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レポ#41『#マリンでカメラナイト』が最高なイベントだった

2月18日(土)に福岡県にある「マリンワールド海の中道」で開催された『#マリンでカメラナイト』。夜の水族館イベントに目がない私は、昨年チケットが販売になった日にすぐ購入して遠征を決めた。こちらが素晴らしく楽しいイベントだったのでまとめます。

17:30 開館

関東から参加した私はこの日11:30頃にマリンワールド海の中道に着いて、たっぷり楽しんでから17時に通常営業が終了。一度水族館を出て、入口でイベントの開始を待つ。事前予約制のチケットをスマホで見せていざ入館!

入口で案内をいただき、ワクワクも最高潮。
開始時間になったら館内は自由行動。まずはラッコのリロくんの元へ。
コーンを持ってカメラ目線。
5分もしないうちに眠ってしまいました。涙がポロリ。
鳥インフルエンザ対策で室内にいるペンギンたち。壁に向かっておやすみ中。

定員が決まっているイベントなので、休日昼間より空いている館内を参加者がカメラ片手に撮りたいものを目指して散っていくのが良かった。


17:45 銀鏡つかさ氏 撮影のコツのおはなし

開館して15分後に、外洋大水槽の前で、『日本の美しい水族館』の著者である水族館写真家の銀鏡つかささんのお話がありました。この時間は撮影禁止だったので、私が撮った写真とともに聞いたお話を少しだけ。

撮影のコツの一つに「垂直」があるそう。この外洋大水槽はスロープがあって、どの高さからも垂直に撮れるから撮影しやすいとのこと。
被写体選びのコツは、できるだけ手前(アクリル近く)にいる子。チンアナゴが作例でした。
この水槽は照明を落としてよりきれいに撮れるポイント。
そして照明を落として一番影響があったのでは?と思うのがタチウオ。昼間は後ろのウミガメ水槽が明るくてどうしても光の反射が入ってしまうのですが、すごく撮りやすかった。
生きものの被写体としてはシロワニもおすすめされていた。3匹をおさめられた瞬間。

お話を聞いた後は撮影欲が爆上がりしました。聞いたコツを全て試してみたくなる。私はコツである「垂直を意識するためにモニターを使って全体を客観視しながら撮る」というのを聞いて、さっそく実践していました。なかなか難しいけれど今までに撮れなかった1枚を撮れるようになりたいな。


18:30 ソニーストアカメラ体験会

今回のイベントの中の、さらに申し込みが必要な『単焦点レンズでキレイにサカナを撮ろう!」というソニーストア福岡天神さん主催のイベント。ソニーのカメラを使っていて、単焦点レンズを使ったことのない私にとって参加しない理由がない。

18:30に受付をして「何か使いたいレンズはありますか?」と聞かれるも全然知識のない私は「明るいレンズを使ってみたいです」と答え、お借りしたのがこちら。
借りたレンズを相棒に、ソニーの方と参加者さんと決められたコースを回りました。分単位の盛り沢山スケジュール。
まずは「奄美のサンゴ礁」鮮やかな魚がたくさんいるので撮りがいがある。「カメラの設定はAF-Cがおすすめです」と言われるも恥ずかしながら「?」な私。スタッフさんに聞いて設定すると・・・
ピントがあって魚の動きに合わせてピントが動く・・・!
レンズと設定でこんなにも変わるものなのかと興奮が止まらない。
「次のゾーンに進みまーす」とスタッフさんの声がかかるまで夢中で魚たちと向き合いました。
お次はクラゲゾーン。カミクラゲは一本一本まできれい。
ドフラインクラゲも雰囲気よく撮れる。
ミズクラゲを撮って思う「これはレンズ沼に引きずり込まれる」
切り取る角度によって姿が全然違うユウレイクラゲ。
お次はスナメリ。
口を開けてアピールしてくれた。
一番よく撮れた写真。これはシャッターチャンスを逃さなくて良かった!
頭の模様的に「アリス」ちゃんかな?夜も元気いっぱいな様子でした。
深海コーナーは通るだけ。生き物よりも標本を見てしまうこちらのコーナー。
外洋大水槽に戻ってきました。こちらは10分と長めの時間設定。
途中でレンズ交換もできるということで、違うレンズに変えてもらいました。
シロワニ。自分のレンズより立体感がくっきり撮れた気がする。
少し引いて撮る。カメラを構える皆さんも絵になりますね。
全体を縦構図で。
こちらエレベーターの中から撮った1枚。水槽を覗けるなんて知らなかった。
入口の九州の近海。ちょうど波が起こるところが撮れた。

19:30からのイルカショーも迫っているということで早めに解散。
いつもと違うレンズで回る水族館が楽しすぎて、1時間が一瞬に感じた。スタッフさんにも気軽に質問できて、設定を相談できるのもすごく良かった。終わった後に、はじめに使ったレンズの値段を恐る恐る調べると20万・・・。気軽に手を出せる値段じゃないけどこれは気になっちゃうよ。すごく良い企画だなと思いました。


19:30 夜のイルカショー

最後のプログラム、カメラナイト特別Ver.のイルカショーを見にショープールへ向かいました。

スタンバイ中のユキ。
外はもう真っ暗で、プールの後ろには福岡の街の灯りが見える。
活躍するイルカの自己紹介。

今回の特別Ver、何が特別なのかというと、前半はスタッフさんが”ここ辺りでこの技をします”というのを技の前に教えてくださる「練習時間」があること。広いプールでどこからイルカが飛び出すかわからないのがショーの撮影難易度が高い要因の一つだと思うが、それを教えてくださるなんて・・・。

スピンジャンプ。技の名前を教えてくださるのもありがたかった。
これは”サマーソルト”だったかな?
水しぶきもきれい。
5頭そろってジャンプ。
ユキちゃんのスピンジャンプ!
ユキちゃんの迫力はやっぱり感動もの。
最後のご挨拶。
ペロッと舌が出てるのがキュート。


まとめ

20時に終了の2時間30分のイベントでしたが、体感時間は30分ぐらいだった。楽しい時間はあっという間ということを実感する充実し具合。本当はTwitterで繋がっている方にご挨拶したり、つかささんにサインもらったりしたかったのだけれど、私のスケジュール管理の甘さでできなかったこともあるので、次回は絶対叶えたい。
スタッフさんが黒い幕を持っていて「照明が少しでも気になれば声をかけてくださいね」とスタンバイしてくれており、参加者を絶対に楽しませるぞというホスピタリティも素晴らしかった。そんなおもてなしを受けながらお客さんが各々カメラと生き物たちを向き合っている、あちらこちらからシャッター音が響く空間も良かった。
すごく楽しい思い出になったので、また開催していただけたら嬉しいな。

興奮冷めやらぬまま撮った夜のマリンワールド。

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