見出し画像

レポ#46 須磨海浜水族園

5月31日、地元の方々に愛されていた水族園が一つ幕を閉じた。もう二度と見られなくなってしまう前に行きたいと思い、須磨海浜水族園・愛称スマスイを中心に旅行の予定を立てました。

基本情報
場所:兵庫県 神戸市
入館料:700円(大人、閉館前価格)
飼育点数:約600種13000点(水族館ぴあ2015)

スマスイは、2015年の夏に一度訪問したことがあった。夏休みの真っ盛り、すごいお客さんの数で、少し足早に館内を見て回った記憶がある。

写真もあまり残っていなかったけれど、ラッコの明日花とラッキーの写真があった。


チケット・パンフレット

チケットはこちら☟

閉館前の特別パス。1000円で何回でも入れるお得な設定。

パンフレットはこちら☟

よくある三つ折りタイプ。
開くと館内図。もともとは「ラッコ館」など外に建物がいくつかある構造でしたが、徐々に解体が進み、最後に残された本館のみの営業でした。


水族園まで

前日に姫路にいたため、姫路駅から西明石駅まで新幹線に乗り、そこから東海道本線で行きました。

最寄り駅である須磨海浜公園駅には、スマスイのキャラクターがずらり。
駅からまっすぐな道を歩いて5分程。本館以外の場所でリニューアルを控えた工事が見えてきました。
工事の壁を見て切なくなる。
三角屋根がシンボルの本館。平日の開館前なのにすでにお客さんが並んでいた。
入館すると、記念撮影をしてくれて、こんなカードをプレゼントいただく。


本館1階

本館は3階建てなので、フロアごとに写真をまとめます。

入ってすぐは、どーんと「波の大水槽」一番大きな水槽です。
シロワニの迫力。
注意書き、カニが悪い顔してるように見えてしまう。
この水槽はどの時間帯もたくさんのお客さんがいました。この日は曇りでしたが、晴れたら光が入ってもっときれいなんだろうなぁ。
左に通路があり、順路通りに進んでいきます。
奥に見えてきたのは・・・
サンゴの水槽。カラフルな魚がたくさん。
イカナゴ。兵庫県の名物なんですね。帰りに「くぎ煮」を買って帰りましたが大変美味でした。
アマモ水槽。とっても明るい。
アマモの中の小さな冒険者。
ベラの仲間が集まった水槽。
クギベラ。模様に惹かれた。
ニシキキュウセン。こちらも模様が面白い。
イワシが詰まった水槽を発見。
すごいスピードで泳ぐイワシを目で追うのは大変です。
ウツボパラダイス。
獲物を待つ岩。
毒をもつ魚が集まる水槽。
光の加減でかっこいい感じに撮れました。
ぎょろっと目が合う。
岩でひとやすみ。
タマカイ。見えづらいけど、下にホンソメワケベラも一緒。
2階に向けて徐々に上がっていく通路。
ギンユゴイだ!水面が見える水槽が好きです。
イエローヘッドジョーフィッシュ。巣穴を守ってる。
バックヤードを覗ける窓もありました。
ステンドグラス。ここを曲がると2階の展示が始まります。


本館2階

2階は淡水コーナーとクラゲコーナーでした。

まずは。淡水の生きものが住む水槽が並ぶ。
ヤリタナゴかな?ヒレがきれい。
保全の取り組みコーナー。
ギラギラのアロアナ。
ロングノーズガー。かつて住んでいた世界最高齢の「ガーじい」が有名でしたね。
こちら前回訪問したときも写真を撮っていた生きもの。
ヘラチョウザメ。ヘラチョウザメが見られる水族館は貴重みたい。
粉雪のようなものがエサで、口を開けて取り込んでます。
すごい迫力でずっと見ていられました。
後ろから見ると、エラが丸見え。
奥はクラゲコーナー。
須磨ではいろんな種類のクラゲが見られるらしい。
ミズクラゲ。
6つ葉の子発見!
アカクラゲ。幻想的ですね。
サカサクラゲがアクリル面に並んでた。
宇宙を感じる配色。
2階には、ミュージアムショップ「コーラル」オンラインショップでもお世話になりました。


本館3階

最後は3階。好きな生きものが住んでいたので、写真を撮った枚数は一番多かった。

ラッコの展示がありました。エサやおもちゃ、年表なんかもあり見ごたえ抜群。
「水辺のふれあい遊園」半屋外です。
アザラシのワカメとメカブ、なんてかわいい名前なんだろう。
日差しが出てきたので、日除ネットを張ってもらっていました。
そして、ペンギン!
真ん中の玉ボケがスマブラの必殺技ボールみたい(伝われ)
朝の時間帯は、プール付近にいました。
水際でのんびり。
TT兄弟ならぬ、TTペンギン。
ぷかぷか気持ちよさそうでした。
中央には陸地の飼育場も。
時間になると、中央の飼育場に移動していました。
お腹のゴマ模様がチャームポイント。
Twitterでフォローしている方の推しだから唯一名前がわかった草うりちゃん。合ってるかな?
仲良く羽繕い。
ご飯タイムを待つ熱い眼差し。
静かにその時を待つ。
首が柔らかいねぇ。
柱の陰でちょっと休もう。
キリッとした顔。
と思ったら大あくび。
全羽、アイロンビーズかな?で識別はされているっぽいけど、名前の掲示はありませんでした。
語彙力を失うほど見事なたたずまい。
ご飯タイムが始まりました!体重計にも自分から乗っちゃいます。何羽かずつ、仕切られた場所に呼ばれての給餌だったので、一羽ずつがじっくり見られました。
3階の展示コーナーでは、スマスイの歴史やリニューアル後の展示。一番印象に残っているのがお客さんのメッセージ。愛され度合に目頭が熱くなりました。


うみがめのお店

「うみがめのお店」では、生きものパンを購入。

この日あったのは、ペンギン(チョコ)、カメ(メロンパン)、アザラシ(クリームチーズ)の3種類。11時に焼き上がりだったのですが、すごい人で購入まで30分ほど並びました。


スタンプラリー

館内を巡っているとスタンプ台があったので、せっかうくなので参加。

入り口近くのインフォメーションで300円で購入。
館内にある6ヶ所のスタンプを集めました。
生きもの写真もスタンプもとてもよいデザイン。思い出の品になりました。


グッズ

グッズは4点購入。(もっと買えばよかった・・・)

まずはアクリルスタンド。ガチャの種類は2種類あって、ラッコの明日花・ラッキーと、
それ以外の生き物たち。出たのは・・・
ラッキーと、イルカ・カメ・ペンギン。ペンギンが出たときは嬉しかった!
お次はクリアファイル。イラストのテイストが好み。
キーホルダーとピンバッジ。水族園のロゴと、シンボルの三角屋根はリニューアルされたら変わっちゃうから…。
そして、購入品ではないのですが、入口でノベルティグッズをいただいた。
私が訪問した日にいただいたのは、ボールペン。Twitterを見てると日によって変わったのかな?


まとめ

言わずもがな、とても素敵な水族園でした。閉館が決まると、閉館までに行かなきゃという人が多く(私も)ラッシュが始まるけれど、「本館だけになる前にもっと来ればよかった」というのが正直な思い。
2024年にリニューアルで新たな水族館ができる予定ではあるけれど、スマスイはもうなくなってしまった。小さい頃からスマスイと育った地元民の方々の思いを聞くと非常に悲しく残念ですが、須磨海浜水族園というたくさんの人に愛された水族園があったということはいつまでも忘れないでいたい。

こちらこそ長い間ありがとう、お疲れ様でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?