クリエイターは煮詰まったらサウナに行け！サウナで「ととのう」と、センサーが敏感になって感動しやすくなり、細部まで意識を向けられるようになる。
先日、出張のついでにサウナの聖地である静岡県「しきじ」に行ってきました。
昨今のサウナブームの中で「ととのった！」という表現が広まりましたが、これは実際はどういう状態でしょうか?
そしてどんな効果があるのでしょうか？
結論を言うと、私は煮詰まって苦しんでいるクリエイターにこそ、サウナに行って欲しいと思います。
クリエイターよ、サウナに行け！
クリエイターがネームだったりラフに煮詰まっている時、空気が水飴のように重くなった中で仕事している感じがします。
何をするにも体が重く、アイデアを出そうとしてもスムーズにいかないし、あれもこれも億劫になり、無味乾燥な人生に思えてきます。
ひどくなると、睡眠をとっても疲れは取れないし、食事も美味しく感じられず、ただ栄養を体の中に押し込むだけになってしまいます。
これを改善してくれるのがサウナです。
イメージとしては、パソコンをいちど完全にシャットダウンして、しばらく済ませてから、電源を入れなおす感じです。
睡眠が再起動だとしたら、サウナによるリフレッシュは、いちど電源を落として再起動するので、不具合が一気に解決することが多いです。
「感覚が正しく」リセットされる。
煮詰まっている時は映画を見ても感動できないのですが、サウナを経験した後は素直に作品に感動することができます。
同じ映画を観る2時間でも、得られるアイデアや感動の量が多いのです。
また、同じところをぐるぐるめぐっていた思考がリセットされるので、過去の経験や感動がスムーズに連携され、新しい発想が生まれやすくなります。
サウナに入ってみよう！
暑いサウナと水風呂を交互に経験することによって血管が収縮し、全身に一気に血液が循環します。
これにより、脳に大量の血液とともに酸素が送り込まれ、活性化し、頭がよく働くようになるのです。
「ととのった」か「ととのっていないか」は、これは経験してみないとわからないことではあります。
説明するならば、水風呂の後に休憩している時間に、感覚と見た目に下記のような症状が現れます。
宗教体験ぽい表現になりますが、実際に脳内でドーパミンやセロトニンが出ている状態ですから、似たような経験かもしれません。
「ととのった」感覚の変化
休憩して5分ほどするとゆっくりと目の前が回転し始めて、お酒に酔った時のような視界になります。
「ぐわんぐわん」「ぐるぐる」する感じです。
そして、音や光が美しく感じられるようになります。
休憩場所に木が植えてあったり、露天状態になっている場合は、風に揺れる木の葉の動きが細かいところまで見えて、美しく思います。
水の流れる音や、鳥の鳴く声がよく聞こえるようになり、集中して、感動を覚えるようになります。
「ととのった」肉体の変化
腕や足に網目状の赤い線が浮き上がります。
最初はびっくりしますが、これは血行が良くなっている証拠だそうです。
見た目はちょっとグロいですけどね。
「しきじ」では、サウナ→水風呂→休憩の1ターンでこの状態までなりました。しきじ、おそるべし。
忙しい時こそ、サウナに行こう！
私もサウナに行った後は、思考が自由になり、新しいアイデアが生まれ、それまで悩んでいた問題が一気に解決します。
忙しくて締め切りが近い時ほど「サウナなんか行ってる時間ないだろ、一刻も早くなんとかしなければ……！」と思いがちですが、
苦しんで３時間練って出すアイデアよりも、
サウナで２時間リセットして、その後にだすアイデアの方が、
明らかに優れていると感じます。
全身にまとわりついている重たい空気が、全部なくなる感じです。
都市型サウナが増えて、近代的で清潔、お風呂の種類も多くてアクセスもばっちり！
ありがたいことに、サウナブームの影響で、新しいサウナがたくさん出来ています。
都心にもありますし、女性向けのフロアも用意されています。
池袋のタイムズ スパ・レスタは特に女性に人気です。すごくおしゃれで綺麗！男性は別フロアです。
こちらは男性専用ですが、新しく池袋にできた「かるまる」がすごく綺麗でお風呂も多くて、仕事できる机まであります。最強かよ。
コロナで精神的にまいってる人や、悩み事に苦しんでいる人も、ぜひ、行ってみてください。
どこのサウナも三密対策して営業しています。
サポートしてもらえたら嬉しいです！