頑張りたい気持ち

年長さんになった息子がつぶやく
「明日ドキドキするなぁ」

〈なんで？〉
と尋ねると、どうやら年長さんと年少さんのペア活動が始まり、年長になった息子は明日、年少さんと手を繋いで礼拝堂へ連れて行くというお役目があるようだ。今日はそのペア活動の初日で、幼稚園内を案内する探検ツアーなるものがあったようだけど、息子は先生と手を繋ぎ、先生がペアの子と手を繋いだよう。

私が〈できなかったらまた先生が手伝ってくれるんじゃないの？〉と言うと、首を横に振る。
もしかして、、、
〈がんばりたいの？〉と聞くと、うなずく息子。
〈そっか！年長さんはお兄ちゃんやもんなぁ。じゃあがんばり！〉

息子の中に『がんばりたい』という気持ちが芽生えていることに驚きとうれしさがこみあげた。さらに、「年中さんのときはスイッチ入ってなかった」とか言う。〈そうなん？年長さんになって、スイッチ入ったん？〉と聞くとうん、と頷く。『ほんまかいな？』って感じだけど、そんなことばの表現するのも成長だなぁと思った。気持ちの上ではそんなふうに思ってるんだなぁとわかって応援してやりたいな、と思った。他の子にしたらなんてことないようなことも、プレッシャーに感じているんだろうね。ちょっとずつチャレンジしていけますように。がんばれ〜。