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2024年はこれまでの反省を活かす一年に

2023年の最終日、駆け込むようにやった振り返り。

実は大切なことを書けておらず、若干の不燃焼さを抱いていた新年。さらに連日目にする信じられない光景の数々から、自分の存在意義を再考することに。そして今、改めて新年の抱負に近い言葉で表現してみようと、noteに向かうことにした。

2023年、頭では薄々理解していたけれど、やっと腹落ちしたことがある。それを通して、私にとって大切なことの見直をした一年だった

一人ひとりに備わる「強みと弱み」。

人間そんな完璧な人はいないが、私が素敵だなぁ…と憧れる方は、強みを最大限に活かしていることが多い。そして弱みも素直に、時にキュートに見せたり、強みに変えたりする、ある種のスキルもお持ちだ。

強みと弱みは表裏一体。いかにバランスを取るか?

常々そんな問いを抱いてきたが、自分ができているか?と尋ねられると、苦しくなってしまう。

個別化/最上志向/アレンジ/戦略性/学習欲

2022年6月実施

直近で行ったストレングスファインダーの結果だ。

私は一人ひとりとのコミュニケーションを好むことがあり、自らというよりも相手に耳を傾けることが多い。また相手の意向を汲み取りながら、その時に最適な言葉を返し、行動をする。また、常々その時のベストを目指したいし、それに向けた努力は惜しまない。「(簡単に)諦める」との言葉は苦手(というか嫌い)だ。

この性格は学生時代から色濃く、今でも変わらない。とはいえ、この強みが活かされすぎて、弱みとして捉えることができなくなっていたのだ。

そんな私も、これまで公私共々、たくさんのご縁とチャレンジの機会をいただいてきた。これまでの経験から、広報PR領域では大概のことが一定のレベルでできることも大きい。今でも幅広く仕事をさせてもらっており、自分のスキルや能力の幅は広がっている(これは強みだとも思っている)。

しかしそれらの多くは、「自分が心の底から『やりたい』」との気持ちだけでなく、周りを見回し確認をしたうえで「他に代わりの人がいないから『私がやろう』」との気持ちもあって判断したものだった。さらに天秤にかけた時に前者の気持ちが上回っていたとしても、つい抱え込みすぎて、いつしか後者の気持ちが上回るように。もっといい相手がいればよかったが、そう簡単には浮かばないことがほとんどだったこともあり、自分なりの最適解としていたのだとも思う。

みんな平等にある24時間、365日。どのように使うかは人それぞれだが、私は自分は後回しにして、誰かのために絶え間なく動き続けていた。

ちなみに私が「動き続ける」背景には、もう一つの弱みも影響する。

強みである「自らというよりも相手に耳を傾けることが多い」。しかし、この過程で相手と自分を天秤に乗せてしまい、相手の素晴らしい部分に対して「自分は…」と、自分の心に穴を開けるように卑下してしまう思考の癖がある。大小問わず、たくさんの穴が空き、総面積にするとかなりの大きさになるほどだった。

そんな大きな穴の対処は自分でも到底できるはずがなく。自分を求めてくださる方に応えることで埋めようとしてきたのである。

大学までは、○×で正解がわかる世界だったからこそ、周りの声に応えることも簡単だった。しかし正解のない社会の中では、正解は求めてくださる方の顔色が正解になっていった。

薄々「本当はいけない」と理解はしていたけれど、軌道修正の仕方が分からず、走り続けてきた32年間の人生。それでも昨年春頃から、一つひとつ丁寧にメスが入っていった。

きっかけは、コーチングのセッションと自分の身体の状態をさまざまな人に診てもらい、話を聴いたこと。半年以上は要したが、その過程でジワジワと認識させられることに。

「本当はどこかで無理をしているのではないか?」

揃ってもらったのは、こんな問いだった。

頑張ること、「自分でやる」と決めたら、達成に向けて、一心不乱に向かえることは私の強みでもある。だからといって、相手にとって必要だと思えば、自分の気持ちには少し無理をしてでも取り組んできた。

「無理」というのは、心でそう思っただけにすぎないが、実は自分の身体にまで影響を及ぼしていたらしい。

「私の中にある穴は自分でしか埋められない。たとえ巨大だったとしても」

これまでもさまざまなところで見聞きしてきた言葉がようやく、ストンと腹落ちした瞬間だった。

ある種、じっとしていられないタイプだからこそ、さまざまな活動をしていたこれまで。ふと「どうしたらいいのだろうか?」と考えてしまう。

もちろん本当にやりたいことは辞める必要はないし、全てが全てやりたくないというわけではなかった。それでも一度きりの人生、プライベートな時間は特に、改めて自分の好きなこと・やりたいことを見つけ行動に移すこと。そんな根本に立ち返ることになったのだ。

その一つに、文章(note)を書くことがあった。私にとって「書く」ことは、その過程で新たな自分や気持ちに気づく時間。そもそも「好きなことって何だろう?」との状態の私には、毎回発見がある、楽しいと思える時間だった。そんなこんなでnoteをたくさん書くことができ、さらに昨年はたくさんの方に読んでいただくことができ、書くことで自分を満たしながら、さらに嬉しさなどポジティブな感情が上乗せされていった感覚だった。

誰かのために、絶え間なく動き続けていたこれまで。それでも自分の身体をこれ以上無視はできない。少し遠回りになってしまったが、今は自分を満たしながら、そんな自分が誰かのために動けるように準備をすることにした。

ということで、私の至らなさに申し訳ない気持ちでいっぱいだが、状況をお話しさせていただき、複業を含めて、コーチングのセッションは見直しをかけている今。引き続き目の前のことにはしっかりと向き合いながらも、価値を最大限発揮できるような形でパワーアップしていきたいと思う。

正直、昨年はたくさん涙を流し、時に泣き喚く|《わめく》との表現が適切だった日もある。それでもこれも、私にとって大切な出来事で、これからにとっては転機でもあった。

衣食住揃った環境で生活ができることに感謝をしつつ、しっかりと満たした自分で日々を過ごす2024年にしていきたい。

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トップ画像は、昨年2月に石川県へ旅行に行き、金沢市内で撮影したもの。また行ける日が来ますように…と願いを込めて。

***Xもやってます***


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