見出し画像

竹島水族館の貸切イベントに参加してきた

「水族館の貸切」なんて素敵な響きでしょう。11月初旬、竹島水族館の貸切イベントがありました。竹島水族館のクラウドファンディングで貸し切りの権利を得た主催者様が、水族館好きを集めて開いてくださったのでした。感謝しかありません。

真っ暗になってから訪問するワクワク感がたまりません。
入口で配られた注意書き。いろんな配慮が行き届いている!
かなざわ珈琲さんが書いたという館内図(たしか)正確すぎてすごい。

新館

リニューアルされた新館側から入ったので、まずは巨大深海水槽と初対面。
クジラの骨の装飾とタカアシガニが良い感じ。
水槽にはタカアシガニが14匹いて、この子が水槽内で一番大きい3Lサイズ。一番大きいのが4Lらしいのでまだでかいのがいるのか!?と深海の神秘さを知る。
魚たちも優雅に泳ぐ。
水槽の全体像はこんな形になっていて、奥に進むと下から覗けるエリアがある。
タカアシガニを下から見られる日が来るとは・・・!
ときどきフンも落ちているのが見られるらしい。
新館ができたのは10月12日。この深海水槽は10年越しの完成だったそうでスタッフさんの想いが詰まったリニューアルだと感じます。

今回の貸切イベント、なんとスタッフさんによるバックヤードが開催されました。当日知った私はテンションが上がりまくり。

時間別で4回も実施があったので余裕をもって申し込み可能。これはみんな申し込むよね!
大水槽を上から!なんて貴重。気になるのは左奥にあるライト。正体は・・・
なんと扇風機!

深海水槽を作るにあたってこだわったポイントとして、照明があるそうです。深海なので常に明るくはできないけど真っ暗だとお客さんに見てもらえない。そんな難しい状況の中で、「サーチライトのようにしたい」とのことで動く照明として編み出されたのが扇風機の首振り機能だったとは!そして風が水面に送れるので海水の温度を下げる役割もあるそう。これを思いつかれたスタッフさん方すごすぎる!

注意書きには入れないと書いてあったカピバラエリア。最初の間だけ少し見られて嬉しかった。
掲示のイラストがかわいかった。


旧館エリア

リニューアル前からある水槽たちもゆっくり見られました。
静かな館内を楽しめるのも貸し切りならでは。
深海のサメはかっこいい!(名前がわからない)
海からやってくる様子がわかる写真。
タイトルに「おいしい」って付くことある・・・?
深海生物などいろ~んな生き物を食べる方の詳細食レポが見られるのも竹島水族館名物。
出迎えてくれたカワウソ。
シャレの効いたタイトルの水槽には、2匹のカワウソが住んでいました。
この子が「あさり」かな?閉館後に人がいるのが珍しいのか、人間を見る姿をよく見せてくれました。
この子が「みかん」前に落ちているのはおもちゃの貝殻。
泳いだ後は、タオルを引っ張って寝支度をしていました。
三河の海の生きものが住む水槽。
魚名板に「美味」って書かれることある・・・?(2回目)
たぶんシロザメ。
「フツーな名前」と言われている笑
大きめな熱帯魚水槽。
上の部分に「空中遊泳水槽」水槽の外を泳いでるように見えて不思議。
印象に残った魚。なぜかというと・・・
いたずらが過ぎて一人で暮らしているそう。オニオコゼがいて、仲良くなれるか試し中だとか。
こちらも竹島では有名な水槽かな?アパートのように各部屋に名前が付いています。
アシカリさんがいました。
珍しいらしいショートテール・ナースシャークのこども。ザラザラ感がよくわかった。
ひときわ存在感を放つウツボ水槽。
9種類のウツボがいるのがすごすぎる。ウツボたちも自分が何ウツボなのかわからなくなるのでは?
タッチプールも充実、というか珍しいラインナップです。
戦闘態勢で待ってくれていたのでもちろん触らせていただきました。
小さな水槽が並んでいますが、これも全部深海生物。
ちっちゃなタカアシガニ。
タッチプールの大人はごつごつでしたが、シル〇ニアファミリーのような心地よさらしい。
キンシサンゴの仲間。深海にもサンゴがいる驚きと、これがサンゴ??という見た目の驚き。


グッズ

ありがたいことにイベント中も売店がオープンしていました。
クリアファイルを購入。最近いろんな水族館にグッズが拡大しているNAMIKOさんデザイン。
「メダカの産卵」外箱がリアルなメダカで、中身は飴。成長段階のイラスト4種というこだわりっぷり。グッズまでオリジナリティがあふれる竹島さすがです。


まとめ

リニューアルオープン後の水族館を、水族館好きだけで貸し切りの中で楽しめてとても贅沢な時間でした。そして、バックヤードツアーでスタッフさんから深海水槽のこだわりポイントについて直接お話を聞くことができ、リニューアルへの想いが知れてより楽しむことができました。
行きは大雨のため新幹線が遅れ、たどり着くかも心配でしたが、無事に楽しめて良かった。大変な中でも開催を決定してくれた関係者の皆さま、準備から当日まで参加者が楽しめるようさまざま工夫ををしてくださった主催者様に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!

イベント後はいつも心が満たされて帰路につきます。

いいなと思ったら応援しよう!