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オンライン学習のメリット・デメリット―安心できるサービスを選ぶポイント6つ

こんにちは。「はるのひ」の宮坂です。
前回の記事では、活動内容をおおまかに説明させていただきました。
今回は、その中のオンラインでの学習サポートについてお伝えしたいと思います!

コロナ禍でオンライン学習事業を始めたところは学習塾やNPOなどたくさんあり、以前よりも気軽にオンライン教育という選択肢を選びやすくなった一方で、その気軽さゆえに心配なこともたくさんあることと思います。

インターネットを使って見ず知らずの他人とつながることは、自由度が高いからこそ、その分しっかりとした下調べを行うなど、個々の責任が直接、当人に課せられます。

私も時々、ネットで見つけた洋服なんかを「これステキ!」と思って買ってみるも、配達されて実際に着てみるとなんか違うな。。。なんてことがあります。
安い洋服の一枚でしたら「今回は失敗しちゃったな。まぁ着られないことはないし、しょうがないか」くらいの気持ちで諦めがつくこともありますが、教育はそうはいきませんね。

プライバシーに直接かかわる内容にふれることが多いものでもありますから、きちんとした人のきちんとしたサービスを選びたいですし、講師との相性だって気になります。他にも心配なことは諸々。。。

「選択を間違えることで、家族の将来を左右する可能性だってあるのではないだろうか。」サービスを提供する側はそういった考えで利用者の権利保護に臨まなければならないと日頃から意識しておりますが、意識をもつだけではなく、「じゃあ、そのためにどうするの?」が大事です。

そこでこの記事では、実際にオンライン学習事業そのものを利用する際のデメリット・メリットを利用される方の立場にたって考えてみたいと思います。
「はるのひ」だけでなく、オンライン学習の利用前にどのサービスを選ぶか、悩んでいる方にもご参考になればと思います。

ざくざくと自分の身を切るくらいのつもりで考えてみました…お役に立てるとうれしいです。

 また、そのうえで「はるのひ」ではそのデメリットをどのように解消していけるか、対策を自分なりにも考えてもみましたので、そちらもよろしければご覧ください。​

オンライン学習サービスのメリット・デメリット

メリット1:時間と場所(距離・移動)の制限がない
① 受けたいサービスをオンラインから自由に選べる
② 外に出たくない時もそのまま家で学べる
③ 自分にとって快適な環境で学習できる
④ 文字でのコミュニケーションもあわせて使うことが出来る
⑤ 対人でおきる感染症などの心配がない
⑥ 天候に左右されない
⑦ 離れた場所にいる人とつながることが出来る

メリット2:ICT教育が進む
⑧ パソコンやタブレットなどのICT機器の活用能力を身に付けることが出来る
⑨ ネット上の教材やプログラミングなど、ICTを活用することで学びの選択肢が増える
⑩ 基礎的な情報リテラシーや情報モラルを身に付ける機会が増える

情報リテラシーとは…
「情報を適切に判断し、情報を通じて決定を下す能力」と定義されます。つまり、生の情報やデータがどれか分かるとか、作成者・発信者の意見が混じった情報がどれか判別できる、といったこと。引用元:独立行政法人国民生活センター - フェイクニュース拡散のしくみと私たちに求められるリテラシー
情報モラルとは…
情報社会では、情報がネットワークを介して瞬時に世界中に伝達され、予想しない影響を与えてしまうことや、対面のコミュニケーションでは考えられないような誤解を生じる可能性も少なくない。
このような情報社会の特性を理解し、情報化の影の部分に対応し、適正な活動ができる考え方や態度。具体的には、他者への影響を考え、人権、知的財産権など自他の権利を尊重し情報社会での行動に責任をもつことや、危険回避など情報を正しく安全に利用できること、コンピュータなどの情報機器の使用による健康とのかかわりを理解することなどの内容となっている。引用元:文部科学省HP 「教育の情報化に関する手引」検討案 (部分的抜粋)

オンライン学習には他にもいろいろ良いところはあると思いますが、主にこの2つが大きなメリットなんじゃないかな、と考えます。

「ICT教育」っていう言葉に??となる方もおられると思いますので、そちらについては、また別の記事でも詳しくお伝えしていきたいと思っています。

続いてデメリットです。

デメリット1:コミュニケーション方法が従来と違う/制限される
① お互いの表情や感情が会うよりも感じづらい
② 相手がどんな人なのか、すぐには分からない
③ オンライン通話に慣れないと、学習が思うように進まない
④ 仲良くなるのに時間がかかる
⑤ 会話が途切れるのが心配
⑥ 学習の途中でPCがフリーズしたらどうしよう
⑦ 気の合わない人だった場合の辞め時が分からない

