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北海道編⑥【超一直線のエサヌカ】四輪紀行

超一直線のエサヌカ

2022年6月19日。朝、稚内の宿を出発し 無事カエルロード を南に向かって走っていると、道路沿いの住宅の敷地で大きな鹿がこっちを向いて立っていた。飛び出してくると危ないのでスピードを落とすと鹿と目が合った。しばらく見合ったあとクルッと反対を向いて走り去った。ホッ.. オマジナイの鹿よけ笛が効いた?のかも..

実は北海道に来る前に車やバイクで使う鹿除けの笛があることを知り、フロントグリル下に貼り付けておいた。効果があるのか半信半疑だったが、値段はそう高くはないし、無いよりはマシでオマジナイになるかも、と思いネットで購入していた。その効果があったのかもしれない.. かな?

宗谷岬は強烈な風が吹いていた。相変わらずの曇天で海も荒れている。高台にある公園への階段を登ると最果ての海の景色が広がっていた。

宗谷岬

風が強く寒いので早々に階段を引き返し、定番の日本最北端碑の前で記念撮影したあと車に戻った。

宗谷岬

岬のすぐ近くにあるガソリンスタンドで満タンにすると最北端の給油記念に、交通安全の貝のお守り?を貰った。

最北端の給油記念品

岬から宗谷丘陵への坂道を上った。丘陵を南北に走る道の両側は緑の起伏がキレイな牧場が広がり牛たちが寛いでいた。

宗谷丘陵

そのまま先に進んだが対向する車にも出合わずこの道で合っているのか少々不安になり、何度もナビを確認していた 。

突き当りはオホーツク国道

突き当りのオホーツク国道(R238)を右折して南下。道の駅 さるふつ公園に入るとその広さにビックリ。ずっと向こうまで草原が広がり只々圧倒されるばかり..

北海道に来たら是非走りたいと思っていた道のひとつ、エサヌカ線に入った。それにしても真っ平らのものすごい直線で先が霞んで見える。超直線道の両側には広い緑の湿地が広がっていて、こんな風景が日本にあるんだ.. と驚くのみ。

エサヌカ線
エサヌカ線

クッチャロ湖畔の道の駅 北オホーツクはまとんべつ で休憩。道の駅で作っているパン(メロンパン、紅茶とりんご、あんぱん)を買い、湖畔に車を停めて昼食にした。湖の水は茶色だった。

クッチャロ湖

次の道の駅 マリーンランド岡崎でも休憩し、明日の網走の宿を予約しておいた。

左手にオホーツク海を見ながらさらにひたすら南下。右手には緑の平原が広がっている。この辺りの家は箱型のシンプルな造りで、海側に向いた玄関前に透明のテラスがあり入口が二重になっている。冬はオホーツクからの凍てつく風と雪が吹き荒れるのだろう。

道の駅 おうむ、おこっぺで休憩。オホーツク国道(R238) は道の駅が多くあり、単調になりがちな運転をリセットするのにちょうどよい間隔で休憩することができた。

今夜は紋別のビジホ泊。夕暮れまでまだ時間があったので、ホテルの自転車を借りて港街をうろうろ散歩した。額縁のような大きな壁穴越しに漁港が見え、突堤の先にはウミネコが休んでいた。

紋別港
紋別港

夕食はちょうど開店時間になって暖簾が出された港近くの食堂に入った。ホタテの漬け丼を頼んだ。旨い安いで満足々々^^
セコマで翌朝のパンと野菜ジュースを買ってホテルに戻った。



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