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2024年ジャンプ29号感想(『妖怪バスター村上』マジで連載するの?&読切『鬼十郎と姫の龍探し』掲載&『Dear Anemone』連載終了号) #WJ29

最近よく見ている動画。
シュールで面白いんですけど、こういうコントをノーリアクションでやれるのはプロだなあ…と素直に感心します。すごい。


鵺の陰陽師

5巻表紙は兵一さん!明らか水撃属性っぽい!概ね予想通りですが、学郎VSやー様の構図も勝手に想像してました。まあそれは早すぎだし、再戦時収録巻にそなえておくべきなのでしょう。ところで画像が小さいので分かり辛いですが、やっぱり兵一さん小柄ながら結構持ってますよね。

「ああこれは良い攻撃だ」とまだ攻撃を喰らう直前なのに期待値ぶちあげてる輪入道さん今週もジワるんですけど!マジ戦闘狂の鑑なんですけど!うーんまた無条件で好感度が上がってしまった!防御しなければならないのに好意的に戦闘を愉しむ姿が余裕で気に入れるんですよね~。

崩鉄(グラム)は輪入道さんの防御した腕をすり抜けて額に切り傷。腕すり抜けは錯覚らしいですが、輪入道さんがタフじゃなければ腕チョンパもイケたんですかね?まあここは錯覚はハッタリだと好意的に受け取っておきましょう。また顔に傷増やせたのは勲章みてえだからなあ~!?

空間脱出の為に盡器破壊。先週はぶ熱い展開に読み入っていたのでスルーしてしまいましたがずっと放置だったんですねこれ。盡器ごと爆破しちゃまずいだろうし、空間展開の為のMAP兵器っぽいです。でも投擲武器として使うだけでなく、自動回転しながら飛び道具が出せそう。

影吸収能力による攻撃バフは邪王炎殺黒龍波めいたカッコイイエフェクトなのに怨炯紅蓮硬すぎ問題。もう見るからにヤワではないと分かっていましたが、本当に単純に硬いだけ?鵺さん同様もうひとつの盡器が空間展開のトリガーと隠し持ってる可能性が微レ存…?と疑いたくなります。

輪入道さんは松岡修造を継ぐ男だったでござるの巻。「まだまだお前は成長出来る!」「もっと頑張れ!」この歌詞修造のことだ…まあこっちは笑顔で殺そうとしてくるので邪悪な修造ですけどね!ヤだよフレイザードさんよろしくコンプラに中指立てながら顔を爆発させる修造は!

輪入道さんの記憶に宿る好敵手たち。500年前の稀代の式神使いはそんな奴がいてもおかしくないとして、「60年前の盡器の達人」だからいったいなにがあった60年前!!更なる重要案件なんですけど!60年前の幻妖大量襲撃は輪入道さんが仕掛けた爆弾化幻妖の可能性大になりましたね~。

輪入道さんと戦った60年前の盡器の達人は鵺さんと邂逅したと思われますが、大事件なので別人の線もあります。しかし本当にその人で輪入道さんに葬られたなら、鵺さんにとっても宿敵なのでは?その達人さんが鵺さんを変えたなら、こいつはめちゃゆるさんよな案件では??

輪入道さんの傷はちょうど三本…でいいのかな?緋村剣心よろしく傷は悲しい過去を察せられる便利ツールですね。恐らく60年前の過去編で再登場するときが二つ目の傷を刻まれる前の姿なのでしょう。晴くんがつけてやった傷は目元から下の部分(鬼龍おじさんみたいだ)かなと予想。

祭祀刀保管場所はちゃんと迷路なんですね良かった。ぼくが先月行った伏見稲荷大社(ほぼ一本道だけど)みたいにすごい数の鳥居が集まってきているので3DダンジョンRPGの要領でヨカッター…いや結局辿り着いちゃいましたけどね!でもザル警備じゃなくて安心したのよ!

***

病院に配置されたレベル3はくそきめえのに「み…みみつかっちゃった」とドジったみたいでかわいいと思ってしまった起訴!令力って一般人にもなくはないんですね。今回幻妖が見えちゃうと序盤の退魔退治路線に少し振り返ったみたいですね。いやしかし一般人からすりゃホラーだわ…

優ちゃんカッコイイ!!今週影のMVP!!これは膳野くんを継ぐ男ですよ!!黄金の精神ですよ!!目の前の得体の知れないバケモノはおじいちゃん同様怖がっていいだろうに、臆せず自分の宝物を渡して撤退させようとは…優ちゃんッ!きみの命がけの行動ッ!ぼくは敬意を表するッ!

