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いだてん愛は止まらない #いだてん

清さん早稲田ちゃうやろ

今回も始まりました、大河ドラマいだてん実況。今回の副題は「雨ニモ負ケズ」。

当時長距離走のメゾットなんて確立されておらず、マラソンの距離を走ることは全くもって未知の領域でした。そんでもって、選手は開会式で「生きて帰ってもらいたい!」と言われるほど。「生還を祈る!」的な感じです。ノリが、もう死地に臨む特攻隊みたいな感じです。もうね、涙ぐましい。

夏コミに初参加するって私が表明したときもそんな感じでした。「生きて帰れ……!」みたいなノリでした(w)

で、車夫のはずの清さんが「早せ田」のワッペンをつけて競技に参加してます。学生しか参加できないはずの競技なのに、小学校しか出てない人が出てどうすんねんwと思いつつ、彼、早々にダウンします。うん。うんw

というか、このマラソン大会、美濃部さん(若かりし志ん生さん)が実況しています。箱根駅伝かよって感じで出場選手とコースの紹介がされます。うん、色々おかしいよね、この大河(ほめてます)

金栗氏真面目!

世界記録とった金栗氏ですが、ちやほやされる一方現状分析も怠りませんでした。ノートによかったところと課題点を書きだす真面目ぶりです。好青年です。留年するような大学生に爪の垢飲ませたいですね(自爆)

一方夏目漱石オタクの美川君ですが、すっかり時の人になってしまった金栗氏を遠巻きに見つめます。しかも漱石ばっかり読んでたら胃が弱くなったらしいです(本当かな)。影うす~くなった美川君、なんか様になっててちょっとおかしい。

あと猫かわいい。

とうとう弟子入り!

一方美濃部さんは、ちょうどそのオリンピック予選が開かれているときに予選に出場(?)する清さんの代わりに車夫に収まっておりました。

円喬という落語家にハマり、彼の落語に足しげく通うようになっていた美濃部さん。その憧れの円喬さんが、よりにもよって自分の人力車に乗ってくれたのです。

途中、円喬さんが諳んじる落語に聴き入って人力車を止めてしまうなど、推しが目の前にいて挙動不審になるオタクそのものでは?(違うか)

そして目的地に着いたところ、唐突にも弟子入りを志願。そして受理されます。よかったね、みのちゃん。あと博打やめたって言ったそばから「円喬さんが本当に来てくれるか」で博打すんのやめろい。

主人公金栗四三と語り部志ん生の人生が所々でリンクするのがとてもいいです。過去にはニアミスもありましたし、なんか見てて楽しい。

とにかく見てくれ

今回も色々突っ込みどころがあっておもしろかったです。足袋屋さんが、金栗のマラソン世界記録に便乗して広告打ちながら、足袋が役に立たなかったと知るや態度豹変させて追い出すところとか、そんなことあるよね~と人間の機微をおもしろおかしく書いてます。

あと三島天狗(天狗倶楽部TNGのエース)は、短距離の数種目で優勝し新聞の一面を飾るも、そういうことを好まない実家では肩身が狭く……。

色々な人物が出ているのに、誰も無駄じゃないのはすごい!群像劇を書くときのお手本になりそう!(突然の創作脳)

ということで、これからも春瀬はいだてんを追いかけていきます!よろしくお願いします!!

春瀬由衣


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