヌオーを使ったことは未だかつてない。)

特定の場所に行かないとできない趣味、誰か一緒でないと楽しめない趣味とかもあるから私としては良いバランスをとりながらそれぞれの趣味を楽しめているかなぁ。

どんなことをしているか、一つずつご紹介!

・プリンの食べ歩き

プリンが好きなので、全国津々浦々のプリンを食べて、その味を記録している。
プリンアンバサダー(自称)として、カフェやレストランのプリンからコンビニなどの市販のプリンまで、プリンであればなんでも食べて、プリンの素晴らしさを発信している。

それぞれのプリンに違う素晴らしさ、お店ごとの味のこだわりがあり、意外と深い世界で楽しい。



主にInstagramのストーリーと投稿で活動中。
100プリンくらい制覇したらプリン本とか出してみたいなぁ🍮プリンの仕事とかご縁をいただけたらしてみた〜い!ひたすらプリンを食べる仕事(笑)

・写真

一眼レフカメラでいろんな写真を撮っている。
主に花や動物の写真が多いかな。カメラのファインダーを覗かなければ見られない景色があるから、面白い!これがファインダー越しの私の世界!!
ポトレ撮影もカメラを持っている友人と撮り合いっこをしたり、カメラマンに徹して撮りまくることも最近では増えたり、舞台写真などもたまに撮っている。
完全自己流で撮って加工編集してるから、基本の「き」が出来てないかもだけど、私の「視点」を共有する感じで写真をSNSに載せている。「この写真好き!」と言ってもらえたらすごく嬉しい!
Instagramで #ゆつこカメラ のハッシュタグで過去に撮った写真をまとめてるので良かったら見てみてください!

矢車草
紫陽花

・御朱印収集

家族が旅行好きということもあり、観光で神社仏閣を訪れることが多く。歴史や神話とかに興味があることから御朱印収集を大学生の時から始めた。アニメ漫画好きというのもあり、「このアニメに出てきた聖地の神社仏閣巡りをするか!」とか某日本刀擬人化コンテンツにどっぷりだった頃は、そのキャラクターの元となった日本刀が祀られている所やゆかりの地を巡ったりとかもしていた。
たぶんアニメ漫画歴史好きの御朱印収集家は、「壬生寺」長円寺」「鍛治神社」の御朱印は持っている人が絶対多い気がする(笑)(あくまで私の考え)

参拝の記録にもなるし、見返すと「あーこんなところ行ったなあ」と旅の思い出のひとつにもなる。
御朱印は神社仏閣によって色んなものがあり、ある種の芸術としても楽しむことができると私は思ってる。

 現在は1冊終わり、2冊目に突入!御朱印帳にも色んなものがあって、自分のお気に入りのものを選べるよ!
私は神社仏閣専用のものよりも市販のデザインが素敵なものを好んで使ってます。

・コラージュアート

中学の時の美術の授業で「いろいろな技法を使って作品を作ろう」という課題の時に私が作った作品がコラージュ(雑誌の切り抜きなどをペタペタ貼っていく技法)を使ったもので、作品製作をしている時もすごく楽しかったから趣味としても始めることに。学生時代はノートの表紙をコラージュアートでアレンジしたり、卒業アルバム係だったのでクラスページのデザインをコラージュでやったりとかもしていた。

「これとこれを合わせたらなんかいい感じになりそう!」というような好奇心から作品を作ったり、観劇した舞台や演劇、味わった衝撃や感動をコラージュアートで表現したりして楽しんでいる。

MID SOMMER
ISLAND SONG

最近では、スタジオジブリが作品の場面写真を提供をし始めたので、絵画とのコラージュアートを作った。(鈴木敏夫さんも「常識の範囲でお使い下さい」と仰っていたので。)

ポニョ×葛飾北斎
キキ×ジルベール


ステッカーとかポストカードとかのコラージュアートグッズを作りたいなぁとか思っている。

・観劇

ミュージカルに出会ってから始めた趣味。でも、本格的な趣味になったのは大学に入ってミュージカルサークルに入ってからかなぁ。サークルに入りたての時、周りの同期や先輩が私が知らない作品の話を楽しそうにしていて、当時レミゼやオペラ座などの有名作品しか知らなかった私は「わぁ、私全然ミュージカルのこと知らないじゃん…」と自分の知識の無さが恥ずかしくなったのと、「いろんな作品を知ったら私も同期や先輩と楽しく話せるかな?よし、たくさん作品見よう!」と思い、たくさん観劇をする習慣を始めたのがきっかけ。大学2年の時は大劇場小劇場ジャンル問わず年間60作品くらい見ていた気がする。(これでも多分観劇好きの人からしたら少ない方なんだろうなぁ…)

実際に劇場に足を運ぶ以外にも、YouTubeでブロードウェイ作品の動画を見て、その横のおすすめ動画に出てくる作品で気になるものをひたすらクリックして見て、の繰り返しを続けて今に至る(笑)

Broadway
Westend
Broadway

今でも気になる作品は積極的に見に行ったり、お誘いいただいたりしてよく観劇しています。

今観たい作品はブロードウェイで上演中の「SIX  The Musical」と「SUFFS
ウエストエンドの「LIttle  Women」はまだやってるのかな?「Monster Calls」の再演も強く求む!!