優ちゃんが失禁していたのはシュールで笑ってしまったんですが、でもこれは必然性ある描写ですよ!当人も怖かったんだと思いますよ!恐怖を表情に浮かべず勇敢に接した彼の姿はまさにマーベラス!登場3ページ後のポッと出脇役なのに川江先生相変わらずキャラの立たせ方が巧い!

膳野くんのブリーフとか、優ちゃんの失禁とか、そういうの本来なら笑われてしまっても無理もないとは思います。ぼくはバカにしたくないしネタ擦りする奴は頭幻妖ですが。だけどそんな恥を二の次にしてまでの『覚悟』がふたりともカッコイイ。この場にいたらぼくが失禁しますね。

ところで優ちゃんの宝物はやはりポニカーでしょうか。今回先輩登場までの時間稼ぎに役立ったし、またもやポニカーは世界の命運をひとつ変えてしまったのか!?元ネタのポケカを生み出した任天堂、ゲームフリーク、クリーチャーズは偉大です。ポケモンカードGB2の配信お願いします。

約束された先輩推参。優ちゃんが勇気を振り絞ったくだりまではガチで民間人が殺られてもおかしくない雰囲気だったので解放感めちゃつよでしたねー…!そして優ちゃんを褒める先輩がなんかおねショタ営業やっているんですがそれは!ダメだ先輩!優ちゃんが将来BSSになっちまう!

ていうか優ちゃん将来陰陽寮加入フラグ?一気に数年後やるタイプの作品ではないでしょうし、鏖をすべて撃退後にまた幻妖が湧いてくるかは分かりませんが、もし陰陽寮がこのまま存続なら10年後に学郎くんの隊に優ちゃん(17くらい?)が入ってくる最終回ありそうです。

病院爆発は地味にまずいんじゃないでしょうか。陰陽寮が施設修復や記憶消去してくれるとしても、病院外から見た一般人は記憶消去対象にはならず、変な噂が広まる…とかそういうのありそうです。本作に求められる展開ではなさそうだし、一人残さず記憶消去でしょうが気になるなあ。

レベル3は『4体』あったッ!まあ1体だけだと心許ないので想定内。問題は先輩単独でこの窮地をどう切り抜けるべきか…答え②隊長がきて助けてくれる を期待したいですがそれだとヌルゲーだし、せっかく先輩のパワーアップを全面的に披露すべき大好機にすべきでしょうか。

久々の作戦なので貴重なレベル3を爆弾用に配置して張り切ってしまった輪入道さんおもしれー男!レベル3ってレベル4集団が共有管理なんですかね?それとも輪入道さんが育てたヤツ?前者なら結構頼み込むハードル高そうですし、それでよく4体ももらえたなあと感心しますが。

学郎くんを凡夫判定はやっ!輪入道さん勝手に期待して勝手に見込み違いって勝手でやはりクソ野郎じゃん!遊べなくなった玩具に興味を失くしたようなものでしょうね。分かりますよぼくもえらく苦戦させられた隠しBOSSに対策しまくって楽に勝てたら「あーあ…」ってなりますから。

学郎くんの謎覚醒に嬉しい誤算なリアクション取る輪入道さんって実はいちいち面倒臭い人なんじゃないですかね!?反射的に防御態勢取ってたのといいリアクション芸人ですよ!まあそんな気まぐれっぷりも人間らしからぬ側面と見れそうですが。わがままだなあこのおっさん!

「そうだった。あの村でお前は最後の最後に」おっ、輪入道さん村編で学郎くんのジョーカームーヴ見てくれたんですね。今になって思い返しましたが、あのときは意外と骨のあるヤツ程度に見ていたのでしょうか。やー様は幼少期から学郎くん知ってるのに教えてくれなかったのかな。

学郎くんの左目カッコイイ!!仮面っぽいですが霊殻の一部と見ていい変化でしょうか。謎覚醒は一瞬ヴェノムみたいになったけど、やがてスカルグレイモン√で暴走形態になるのでは…と勝手に悪い予感してしまいます。鵺さんの精神空間再び、やべー盡器を取ってそうなる流れです。

やー様戦では本人曰く「血液が別の何かに入れ替わった感じがした」、今回輪入道さん視点だと「まるで中身が別のものにすげ変わったような」。なんだなんだ?白一護?もうひとりのボク??元より顔の痣が幻妖要素ではないかと疑っているんですが、いちおう人格維持してますし。

今週ラストのコマの学郎くんになんか第三の目っぽいのが見られたのもスゲエアヤシイですね。なんか幻妖っぽくね?不穏さがマッハじゃね??複数の目を持つ幻妖もこんなんでしたよね。うーんやはり学郎くんは半幻妖だったりするのか…??覚醒で引き出せたのか…????

