親に猛反対されても中国人彼氏と同棲した話1

こんにちは。
こういうのは初めてで、どう書き始めたらいいかわからないし、きっと文章もめちゃくちゃになると思うけど、そこは素人なのでご了承ください。
とりあえず私の彼の自己紹介から書きます。
私は当時高校2年生、彼は大学3年生だった。と思う。

出会ったのは、私が高校2年生の時の冬休み前のこと。
出会ったというのは少し語弊があるかな、
初めて顔を合わせた日が、その日だった。

彼と私は、以前からSNSで繋がってて、
住んでいる県は違うけど、お互い関東だった。
なんで知り合っていたかと言うと、私の中学時代の友人が彼とゲーム友達だったから。
その友人と私は仲良くしていたし、SNS上でもよく話していたから、彼と繋がることになった。

そんなわけで(どんなわけで?)、3人で話すことがたまにあったんだけど、
まだこの時はお互いの事を1ミリも意識してなかった。

ある日、彼が友人に会いに来るという事で、私にも声がかかった。
3人でご飯食べに行こうという話で、
私は知らない男性と会うのに抵抗がある方だけど、友人も一緒だったから何も考えず行きたいと返事をした。
ちなみに、この時既に私は、彼が中国人であることを知っていた。友人から聞いていたから。
ただ、電話などはした事がなくチャットのみのやり取りだったため、どれほどの日本語力なのかは全く知らなかった。
後で詳しく書くけど、私はこの時中国人にいいイメージがなかった為、ちゃんとコミュニケーションとれるのかな、大丈夫かこの人…と思っていた。

集合したのは、私が学校が終わるのが遅くなったことで18:30頃だったと思う。確か。
待ち合わせ場所の駅に着くと、彼と友人はもう着いてた。
遅れてごめんね〜とか はじめまして〜とかそんな感じだったと思う。
私は初対面の人とか、友達の友達とかには距離を置いちゃうタイプだったんだけど、彼は違った。
よっ!みたいな軽いノリで「えっ、チャラ」とは思ったけど、でもこっちの方が気楽だなと思った。
第一印象は、「この人の事、恋愛対象にはみないだろうな」と思った。
というより、1番驚いたのは 彼が日本語をとても流暢に話していたことだった。
日本人と言われても疑わないくらい、いやむしろ見た目と話し方だけではきっと中国人とわかる人の方が少ないと思ったくらい日本語が上手だった。

ここで突然だけど、私の生まれ育った環境を聞いて欲しい。なぜ中国人にいいイメージがないかということについて。
私の家は母子家庭5人兄弟、末っ子。
1番上の兄とはひとまわり離れていて、私にとってはほぼ父のような存在だった。
とても仲良しで、よく一緒にゲームやアニメを観ていた。
そんな兄は、中国や韓国がとても嫌いだった。
ネット知識でそこら辺の国の悪口ばかり言っていて、私もそれを聞いて育ったため、私も段々とご近所の国をダメな国だと思い込んでいた。政治に疎く、興味もなかったし、外国が既に怖いので嫌いになるのは早かった。
KーPOPは嫌いだったし、韓国アイドルを素直に可愛いと言えなかったし、学校にいる中国人が嫌いだった。
もちろん母も、兄の考えに賛同していた。
他を見ると良い家族なのだが、偏見持ちな所はダメな家族だった。
(もちろん今は私は偏見はないし、韓国アイドルは細くて可愛い。脚交換してほしい。けどKーPOPは普通に趣味じゃない。)

あとちなみに私は幼少期から恋愛漫画に没頭していたため、
頭が完全に恋愛脳だった。
全くモテないし恋愛経験も乏しいけど、妄想だけはするませた女で、
小さい頃から中学生に上がれば両想いになる事は当たり前で、高校生は彼氏が出来るのが普通だと思っていた。結婚も25までに当たり前に出来るものだと勘違いしていた。
男の人を見るとまず恋愛対象に入るかどうかを考えてしまう女だった。
こんな家庭環境の上にこんな恋愛脳の結果、第一印象がアレ。
我ながらヤバい。

そんなこんなで、3人の待ち合わせと自己紹介が済み、いざ食事に行こうと歩き出した。

つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?