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のとじま水族館から避難しているペンギンたちに会う旅

能登半島地震で被災したのとじま水族館。復旧も進められているが、設備や環境の影響で、全国の水族館や動物園に避難している生き物たちがいる。

私が好きなペンギンたちの引っ越し先はというと、
マゼランペンギンは、いしかわ動物園・すみだ水族館・うみがたり
フンボルトペンギンは、富山市ファミリーパークへ。

すみだとうみがたりは、バックヤードで暮らしているみたいなのですが(私調べ)、いしかわ動物園とファミリーパークは展示場に出ているらしい。そうなったら会いに行くしかないでしょう。というわけで6月末に行ってきました。ちなみに2ヶ所とも初訪問です。

いしかわ動物園

航空会社のセールがあったので、行きは羽田から小松空港へ飛行機で。今回はタクシーで向かいたかったこともあり、家族を誘いました。

ネットでよく見ていた、青と黄色が印象的な看板。
エントランスまでの道のりにペンギンがいました。黒い線が2本あってマゼランペンギンをモチーフにしているのがわかります。
ペンギンの住み家はこちら。生き物の看板も青と黄色のデザインで統一されている。
亜成鳥!たしかこの子は「キズナ」昨年12月にのとじま水族館に訪問した時にはまだ生まれていなかった子。
私が一番会いたかったのは当時亜成鳥だった「キボウ」10月生まれで、12月に会ったときはまだ名無しでした。
こちらがのとじま水族館で会ったときの「キボウ」ほんのちょこっとだけ綿羽が残っているつやつやの時期でした。
ん?別の亜成鳥を発見。この子かな・・・?
左の紫の印が見えて確信!この子が「キボウ」です。会いたかったよ。
目がくりっとしてて、とても美ペンギンに育ったね。
大きなあくび。
キボウは、ご飯タイムのときちょっと離れたところから飼育員さんにアピール。
年下のキズナは、飼育員さんの股の下から出てきて猛アピール。
大人がくわえている魚だって狙います。個性が光っていますね。
水中をすいすい進むキボウ。
ぶくぶく。
大人たちものんびり過ごしていて良い環境でした。
元気な姿に感無量でした。またのとじま水族館で会おうね!
ペンギン以外の生き物も少し。のんびりくつろぐレッサーパンダ。
ライオンもスヤスヤ。
トキの飼育場は大きくて立派でした。顔の赤が少し黄色っぽいこの子はたぶん幼鳥。
ホース置き場のセンスが素敵。
ユキヒョウのヒメル。昨年3月生まれ。
「郷土の水辺」という屋内水生生物の施設。
水族館・・・?というぐらい水槽が充実していました。
いしかわ動物園内の売店ではのとじま水族館のグッズも売っていました。せっかくなので箸置きを購入。右のペンギンシルエットの箸は、金沢のひがし茶屋街で買いました。


富山市ファミリーパーク

次の日は、富山駅まで新幹線で移動してファミリーパークへ。1日雨予報だったのですが、到着したときだけ雨が止んだ。

雨の動物園、まずお客さんは誰も見当たらない…。
入ってすぐにペンギン飼育場がありました!のとじま水族館から避難のお知らせ。
富山市ファミリーパークに行きたいと強く思ったのは、のとじまから移動したペアが雛を産んだから。それだけ安心して暮らせているって証拠だと感じます。
今シーズンは4羽の雛が生まれたそうで、この子が一番最後に生まれた子かな?
ファミリーパークの生き物たちは、個体の誕生日が掲示されてることが多かったです。
おそらく全羽分掲示されているのですが、右半分の黄色く縁取りされているのがのとじま水族館から来ている子。半分以上では!?
ぺちゃんこ寝。
「寄りかかられちゃってるんですが」と助けを求めているような顔。
今シーズン生まれた子、もう泳いでる!
子どもが枕にされています。
ぴとっと仲良し。
巣穴の前で子が寝てしまって困る両親。
みんな元気に育ちますように!
キリンにご飯をあげられるイベントに参加。雨の影響もあり、空いていたので大人でも遠慮なくいけました。
ライチョウ。まん丸でかわいい。
お土産です。ペンギン柄のコーヒー。雷鳥サブレは売上の一部がライチョウ基金に寄付されるそう。えびせんべいは4枚入りで全部柄が違う力の入れ具合。家に持って帰るまでにバリバリに割れました。


まとめ

避難した先でも変わらず生活を続けるペンギンたちの生命力の強さを感じ、環境に馴染むように整えていらっしゃる飼育員さんへの尊敬の念を抱きました。
そして、この記事を書いている矢先、のとじま水族館再開のお知らせが入りました。

いしかわ動物園のペンギンは全羽、富山市ファミリーパークは一部のペンギンがもうのとじま水族館に帰っていったそう。絶妙なタイミングで会いに行けてラッキーでした。
何より、のとじま水族館の再開はとても嬉しい。また旅の予定を立てなくては。

⇩ファミリーパークから戻るペンギンたちの記事。
「赤ちゃん2羽と、のとじま水族館で昨年生まれ、羽が生え換わり中の1羽、常に一緒にいる仲良しの1羽の計4羽はしばらく残る。」
仲良しの子も一緒に残してくれる優しさよ。

☟昨年12月に訪問した時の記事。読んでいただけると喜びます。


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