妖怪バスター村上

読んでて死にそうな新連載がはじまりました。とにかく主人公の村上が不快を超えた不快。敵キャラの揚げ足を取り愚弄する頭ひろゆきな主人公のなにが面白くてどこが魅力で好感を持てるというのでしょうか。真にバスターされるべきはこの漫画です。10週打ち切りを希望します。

もう巻頭カラーで「うわきつ」で、読み進めるにつれてこの主人公生理的にマジ無理って拒絶反応が凄まじかったです。とても好意的に読める気がしなかった。伊原先生の100%とはこういう不快な主人公を生み出せる才能なのでしょう。伊原先生は偉大です。伊原先生は偉大です。

いちおうもうひとりの主人公がそれは言いすぎだよとフォローしましたが、ツッコミ含めてつまらない。無難に予防線を張っているだけで全然バランスの取れた喜劇ではありません。空知英秋先生の「笑う奴/笑われる奴」の理論を500億回熟読することをお勧めいたします。

なんだかんだで村上に良い所あって好感度上げるんだろと投げやりな気分で読んでたら「友達が困ってたら助けるでしょ普通」アッハイ。とってつけたイイヤツ描写。友人との関係が分からないので虚無を超えた虚無。説得力皆無。計画通り心に響きません。反吐が出ます。

僕とロボコ

ハゲたノヴ先生パロってありそでないですよね。やはりハゲにしなければならないハードルが高いからかな。ジュニアは超合金ロボコ並みの大きさなので、彼女視点で猿喰に襲われたならそれはまさにHUNTER×HUNTER、ハンターが狩られる臨場感を味わっておかしくないですね…!

石化けは先週カラーでパロった『釣りキチ三平』が元ネタだそうです。語りがハッタリあるな…!ここのくだりで一番面白くて巧かったのはなんの変哲もない石と思わせてアンジェロ岩がナレーションで隠れてた、一発では気付けなかったテクニックです。二段構えで石化けってオチかよ!

ワンピース

海底200mの財宝にロマンを輝かせる一同が微笑ましい。船入手とか人魚とお友達とか無理そうなものを検討している上でそれに全面的に望みたくなる彼らのスタンスが好きですねーぼくは。勿論そう簡単に目標達成せず海の藻屑になろうが止める気はしません。

今週のMVPはブルーグラス中将!ワンピにおけるジジイババアキャラは期待値鬼でけえ四半世紀恒常定期ですが、小柄なババアながらも「モブってんじゃねェよ主役共!!!」と次世代の若者に期待を託していたみたいなのが余裕で気に入りました!カッコイイ!

ぼくは巨人海賊団派だし、今週見開きもお祭り感覚あって好きだったのに、今週の海軍のみなさんの奮闘・一転攻勢が良くてどっち応援すりゃいいんだ状態です。Win-Winの関係で対等に渡り合えるようになった嬉しい悲鳴とも捉えたいですけどね…!

「Dの名を持つお前さん達の中に…も…」は意味深な焦らしプレイ。「~達にも〇〇があるぞ!」なのか、「も」から始まるキーワードなのか。個人的には同じD族の黒ひげさんが「ん?」となっていたのが気になりました。「えっおれもなん?」なノリっぽくて可愛い。

あかね噺

初読後は暫く放心状態でした。まだ終わってないのにです。今週も果たしてどこから感想に手を付けようか拙文をご了解いただきたく存じます。まさかね、ぼくもちょっと泣いちゃいましてね…どちらかというと観客から貰い泣きかな、それは想定外でしてね…うるっとしちゃった。

今回の演目って「前半から後半に転ずるギャップ」そこからの「噺とまいける兄さんの人生の同調」がミソでしょうか。あの軽いキャラだったまいける兄さんがこんなにも哀愁漂う感情表現も可能にして、またひとつ新たなギャップを見られちゃったんですよね。とにかく意外性の塊だった。

まいける兄さんのメスの表情がすごく色っぽくって、全然茶化す気にはなれないくらい真摯に一人芝居の完成度が高かったです。今亡き小糸そのものが憑依しているように見えて、目の前で演じているのがまいける兄さんという意識を忘れてしまったくらい物語に没入できたんですよね。

