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意外と傷つきやすいリーダー心理について ②

意外と傷つきやすいリーダー心理について①の続きです。
リーダー側からすると、フォロワーが気付いていないところが気になったり、傷付いたりする様に思うので書いています。

♦直接アドバイスをされた時

フォロワーとしては、もっとこうしてくれたら踊りやすいのに、分かりやすいのに、と思う事はあるでしょう。
そうした時、もっと上手になって欲しいという期待や親切心から、それをお伝えしたくなる事もあるようです。

けれど、例えばせっかく作った料理に対して「これはもっとこうしたら美味しくなるのに」「これは苦手、口に合わない」等と言われたらどうでしょうか。
「そんな事を仰るならご自分でお作りになったらいかがですか」「じゃあもう作りません」と思ったりしないでしょうか。
もちろん料理でもリードでも自分勝手な場合(辛いものがお嫌いな方に辛い料理をお出しした、相手に合わせずに自分が踊りたいようにリードしたなど)は、文句を言われても仕方がありませんが、提供された料理(リード)に対して何か言う時は、相手の気持ちを考えて言う事が大切です。(もちろんリーダーからフォロワーに何か言う時も同じですけれども…。)

リード・フォローはお互い様な部分があるので(どんなに上手な方でも合わない方もおいでですし、反対に初心者の方でも、この方のリードはとても好きだわ、と感じる方もいらっしゃいます)、何か言いたくなってもミロンガで敢えて言わなくてはならない事なのか吟味しても良いでしょう。(もちろんどうしても危険な場合は別)

レッスン等でも、自分の側に問題があるのかも知れないという視点を失ってはいけないと思います。「ーーーーという事でフォローが(リードが)上手く行かないのですがどうしたら良いでしょうか」と先生に相談してみるという事も必要かも知れません。

では、そうして踊らなくなってしまった方とは、もうそのままなのでしょうか。
もちろんそうではないと思います。
私は以前「女性のリーダーは苦手だから」とお断りされた方に、次にお会いした時に「前回はそう言ってしまったけれど、踊って貰えますか?」と仰って頂いて楽しく踊る事が出来ました。

フォロワーとしては何故誘われなくなってしまったのか分からないと「嫌われてしまったのではないかしら?」と思って話しかけにくくなる事もあるかも知れません。
お互い、まずは笑顔を向けてみる。それから、天気の事など当たり障りのない事でも良いので話し掛けてみる、と言うように、歩み寄る事が出来れば、誘いやすく(誘われやすく)なると思います。

もちろんリーダーさんによっては、そうした事を気にしない方もいらっしゃいます。
私も気にし過ぎる部分があるので、もう少し気楽にお誘い出来るようになれれば良いのにと思います。
その為にはもっと練習が必要なのだとは思いますけれども😔。

時には傷ついても、それをバネに伸びていける事もあります。
けれど仕事やプライベートでストレスを抱えている時など、些細な事が気にかかってしまうものです。

もちろんフォロワーもリーダーのちょっとした言動で傷付く事はあるのですが、だからこそお互い共感し合い、思い遣りを持って楽しく踊れる様になれればというのが、私の理想の1つです。

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