私のための本を紹介してもらうー非日常の経験から
皆さん、「ともしび選書」をご存知ですか…?
あかしゆかさんが行っている、簡単なアンケートに答えるだけで本をおすすめしていただくもの。
私が何故「ともしび選書」を?
本よりは映像が好きな私。
最近は本もよく読むようになっていましたが、好きなカテゴリーのビジネス系の本ばかり手に取っていました。
最近は他のジャンルも読んでみようと思い、まずは周りの人がSNSにあげてた本を片っ端から読んでいました。
その時に見つけたツイートがきっかけです。
フォーマットに並んだ質問はすごく単純だったので、あっという間にアンケートが終わりました。
どんな本を紹介していただけるのだろうか?
こういった経験は初めてだったので、単純にワクワクしました。
久しぶりに届いた「お手紙」で本を紹介いただく。
本を紹介いただく方法はお手紙かメール。
今の世の中でメール一択でないところもまた、なんだかいいなと。
私が選んだのはお手紙。
久しぶりにお手紙をいただいた気がします。
届いたお手紙の裏にはあかしさんからのメッセージが添えられていました。
紹介していただいた本は島田 潤一郎 さんの「古くてあたらしい仕事」。
初めて耳にした本でした。
届いた本を読んでみて。
なんだかスッと心が改まり、背中を後押ししてもらった感覚でした。
最初のアンケートの最後にあった300字のフリーコメント欄に書いたことは、悩みが絶えない私自身のこと。
それでも本を読み終えて、素直に「これでいいんだ」と思ったのです。
この本は島田さんのお仕事の話です。
全てが「はじめまして」なのに、島田さんのお話に吸い寄せられるように読み進める私がいたのです。
そして最終的には島田さんとは同じ道を歩むわけではないけれど、私は私の道を生きようと素直にそう思わせてくれました。
もちろんその陰には本当にたくさんの人に支えてもらっているので、その人たちへの感謝もしながら。
さいごに。
たった数問の質問と300字のフリーの記述欄。
それだけで私の心になんだかグサリとくる感じは、素直にすごいな……と思いつつ、お手紙に書かれていたあかしさんのメッセージが重なり、素敵な時間をいただいたので、お礼の意味も込めてこのnoteになりました。
今回紹介いただかなかったら手に取ることもなかったであろう本から、世の中には本当にたくさんの本があるなぁ…と、改めて感じています。
自分のなかで響く・響かないはあるけれど、その後また変わることもある。
それが本の面白さなのだとも思います。
「ともしび選書」をお願いする人の気持ちはさまざまだと思います。
私の場合は、最近の読書時間にスパイスを加えるような感覚でお願いしてみました。
想像以上にさまざまな感情をいただくことができた体験でした。
今後も予定はあるみたいなので、もし気になる方がいれば次回ぜひ。
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