「なんて俺ぁバカなんだ」と頭を下げつつ後悔の念は同情余裕ですごかったです…!直接席から見ているこちらも慰めたくなる真摯の姿といいますか。前半魅せた軽いキャラからこういう一面も見せられるんだとキャラに感情移入できるつくり。それがまいける兄さん本人にも言えちゃう。

まいける兄さんが人情噺嫌いでおっ父とは対極なのは納得でした。当時捻くれてそうで今に通ずるギャップですけど、おっ父みたいにはなれなくても少なくとも意志は継げられたよなあと今回の演目を見て余裕で確信でしたよ。これで落とすなら一生師匠は悪魔を超えた悪魔ですよ。

全生師匠は…その…厄介じゃないですかね!?同じタイプって勝手に思い込んでいただけじゃないですか!これを裏切りとか言うなら逆恨みもいいところですよ!ここまでくると全生師匠は喜劇全振りでとことん楽しませてくれる四天王の鑑な期待のハードルが高まるのですがそれは。

「もう十分堪能したよ」の精神はもう先週から余裕でソレだったのに、ぼくは拍手を送りたい気分なのに、第三形態突入かよと言わんばかりに鳴り物を持ってきました。本気で真打昇進を目指すなら寧ろアリだなと肯定余裕です。華を飾るに相応しいクライマックスツールですから。

本作とはマジのガチで無関係で恐縮ですが、Sound Horizonの楽曲『人生は入れ子人形』をなんとなく思い出しました。コミカルな歌い方や曲調だけど歌詞は悲しいギャップが今週の本作と通ずるから。…なに共感期待値皆無な怪文書いてんだ自分。名曲ですダイマ

アオのハコ

最近泣いた『ガールズバンドクライ』の神回10話といい、こういう家族愛に満ち溢れた話は泣いちゃうお年頃です。いや前々から好きなんですけどねこういう人情話!まさに猪股大喜:オリジンでバドを始めたり幼少期らしいスランプに陥ったり興味深い導入ながらお母さんが素敵でした!

いやーもう素敵なお母さんじゃないですか。息子に共感して苦手克服に一緒に励んでくれるとか大事に想ってくれてるじゃないですか。そりゃあ誕生日には親孝行するくらい良い子に育つわけですよ。そして今回大会で応援しに来てくれてると今ここまで来れた実感がすごいわけで…!

もちろんこういう息子の為に自分の時間を使ってくれる素敵なお母さんはなかなかいないと分かっていますけど、素直に羨めちゃうんですよ。美談の二文字で片付けられないのは、お母さんにもまだ不器用さがある人間臭さが加味されているんじゃないかなと思います。

SAKAMOTO DAYS

変装解くの想定以上にはやない!?とはいえ今週の構成はスピーディーで良いですね。新キャラのちょっとした小手調べな短期デビュー戦。前シリーズは長編故に若干中弛みしていたので、これくらいの展開の早さが丁度良いです。坂本さんの今後のスタンスも気になる回でした。

変装が解いても躊躇なくトーレスさんのアゴ目掛けて膝蹴りしてくる南雲さんがプロフェッショナル!カッコイイ!あと南雲さんはORDERスーツ姿よりも今のラフな格好のほうがセクシーで好みですね。以前より自由になれた気がしました。南雲さんは今後週一でヘソチラしてほしい。

七夕くんはマンホールにコードを刺して演奏し、地下水路を経由して音波を対象のマンホールをぶつける遠隔攻撃?文章化すると複雑化しちゃいますね。音石明じゃないけど攻撃法がジョジョっぽい。コードを直接刺すと音が頭で反響は喰らいたくないヤツと確信余裕でした。

テレパシーで「止まれ!!」は猫だましみたいですが、一瞬対象の思考を書き換えると言われるとなんだかギアスみたいな絶対遵守能力っぽい。具体的に他にどんなふうに試せるか次第ですが、一回使うと寿命一年減る制約は案外マジで有り得そうで怖いんですがそれは…

ケーキぐちゃぐちゃになって泣いちゃう坂本さんかわいい…慰めたい…と視線を左へずらせばしれっとケーキ食ってる南雲さん草ァ!あなたぼくのときめきも食わないでもらいませんかね!少しばかりしんみりしてたのに笑っちゃったじゃないですか!でも南雲さんなら食いそうだわー。

坂本さんの今後について。海外逃亡&移住はどうだろう?と思いつき、今も持て余しているルーちゃんトコのマフィアにお世話になってもらうのはどうでしょうか。ORDERも海外に飛び込んできたらそのときはそのときで…せめて今は坂本さんたちの行動縛りがネックですからねー。

夜桜さんちの大作戦

ラブリーゴーストライターめいた予言は面白いけど「双子が夜桜を終わらせる」って解釈は無理矢理じゃね…??と引っかかったら太陽くんが否定してくれて良かったです。それはいいとして、これを失言と認める旦さんが案外良識な一面があってちょっと意外でしたよ!

