見出し画像

25歳箱入り娘が思うこと


今年の目標のひとつに、転職がある。そして転職にあたって、県外に出ることを考えている。

転職では、文章を書くこと・本を世に出すことに携わる仕事を目指している。出版に関わる仕事は、今住んでいる福岡ではあまりない。なので県外を視野に入れている。面接もいくつか進み始めているが、やはり関東勤めとなる可能性が高い。

転職がうまくいけば、実家暮らしをしている自分は一人暮らしとなる。大学時代も一人暮らしはしていたが、親の援助もある中で生活していた。本当の意味での自活は初めてとなるだろう。

一人暮らしを視野に入れてるので、お金や生活をたまにイメージする。現状とは大きく環境も変わる。そんな中で、今より大変だと感じることも増えるだろう。

そんなことを考えていると、25歳になっても実家で守られていることを実感する。守られている、というのはとてもありがたいことだ。しかし客観的に自分を見つめると、わたしめっちゃ箱入りじゃん、とも思うのだ。

二十歳の成人式で、祖父が「箱入り娘」という日本酒をくれた。その時は学生で一人暮らし中だったが、まさに今の状況を予言するかのような銘柄だ。大切に思ってもらっていることにはとても感謝だ。だけどそろそろ、自分で歩んでいく道を選ばなければ。

正直箱入りのままでいるのは、楽だ。家事をする時間は少ないし、仕事とプライベートの時間もたっぷり取れる。

でもその甘えゆえに、自分の目標を達成できないのは悔しい。

なので今は、がむしゃらに目の前の転職活動に取り組んでいる。

箱入りのままでも生活はできるし、むしろゆとりはあるのだろう。ただ箱を出た世界は、もっと理想の自分に近づけると信じている。

実家という箱から出れるよう、25歳、猛烈に準備中!


かけだしの編集者です。勉強のための本代などに使わせていただきます!