デメリット2:プライバシー侵害の不安
⑧ ネット上で知り合った相手に家庭の情報を渡すのがそもそも不安
⑨ 利用中にネットに家族や子どもの情報が漏れるなどの事故がおきたらどうしよう
⑩ 渡した情報が流出したり、悪用されたりしないか心配

デメリット3:ICT環境
⑪ ネット(Wi-Fi)環境の良し悪しに学習の質が左右されるかもしれない
⑫ パソコンやタブレットなどのICT機器がないとそもそも利用できない
⑬ 機器の台数は家庭で限られており、他の家族のICT機器の利用が阻害される

デメリット4:オンライン活用による子どもへの悪影響
⑭ ネットの知識を得たことで子どもが一人で使用する機会が増え、結果的にネット上の犯罪やトラブルに巻き込まれるのではないか。

少し考えただけでも心配が盛りだくさんですね。。。

デメリット3については今のところ、サービス提供側が解決することが難しい部分が多いのですが、GIGAスクール構想が成功し、学校から配布されたタブレットの家庭利用がより円滑になれば解消されていくかもしれません。

とにかく言えるのが、ひとえに「信頼を構築すること」が直接会って話すことよりも難しい。

これに尽きるのではないでしょうか。

ネットで変な人にあたっちゃったらどうしよう…

お子さんのためとなると、より一層警戒してしかるべき当然の心配です。


オンライン学習サービスを選ぶ際の6つのポイント

そうした様々な心配事があるなかでも、うまく選べば強い味方になってくれるオンライン学習サービス。よいものがあるのであれば、うまく活用して在宅学習の質を高めていきたいですよね。
では、実際にオンライン学習サービスを選ぶ際に注意していただきたいポイントを簡単にまとめます。

① 個人情報保護に関する考えが明確なこと
② 情報モラルへの考えがしっかりとしていること
③ 使用しているオンラインツールが安全であること
④ 有料サービスの場合、継続利用契約の前にお試し可能であること
⑤ 利用者のペースを大事にしてくれるということ
⑥ コミュニケーションが取り易いこと

それぞれを簡単に説明していきます。

① 個人情報保護に関する考えが明確なこと
HPや書面で事前に提示している団体ですとより安全ですが、個人経営の場合は整備が追い付いていないこともあります。その場合は、事前に直接質問してみるのもよいかもしれません。

② 情報モラルへの考えがしっかりとしていること
インターネット上での青少年を取りまく犯罪などへの対策や知識がしっかりしている人を選びましょう。こちらも書類の提示があれば安全ですが、事前に直接質問してみると良いと思います。

③ 使用しているオンラインツールが安全であること
ビデオ通話などをするのに利用しているアプリのことです。何を使用するかは事前に確認しておくとよいでしょう。一時期、ZOOM ミーティングに部外者が入ってしまうというトラブル事例がありましたが、コロナ禍以降、ZOOMの機能も改善され、プライバシー保護が強化されました。
あまり聞いたことのないアプリを使用する場合は、ご自分でもアプリの利用規約を確認しましょう。サービス提供者に知識が少ない場合、情報の流出を未然に防ぐことが出来ない場合があります。①も含めてその辺りも相談できる相手ですと信頼できそうです。

④ 有料サービスの場合、継続利用契約の前にお試しOKであること
これは、「お金を払ってから講師との相性がよくないことが分かった」などのことが起きないようにするための対策です。一度きりのサービス利用ができる制度や、お試し無料体験などがあるのであればどんどん活用していろんな人に出会ってみてください。「なんかこの人違うなあ」と思ったらすんなり離れられるのが一番かと思います。

⑤ 利用者のペースを大事にしてくれるということ
「好きな活動にだけ参加したい」、という場合や「定期利用ではなくパッと思いついたときに利用できる場所がほしい」など、様々な要望に寄り添ってもらえるサービスかどうかを確かめましょう。月額利用とか、キャンセル料が必要とか、たくさん受講するほどお得、とかであると利用することへのプレッシャーが生まれてしまうので、利用者が自由に選択できると心の負担も少ないように思います。