・コスプレ、創作撮影

中学生の時からハロウィーン時期の東京ディズニーランドでの「Dハロ仮装」(ハロウィーンイベント時期限定で、ディズニーキャラクターの仮装をしてパークに入場できるイベント。)に友達とよく参加していたのと、アニメ漫画好きでコスプレイヤーの友達もいたことからやっている。最近は「Dハロ仮装」でのディズニーキャラクターの仮装がほとんど。衣装やウィッグ代などけっこうお金がかかる趣味なので(汗)
かつては「コスプレはイタイ趣味」というイメージを持たれやすかったが、コスプレはいわば表現手段である。
その着せ替え人形は恋をする」のまりんちゃんが「コスプレはキャラへの究極の愛!」といっているように、好きな作品への楽しみ方の一つだと私は思っている。

ホーンテッドマンション花嫁ゴースト仮装
ふしぎの国のアリス
マッドハッター、アリス仮装
シンデレラ仮装


私は「自分の顔をどれだけキャラごとに顔面を変えられるか、似せられるか」「一つの作品としてどこまで原作っぽい写真を撮れるか」というのを楽しんでいる。だってずーっと同じ自分の顔なんて飽きるじゃん?という気持ちも少しある。でもどんなに好きなキャラでも自分の顔の系統と極端に異なるキャラのコスプレは私は基本やらない。Dハロではよくディズニープリンセスの仮装をするのだが、アリエルは多分私の顔の系統的に合わないのと、髪色が合わなさそうなので避けている。アリエル大好きなんだけどね(涙)

Dハロで仮装でパークに入園すると、キャストさんは「仮装しているキャラクターとして歓迎してくれる」これがマジで楽しいし嬉しい。
ふしぎの国のアリスのマッドハッター仮装でピノキオのアトラクションに乗った時は「ティーパーティーから抜け出してきたんですね!」と言われたり、白雪姫仮装で買い物してレジでお会計していたら「白雪姫、魔女があなたを狙っているので帰り道には気をつけてくださいね!」と言ってもらえたり。マジ夢の国最高、私白雪姫だったわ(違う)


そんなコスプレの延長で創作撮影という、感情、動物などの擬人化などを自分を使って撮っている。

「花粉症の寓意」
「生きてるだけで情報漏洩」


金銭的余裕や友人との都合があわないとできない趣味だが、とても楽しい。
ディズニー以外だと、鬼滅の刃の隠(かくし)のコスプレして、モブ隠としてかまぼこ隊や柱コスの人にジャンフェスで遊んでもらいたいという思いがある(笑)
今は忙しくてできないが、またやりたい。

・ファッション分析、古着屋巡り

服が好きなので、日頃から雑誌などでシーズンごとのトレンドをよく見たりする。ファッションのトレンドはその時々の世情から大きく影響を受けていて面白い。例えば、ここ最近のトレンドは「コロナ禍における陰鬱なムードを払拭するような明るくビビットなカラーを取り入れたアイテムやリラックスムードやレジャーを思わせるアイテム」がよくトレンドになっている。

例えば、2022春夏のトレンドカラーはこちら

ELLEマガジンより

また、2021秋冬にトレンドになっていた「SNOW BUNNIE(スキー・インスピレーション)」は、「コロナが終わったら次のウィンターバケーションこそ、ゲレンデへ行きたい!」というレジャーへの切なる思いから、スキーウェアのようなダウンジャケットやファーブーツが多くのブランド・デザイナーから提案されトレンドに入っていたという。確かに昨年のパルコやルミネのショーウィンドウにはダウン生地を使った服が多かった。

こんな感じで、トレンドを踏まえながらウィンドウショッピングで各ブランドの傾向を見たり、自分はどのトレンドアイテムを日頃のファッションに取り入れようかなぁとか考えている。トレンドを踏まえてウィンドウショッピングをすると楽しい。同じトレンドアイテムでもブランドによってデザインのアプローチが違う。あと、好きなブランドは新作が出る度にチェックするので、「あ、これ去年の同シーズンのワンピースの型と同じだ」とか「あ、この服、同系列の別ブランドで同じようなの見たことあるぞ」とかがある(笑)人気で即完売だったものは来シーズンにマイナーチェンジをしてまた売られたりとかも。

既製品と同じく古着も好き。私的には、「古着にはロマンがある!」と思ってるから好き。蚤の市とかが好きなのも同じ理由。
中学生の時に「周りの人と同じ服を着るのがイヤイヤ期」があって、その時に基本一点ものの古着にハマった。掘り出し物を見つける感覚でよく服を買っている。
歴史好きなのにも共通して「古いものを好む傾向」があるのかもしれない。