願いのアストロ

クランさんが無機物にもモシャスできるのと、オカマが最終手段として拳銃を使ったのはオッとなったんですが、それ以外はあんまり…。透明人間にあっさりコネクターを取り上げられたのは捻りがなさすぎて失笑しました。今後ずっと敵のコネクター奪えばいいんじゃないですかね。

ウィッチウォッチ

モイちゃんが生徒会に入らないのは残念な本音が最初あったんですが、ずっと所属でみんなのやる気を鼓舞する鬼軍曹はちょっと空気が重苦しそうですからね。鬼軍曹っていうかママみたいなポジションなんですけど、モイちゃんはニコちゃんだけママになるべきでしょうし。

ジキルくんは生徒会加入兼常識ポジに収まっていながらも、ヤク使用疑惑で一番コイツが粛清されるべきでは…というネタが嫌でも想像できてしまいますね!出オチみたいな導入でそこからどう話を展開していくのか想像できないので、あとは篠原先生にお任せします。

ナイフなめなーめさんに悲しい背景が描かれたのは感慨深かったです。ナイフなめてる変人は余裕で自業自得やんけ!といいつつも、自分を生徒会へ拾ってくれた会長には恩があり、ナイフなめなーめも許可してくれたのでしょう。…あのそれ、十傑誕生の為の数合わせでは!?

さいくるびより

未だにキャラに愛着が持てていないのにサプライズ歓迎会とか興味ねーよとしか言いようがないですが、それを次回へ引き伸ばしするのもすごいです。日常漫画のまちがった構成を敢えてやってみるストロングスタイルはある意味貴重なへっぽこ実験として興味深くなってきました。

超巡!超条先輩

なに?『龍が如く』愛好家のカマトロPらしく、元893のヒュージさんはライバルポジ…??なんだと?どういうことだ?由基さんのライバル権を返せ!いやどちかというと相BOうるせえ!!今思えば先輩も桐生ちゃんもコロコロホビーを嗜んでいるのでパロネタの温めよろしくぅ!

うーんでもライバル構図はとてもじゃないが先輩と由基さんではやれないですねくやしい!あの激重キモ要素さえなければマトモな由基さんがこんな危なっかしいことやるのは解釈違いなわけですよ!なおこれをナルサス扱いはクッソツボでした。ぼくの解釈は逆だったかもしれねェ…

腐的事情。由基さんよりヒュージさんとのCPが人気を取りやすいのでしょうか。オラオラ系が受けになるギャップ萌えは理解できますから。由基さんは公式が本家と言わんばかりにCPのドラマが作られているので二次創作はしづらいかも…それでも是非やってくださいませ神絵師様!!

ヒュージさんの現役893時代は今回伏せたあたり、いずれやるだろう長編過去編に備える気満々でしょうね。『極主夫道』の龍さんよろしく、とてもベーゴマやってる兄ちゃんには見えないくらい本格893なんでしょうか。超能力持ちの先輩と互角って、重機を持ち上げられるのかな?

ポンちゃんの超巡メモリーは…旅の思い出がこれしかねぇ!いやあるダルルォ!?御存知記憶に新しい由基さんとのてぇてぇ共闘が!!ぼくは今でもあのときの令和の余熱が残留しているんですよ!!…と思ったけどポンちゃんはあの場にいなかったから記憶にないハズです。チッ…

ポンちゃんが先輩の美点サルベージに折れて「相棒が匙投げたらおしまいだよ…?」あっ今美点生まれましたよ!いちおうポンちゃんを最後の砦として信頼しているような言い回しですよこれ!先輩が情けなくなった故の産物ですけど!つーかまだ連載4ヶ月だし美点誕生はこれからよ!

