同業者はどんな存在ですか?

おはようございます。
おび はるです。


通訳をフリーランスでしていた時、
同僚との関係には気を遣いました。


同業者は9割方ベトナム語ネイティブ
(ベトナム人と言ってもいいですが、
国籍を日本に変えている人も多いので、
この言い方です)


私よりベトナム語に詳しい。
私の知らないことを知っている。
経験も豊か。


基本は尊敬してましたし、
仲良くして、色々話をしたい。
仕事の悩みを相談したい。


そんなことを思ってました。
そのために、自分は
何の役に立てるだろうかと思って、


事務作業や日本語での報告書書き、
あと私は方向音痴ではないので
道案内役を買って出ていました。


逆に言うと、みなさん、
それらの作業が苦手だったんですね。


ベトナム人・特に女性の
方向音痴率は高い気がしてます。


それで、仲良くしてくれる人も
かなりいましたが、


一方でそれぞれが個人事業主。
同業者はライバルです。


相手がつぶれてくれた方が、
自分の仕事が増える。


そう考える人も中にはいます。
なので、相手が弱いところを見せると、
(通訳でつっかえたりとか)


すかさずマイクを奪う、
資料をわざと回さない、
顧客に陰口を言う、


プレッシャーをかけたり
集中力を乱して通訳不能にする、


そんな話はよく聞きましたし、
私も全くそんな目に遭わなかった、
とは言えません。


そういう中で過ごして感じたのは、


周囲の人間を敵とみなして、
つぶした方が特になる、
と考えるのと、


味方と考えて、
助けあおうと考えるのとでは、


目の前の世界が
全然違って見えるんじゃないか
ということです。


最初は、私はイジワルな人がこわくて、
相手がすごく強そうに見えました。
絶対に敵わないので逃げるしかない、と。


今でも、やられそうになったら
まず勝ち目はないので
逃げるしかないと思ってますが(苦笑)、


周りにイジワルなことをしている人は
孤独でさびしい人に見えます。


一度、イジワルで有名な人と仕事で組んで、
すごく気に入られたことがあります。


もう、ずっとグチと嘆きでした。
2週間北海道で一緒にいて、
最初から最後まで。


20年以上前の話から最近の話まで。
とまらない。


でも、その人には大切な旦那さんや
兄妹や、友達もいる。
本人も才能にあふれている。


自分が持っているものに目を向けたら
こんなにグチを言わないで
済むんじゃないか、


ないものばかりに
目が向いているんじゃないか、


そんなことを思いました。
そしたら、そんなに
こわくなくなりました。


こわくなくなっただけで、
他のことは変わらないのですが、


その人にあれこれ言われても、
動じずに仕事を
できるようになりました。


仕事の需要は、時と共に変わります。
減ることもあるし、
いきなり増えることもある。
確かに一定ではない。


でも、そこで自分が
どんな環境に身を置いて、
どんな未来を見たいか、
ということなのかなと思います。


思考は現実になる。
相手の足を引っ張った方が
得だと考えれば、


自分の周りは
殺伐とした世界になります。


ですが、お互い仲良くして、
業界全体で盛り上げようぜ!と思えば、


同業者は仲間であり同志
という心強い存在になります。
それに共感する人が周囲に集まって来ます。


私はそっちの方が好きですし、
誰からも教えを乞わずには
やって行けないことも
わかっているので、


時々気持ちが閉じて
しまうこともありますが、


一緒に成長できたらいいなと思って
行動してます。


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今日の問いかけ♪

同業者は、あなたにとって
どんな存在ですか?

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いかがだったでしょうか?

また明日!
今日も素敵な一日を♪

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