既製品も古着もおしゃれに着こなす人になりたい。


・アニメ漫画鑑賞

中学生時代に友人から布教されてからの生粋ののオタクなのでアニメ・ゲーム・漫画はとても好き。オタク最盛期の私はすごい勢いでしたね(遠い目)。昔から「好きなものはとことん極める」タチは変わらないみたい。
ここからオタク用語を織り交ぜてどういうタイプのオタクかを説明。
雑食オタクであまり地雷もないなので、何を食べてもお腹を壊さないタイプのオタクです。少年漫画も少女漫画もホビアニも乙ゲーも好き。推しは各作品にいるタイプで、その中でも特に好きな推しのグッズは無限回収はせずに本当に欲しいグッズだけ買うタイプ。漫画の単行本を買う時は可能なら初版で揃えたいタイプ。毎シーズンごとに3作品くらいアニメは最近見てるかなぁ。声優さんのラジオもよく聴いてます。天才軍師最高。

今度おすすめアニメ漫画の記事も書こうなと考えています。

・美術鑑賞

美術館や博物館で作品を見るのも好き。最近行けてないなぁ。
ジャンル問わず何でも見るが、西洋画が好きでよく見る。あと最近では仏像も綺麗だなぁと思うようになった。直近だと三十三間堂の千手観音像と長楽寺の建礼門院坐像が良かった。
死ぬまでに生で見たいのはミケランジェロの「ピエタ」「最後の審判」、ダヴィンチの「最後の晩餐」、ミレイの「オフィーリア」、ピカソの「ゲルニカ」
イタリアには絶対行きたい!

・絵を描く

小学生の時、よく漫画の絵の模写をしていたこともあり、絵を描くのは好き。アニメ漫画が好きなので絵を描くことは多かった。今も模写とかが多いかな。油絵とかを自分の絵柄で描ける人をすごく尊敬する。

これは写真で撮った風景がもののけ姫の木霊がいそうな風景だったので描いた木霊。


・アクセサリー作り

ハンドメイドアクセサリーやヴィンテージのアクセサリーやアクセサリーパーツをを見て気に入ったものを購入するのが好きで、その流れで「私も作ってみたい!」「このパーツと使ってこういうアクセサリー作ってみたいな!」と思ったのが始めたきっかけ。ゆっくり稼働ではあるが、コラージュアートと共にハンドメイドアクセサリーの販売もちまちまとしている。

チェコビーズなどのちょっとレトロ感のあるパーツが好き。イヤリング・ピアスばかり作っているが、チェコビーズのブレスレットとかも作ってみたいなぁ。


・不思議の国のアリスグッズ収集

昔から私がこよなく愛している作品「不思議の国のアリス」。そのディズニー版のグッズを気に入ったものを収集したり、Dハロ仮装のためにDIYしたりしている。去年は映画が公開されて70周年のアニバーサリーイヤーだったため、記念グッズが各所でたくさん出ていて忙しかった。関連グッズを全て買って揃えるのではなく、気に入ったものを購入するスタイルで集めている。

これは70周年記念グッズで購入したトランプ兵クッションと、自分で作ったばらの花を赤く塗るためのペンキとハケとバケツ。


原作のグッズやアリスの世界観を彷彿させるようなグッズも好き。菊池寛・芥川龍之介翻訳版の「不思議の国のアリス」とかも実はあったりする。


・趣味を振り返って

自分の趣味を振り返ってみて思ったのは、ホントいろんなことやってんな!ということ(笑)自分で言うのもアレなんですげどね(笑)
でも改めて振り返ってみると、興味を持ったことを深く極めてみた結果がこれなんだなって思う。いろんな世界や知識を知って、集めて、表現することが私は好きなんだなぁって思う。御朱印収集とアリスグッズ収集は収集系、プリンの食べ歩き、観劇、アニメ漫画鑑賞、ファッション分析、古着屋巡りは学習系、美術鑑賞、写真、コラージュアート、コスプレ・創作撮影、アクセサリー作り、絵を描くは表現系と、部類分けがはっきりできる。まだ新しく趣味として始めたいこともあるので、またそれもこの中の部類のどこかに入るのかな。逆にどの部類にも当てはまらない新たな趣味を始めたら、新たな発見があるかもしれない。どちらにしてもワクワクする。

ちょうどこの記事を書いている渋谷のカフェ「人間関係」の隣の男女二人組も「趣味」について話しており、「趣味欲しいなぁ」という話をしていた。ちょうど隣に座っているこの私は趣味が10個ぐらいある人であることを知ったらどう思うんだろう。

ある意味、趣味を持って楽しめることは幸せな状態なのかなぁと思った。



あなたの趣味は、何ですか?

この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?