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読書を開拓する方法


国語の授業が好きだった。教科書に載っている文章は全部読んでいた。

教科書には、作者のプロフィールも書かれている。その人の他の著作があれば、それも読むようにしていた。学校の図書館なり、自分で買うなりした。

今思えばこのクセは、本を読むようになったきっかけだと思う。

関連書籍を読むと、作者の違う一面が見えてくる。教科書に掲載されてるのは小説だけど、本でエッセイを読んでみるとか。


何か本を読みたいなと思ったら、ぜひ昔読んだ物語、誰もが読んだことのあるお話を思い出してほしいです。そして作者の別作品を味わってみる。この探し方、とてもおすすめです。


教科書に載る文章って、世の中にあるたくさんの文章の中から選りすぐられたもの。日本人の誰もが触れるものだ。

豊かな文章を生み出した作家さんたちの作品。いろいろ読んでみないともったいない!!


こうやって好きになった作家さんは、俵万智さん、佐藤雅彦さん、星野道夫さん。近代だと夏目漱石や梶井基次郎、太宰治など。百人一首や源氏物語などの古典に興味を持ったのも、教科書からだ。

作者の作品を網羅していくことで、読書の領域が広がる。作者の違う一面も知れる。より作品の理解が深まると思う。

教科書はわたしを読書好きにさせてくれた。作品の味わい方も教えてくれた。


光村図書新潮文庫のサイトで、教科書の過去掲載作品も探せるようになっています。

次読む本に迷ってる方、ぜひ昔を思い出して、作品を探してみてください。

作者の新たな一面や、読書が広がっていく楽しさを感じられると思います。ぜひお試しあれ!


かけだしの編集者です。勉強のための本代などに使わせていただきます!