⑥ コミュニケーションが取り易いこと
オンラインサービスとなると、保護者とのコミュニケーションはメール、チャット、電話、ビデオ通話などになると思います。直接お話しする機会がない分、コミュニケーションのテンポが合うかどうかが大事かなと思います。返信のスムーズさや内容も気にすべき点ですが、いくら親身になってくれる人でも深夜に連絡とかは困りますよね…その辺りで相性の善し悪しも確かめてみるとよいかもしれません。

私がサービスを探す側であれば、何をポイントに選ぶべきか…と考え、この6項目に絞りました。

家庭学習サポート「はるのひ」での実践

最後に、「はるのひ」ではどのような方法で、これらのデメリット・利用する方の不安を解消していけるかを考えながら準備した
サービスの提供方法についてご紹介してまいります。

1.手軽&信頼できる手段でご相談を受付
  一番はじめの窓口として
  ① LINE official
  ② ココナラ
この2つを主にご用意しています。

ご利用の際の匿名性が高く、名前を含めた個人情報をこちらに伝えずともご相談を受け付けることが可能となっています。

E-mailや電話、Facebookもご用意していますが個人情報の受け渡しへの心配、顔出しへのためらいがある方には上の2つの手段はおすすめです。

2.個人情報保護に関する規約
  現時点で「はるのひ」のオンライン上の有料サービスは「ココナラ」での出品に限定しております。
出品時に「ココナラ」で設定している「機密保持契約(NDA)」というものを結んでおりますので、そちらを読んでいただき、個人情報の流出への懸念を解消してもらえればと思います。(なお、このNDAは身分証の提示により本人確認が取れた人のみが結べる契約です。)

 ココナラ以外での無料のやりとりにおいても、有料サービスと同様の体制で行っております。
ココナラ以外でのサービスの有料利用を希望される場合は、ご利用開始時に書面にてお渡しし、個人情報の保護に関する規約を締結させていただきます。

3. 初回お試しあります
「面談お申込み→保護者面談実施→おためし学習会(第一回)=子どもとの面談」←ココまで無料です。

その場合、
*匿名(ハンドルネーム)でのご利用の場合はLINE にて
*本名でのご利用の場合は安全性確保のためZOOMにて
保護者面談&学習会を実施いたします。

ココナラでの面談&お試しをご希望の場合、アプリの性質上、初回も有料となってしまいますが、安全性を優先されたい方はこちらをお勧めします。
*初回限定枠として1時間1,000円でご用意しております。気になるかたはこちら

4. 学習者の安全性の確保
「はるのひ」でのオンライン学習は学習者が小学校低学年の場合、以下の通りのルールのもと実施させていただきます。
また高学年のお子さんでも、ヒアリングの上で希望とすりあわせつつ同様に適用します。
・保護者の同席
・保護者によるICT機器の操作支援
・午前・午後の各1コマまでの制限

5. 情報モラル・リテラシーの学習の実践
学習の中で機器の操作方法から、インターネットとの付き合い方、SNS上のトラブルを未然に防ぐ方法、ネット犯罪から身を守るための知識習得なども実践します。
ICT支援員として小中学校で教員のタブレット学習の実施支援を行っていた経験がありますので、それを活かした取り組みを行います。
※ 継続利用の方が対象となってきます。
 
6. NOTEを読んでみてください☆
学習をサポートしてくれる人って、どんな人なのかな~というのがより伝わるように…というのを意識して、こちらのNOTEを書くようにしています。
文章だけでは伝わり切らないこともあるかと思いますが、記事を読んで興味を持ってくださった方が話しかけてくれると嬉しいなと思っています。

もっと込み入った話を一対一でしてみたい!という方はLINEから一声かけてもらえれば大丈夫です。

さいごにまとめです。

■ どんな人か、どんな支援かをしっかりと見極める時間をもってください。
■ お試し体験をどんどん活用してください。
■ 親子でハンドルネームも使用OKです。
■ 個人情報保護はきっちり厳しい目で見て。おや?と思ったらすぐ確認。
■ いざとなったら「国民生活センター」へ!


(ちなみに当方は国民生活センターへはお世話にならないのが大前提でがんばってやっております。)

今回のお話しは以上です。

けっこう長くなっちゃいました。。。

次回はオンライン学習だけでなく、直接対面の支援活動の流れも含めてさらに詳しくサービスの内容についてお伝えできればと思っています。

よろしくお願いいたします^^

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いただいたサポートはひとり親・困窮家庭など経済的に困難な状況にある子どもたちと親御さんの学習支援に充てさせていいただきます。 活動の結果をこちらでもご報告してまいります。