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寧々役の依吹怜さんのこと

なんか、こういうことを書いていくのってすごい恥ずかしいのかもしれない。

監督した人って多くを語らずの方がかっこいいし
映像って「プロ」が難しすぎて、語るほどのものを持ち合わせるまでに時間がかかるというか、お前ごときが何言ってんねん的な。
実際思う人もいるかと思いますが、私は書く、なんならガンガン書く。

監督に執着していないから。って開き直る。

プライドない。ってこともないけど、本気で監督やってる人よりはない。からそういう視点もたまにはいいでしょ、ということで書く。

主演・寧々役の

依吹さんは明るくて元気で、素敵なお姉さんで、
オーディションでセリフを読んでくれた時、
私が脚本を書きながら脳内で寧々が話すリズム、そのままを体現してくれていたので「わ、寧々がきた」と思って、オファーさせて頂きました。

オーディションでいっぱいの女優さん、モデルさんに会ったけど
そのリズム感は依吹さんだけだった。

ちょっと脱線すると、オーディションの読み合わせで涙を流した方もいてびっくりした。
脚本にはそんなト書きなかったので、女優魂に心揺れた。
(やっぱり女優は女優という生き物なんだ・・・!と思った)

「GOOD NIGHT」の中では"むぅ"という表情ばかりしている依吹さんですが
本当はめちゃめちゃ笑顔が似合う方なんです。
むしろ笑顔が最高なんです。
なんで寧々はずっとむくれているのか。

依吹さんはこれから、沢山の役に出会って
もっともっと素晴らしい作品にいっぱい出演されると思いますが
「関西弁のすごいツッコミが激しいギャル」とか「超バリキャリの頼れる姉さん」とかを演じてるところを観てみたい。

あと、踊って欲しいし、走って欲しい。
牧場とかで動物と戯れて欲しいし、海に飛び込んで欲しい。
特殊なスーツ着て変な怪物と戦って欲しいし
着物を着て誰かを叱ったり、ロリータ服でむくれていて欲しい。

いっぱい、観たい依吹さんの姿がある。

これからも、ずっと見たい。

ねぇだってこの動画とか観ました?
ムッチャムチャ可愛くないですか。

えっ、何このキラキラ、まぶしっ、イテッ、ねえなんで寧々はなんであんなにむくれてたの?(2回目)
こんなに笑顔が素敵なのに

ちょっといきなり話が変わります

ちょっといきなり話が変わりますが、「好き」の種類の「固定化」って私にとってすごく難しいんですが、普通ってみんなってどうなんだろう。

例えば服でいうと、青文字・赤文字系とか「清楚系」「ギャル系」「自然派」「ロリータ」「コンサバ」「モード」とかザックリ人間のファッションのジャンルがあったとして
それぞれ好きなものってあるけど、みんなって明確にどこかに属してるの?

難しくない?

それぞれのジャンルが被ってたり、グラデーションになる場所があるし
どのジャンルにも良さがあるから、私はいろんなものをまたいでいるイメージ。
側から見たら、○○系に属しているように見えるのかもしれないけど
自分としては何が好きか明確に言えない。すごく難しい。

みんないいから、いいものはなんでも着たい。

っていうバランス感覚が似ている気がした。

っていう話なんです。
何が言いたいかっていうと。

依吹さんはモデルさんなので、なんでももちろん似合うのですが
なんか、なんでも好きそう。
そしてなんでも嫌いそう。

確実に依吹さんは依吹さんの色があるけど、ちゃんといろんな余韻があって、余白があって
だから好きになってしまったのかなって思う。

だからこれからの色んな役が楽しみだなって思うんだと思う。

コロナが落ち着いたら、撮影の現場や舞台の公演がどうか再開しますように。

そしたらもっと見れる。
キラキラしながら走る、依吹さんの姿を。

本当のところ。

本当のところ、実はこのお話はロードムービーになるはずだった。
もしくは心のロードムービーになるよう作られていた。

寧々のセリフで溢れて、寧々のナレーションで溢れていた。

紆余曲折あって、今の形に落ち着いているんだけど
でも、それはちょっと悔しい。
依吹さんの声を封印しているから。

依吹さんの声を私は隠し持って、長い間じっとしていた。

だから、少しずつ、また作る予定です。

ちょっとでも作るつもりです。
宝物は独り占めしちゃいけないのだ。

いい写真。可愛いと可愛いのアタックで苦しい。

もっとお写真が見たい方はこちらでぜひ!

では、今日もおやすみなさい。

まだ観てない方はぜひ観てくださいね。

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