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アートな何かを紹介するマガジン「いま贈りたいアート」始めることにしました。

最近、洋服を購入することができなくなってきた。

それにはいくつか理由はあるのだが、決してファッションが嫌いになったとかそういうことではない。旅行に出かけるたびに、美術館は必ずリストの中に入っている。アートには興味がある。心に決めた好きなアーティストもいる。アートやデザインだけでなく、音楽や建築など一括りにしてしまえば「アート」であるものは全部好きだ。好きだからこそ理解をしたいとも思っている。

ファッションももちろんその一つ。着ている服は間接的にその人の人柄や思想を表すし、お洒落な服は観ているだけで、自分の中のアート的感覚が刺激される。

これだけ多くのスタイルが溢れていて、数えきれないほどの色が世の中にはあって、覚えきれないほどの数のファッションブランドが並ぶ中で、なぜ私は服を購入することができないのか。

それにもいくつか理由はある。

お金に限りがあるのは、現実的に一番大きな理由であると思う。

海外を移動して移動して移動しまくる生活をしている私は、一つの国で貯金したお金は次の国で生活が安定するまでの「精神安定剤」の役割をする。

お金がないと、自分の精神が安定しない。また、お金がないことで栄養のあるものが食べれないと身体を壊す。

お金という存在は好きなようであまり好きではないが、自分らしく生きるためにはある程度のお金は必要であると最近になって理解した。又、稼ぐという行為は健全であると考えるようになった。お金だけを求めて生きるのは自分らしい生き方ではないので、稼ぐことだけに集中するようなことは今でもないけど。

そういうことをしていると、今優先的に買わなくてはいけないものは、航空券だったり、新しいスーツケースだったり、仕事のためのMacBookだったりするので、服は贅沢品であり、嗜好品のカテゴリーに属し自動的に優先順位が下がってしまう。

お金とアートの関係性は一見遠いように見えて一番近いのではないだろうかとも思う。

お金がないアーティストは淘汰されるのだ。ゴッホは弟の援助を受けながら作品を作り続け、生前に売れた絵はたったの一枚だったが、ピカソはたくさんの絵を後世に残すことができた。ゴッホがお金を持っていたら、現在のアートはまた違った姿をしているかもしれない。

反対に、アートを行うことで大きなお金を動かすこともできる。ZOZOの前澤社長がバスキアの絵を123億で落札したことは記憶に新しいだろう。

アートとお金は切っても切れない縁なのだ。

私は私ができることで、アーティストを支えたい。ライターをしている私にとってのアートは文章だったり、写真だったりする。読者への届け方をデザインすることだってアートだ。

私なりのアートで、ほかのアーティストを支えるんだ。自分を表現する洋服を購入することに躊躇うことがイケナイことであるように、画家が画材を買うのを躊躇ってはいけない。

後世にアートが残る、”今”を作り上げたい。

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「アートに投資したい人やアートを贈りたい人」と「自分のアートを貫きたい人」を繋ぐ役割になります。

自分探しというありきたりな旅を始めてからというものの、いろんなアートに触れてきました。色んなアートを見て回ると、海外に行くと人々のアートへの向き合い方に、日本で感じるソレとはギャップを感じたんです。

私は美大出身でも、アートに浸って生きてきた人間でもありませんが、人のいいところを分析したり、細かいところに気づいたりすることが得意な人間ではあるようです。

自分のできるアートでほかの人のアートを広めたい。そんな思いから始まったマガジンです。アートといっても広く取り扱います。

デジタルアート、絵画、デザイン、ファッション製品、映画、音楽など幅広く、私が好きになったものや世の中にもう少し広まってほしいな、と思うものなどを微力ながら紹介していきたいと思います。

影響力を思うと早計なのかもしれませんが、やりたいと思ったのでやることにしました。走りながら見えるものを掴んでいきたいと思います。

宜しくお願いいたします。

ハルノ

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