逃げ上手の若君

時行くんが発情していると確かに敗北する姿が想像できないですね…!これで重傷負って表情が歪んだら別の話ですけど、今週ラストの非敗北宣言は直接勝利ではなく間接的に倒す何らかの術になるのでしょうか。まあよくてドローが無難かつ良い落としどころですかね。

カグラバチ

刳雲完全破壊と同時に淵天奪還は思ったよりもあっさりかな…が正直な本音です。というのは当初の「どうやってこれ奪還するんだよ!?」な詰み具合が気に入ったので、無難に回収した感じ。とはいえ逆張り展開より王道展開のほうが読後感良いです。最後の構図かっこよかったです。

キルアオ

『巨蟲列島』難民救済だ!乙姫さんが虫タイプ苦手なのは無難ながらもチビ姫ちゃんと対照的になっていいですね。幻獣組なのに等身大の中学生らしい弱点で親近感が増しました。今回ガチでギャースカ悲鳴をあげたのかわいかったです。とはいえガチでかわいそうなのでやめてさしあげろ。

アンデッドアンラック

今のシリーズがハマれないのは楓さん自身にあまり興味が持てないのと、この人の歌声が実際どうなのか分からないからなのかな…耳の遠いじいさんたちのために意図的にボエーな声を出していたとフォローされてもなんか腑に落ちないといいますか。

極東ネクロマンス

翠ちゃんの死霊のみなさんが仲良しなセックスピストルズみたいでかわいい!ニギヤカで見ていて楽しい!やけに気さくなシシもですが、こういうところで素直にお気に入れる(もっと見てみたくなる)のは良いです。が…うぐぐドベ2…しゃーない分かってます!分かってますって!

無理矢理くさい難を挙げるとあんまり死霊っぽくない、どちらかというと「スタンドじゃね?」と言われても仕方ない(怖くない)デザインなのが気になるところです。デザイン自体は良くて、今回の野良死霊もここでやられるのは勿体ないくらいかっこいいんですけどねー。

ラスボス枠の龍さんが動き出した件は編集部から肩を叩かれたっぽいんですが、流石にはえーよなあ…。先週今週のようなまったり日常兼修業回は面白いというより雰囲気や空気感が好みだなって感想(褒めてます)だし、アンケが取り辛いのは悔しいけど認めざるを得ない…!

Dear Anemone

打ち切りだから仕方ないのですがRTAみたいな最終回で勢いがすごくて変に面白かったです。でもロベリアさんとの最終決戦は強引にねじ込んでませんかね!?なんかよく分からないうちにあっさり倒されちゃったよ!まあこれは単行本加筆でなんとか補完できる範囲だと思います。

ものすごい急ぎ足かつ力技で完結させちゃったけど、個人的には好きな最終回です。せめて有終の美を飾ろうと画で魅せてくれたし、埜色くんは安定の面白さだし、勢い自体も最初たまげたけど不思議と面白いと感じられました。良い意味でジェットコースターみたいな読書体験です。

おわりました。松井琳先生連載お疲れ様でした。埜色くんにフォーカスが当たってからの後半から面白くなった漫画でした。埜色くんは本当に面白くて見飽き足らない素敵キャラ。その反面主要二人が正直失敗キャラなのは否めなかった…実に勿体ない漫画だと思うんですよ。

得意不得意がハッキリ鮮明に見られて興味深い漫画でした。画力はすごいけど面白いのはコメディ面という水と油のような関係です。ただやりたいことは画を通して伝わってきたし、失敗を恐れず最後までブレずにやる姿勢は好感が持てました。松井琳先生の次回作に期待します!

鬼十郎と姫の龍探し

ATSUX先生ってどこかで聞いたことあるなとググったら2年前本誌に『モスキート飛行部隊』を掲載された方でした。あれはすごく面白かった…!本作も面白かったです!なんといいますか、まだ連載未経験なのに「プロの短編作家」として期待値がデカい作家なんですよ。

起承転結が見事な短編読切でした。まず姫様がかわいい。そして「龍ゲッツするぞ!」というパワースタイルな導入が良い。短編なのでサクサク進むし、15ページとは思えない冒険でたしかなまんぞくでした。そしてオチが素敵!城を出た喪失は龍の牙で埋め尽くすハピエン素敵!

時代劇が舞台なのに「いくら15ページマンガといっても」というメタ発言は手癖でブチ込んだようで洒落てて好きですが、個人的に気に入ったのは姫様をおんぶする際の特に意味のないケツアップですね。いやらしくないけど、ケツの重量感が伝わってくるフェティズムが良い。


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