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人生は会わなきゃいけない人に会わなきゃいけないタイミングで会うように出来ているという話

人の訃報を聞いた。
アルゼンチン人の同僚のお父さんが、母国からアイルランドまでわざわざ会いに来て一緒に旅行をし始めて2日経ったときの出来事だったそうだ。

同僚のその後の話によると、心臓発作が起きた彼女の父親は、そんなことがいつ起きてもおかしくない状態だったと医者からは伝えられたらしい。

最後にお互いの顔を見れた、と思うとこの悲しい事実を人伝いで聞くよりマシだとその同僚は言った。

こんな事があると、人は会うべくしてその人に会うように世界は出来ているのかも知れないなんて思う。

例えば、

旅先で会ったけどもう連絡を取っていない異国の彼とか、Twitterで知ったフリーランスのあのライターの方とか、メルボルンでヨガの先生をしている素敵なお家に住むマダムとか、ハワイに住みたいという直感から旦那を見つけて移住したあの人とか…。

ダラけてる私を鼓舞するようにやってきたあの人も、きっとどこかで誰かが私のやる気を出させる為に送り込んできた刺客なのかもしれない。

人生無駄にしてるな〜なんて思うことは私は全く無いし常に今が一番楽しいのだけど、まぁそれは私の只の思い上がりなのかも知れない。

それと一緒で、「会えて嬉しかったなぁ」って思う人や、「会いたくなかったなぁこの人は(笑)」って思う人も、きっとその時の自分に必要な人だったという考えは私の只の勘違いなのか。

でもそんな勘違いの中で生きてたら、毎日が“ポジティブ”で“幸せ”で、「もうちょっと頑張って生きてみてやるか」って思う。

自分を囲む人がなんか思い描いているのと違うな、って思うときは自分が新たな人達に会う為に動き出すきっかけとなる人達。

その過程で出会う人達も、自分を支えてくれる大切な家族みたいな人だし、自分が思い描いたところにいる人達もきっと私が成長した先で会うべくして会う人達なんだと思う。

「うん、やっぱり人生は会わなきゃいけない人に会わなきゃいけないタイミングで出来てる」なんて思ってしまう。

頂いたサポートで本を読みます。もっと上手に伝えることができるように。