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おっさんずラブ-リターンズ- 第4話(あらすじと感想など)


【お尻を拭くまで帰れま10】
2024年1月26日(金)よる11時15分放送分(テレビ朝日系)


「それは立派なデートやーん」

春田はまだ家事に不慣れな感じが出てますね。面倒くさい洗い物も2人でやれば楽しい。牧は3泊4日の出張があるのだけれど、スーツケースが壊れているから買いに行きたいと春田に言います。春田は速攻飛びつきますよね、お出かけ嬉しい。

春田「え、デート?」
牧 「デートっていうか買い物?」
春田「デートでええやん」
牧 「買い物デート?」
春田「それは立派なデートやーん」
2人「やんやんやん」

この2人は出会ってから長いですが、実際に一緒に暮らしたのってそんなに長くないはず。ルームシェア時代を考えても1年も暮らしてないはず?「結婚して下さーーーい」から1ヶ月後に春田は上海へ1年。帰国してからほどなくルームシェア解消。その後牧はシンガポールへ3年半。帰国してから一緒に暮らし始めてまだ1ヶ月そこそこといった所でしょうか。牧がどんどん春田の影響を受けている感じが凄くいいです。元々牧もこういう一面もあって、春田によって引き出されているのだとしたらそれも良い。本当にどんどん良いカップル(ふうふ)になっていきますね。

週末、春田と牧は買い物デートでデパートへ行きます。エスカレーターのシーンは外でも普通にいちゃいちゃできるようになった2人が仲良しな所を見せてくれます。春田が牧のにおいを嗅いで「牧くせぇ」牧が「なんでぇ」とかバカップルそのもの。家具を見たり、すぐに傍からいなくなる春田がいつのまにか怪獣?恐竜?のぬいぐるみを持って来たり、お揃いのカーディガンを持って来たり。屋上の遊び場に来た時に、2人はタピオカとショッピングバッグも持っているので何かを買ったようですが、お揃いのカーディガンは買ってもらえたようです。まるで親子の図ですね。屋上に乗ってぐるぐる回る遊具的なものがあって2人で遊んでいるシーンが出ますが、あれは二人乗りしよ~って言ったのは牧なんですよね。こういう遊び、一緒に楽しんでくれるパートナー最高です。
2人乗りはTELASAの推しカメ春田創一編(第2弾)をご覧ください(有料です)

場所を変え、タイ料理屋さんでランチをする2人。ここにはタイ版おっさんずラブに出演する「あすみく(EarthさんとMixさん)」が店員役で登場します。こちらの密着取材の様子もTELASAにありましたので、是非。
ここでは牧がタイ語を話すシーンもありました。充実したお買い物デートだったようで何より。


「俺も連れてけよ~」

春田と牧の自宅。牧は出張の準備中。ちゃんとポーチに分けていれている所が牧らしい。

春田「牧はさあ、明日からまた俺を1人ぼっちにしてさあ、心配じゃないの?」
牧 「(変顔)へゃ?」
春田「浮気するかもしんねぇぞ」
牧 「(変顔)ひぇあぁ」文字にするの無理です

化粧水を入れ忘れていた牧は、洗面所に化粧水を取りに行こうとしますが、その隙に牧がスーツケースに入れたポーチたちをポイポイと放り投げ、「俺も連れてけよ~~~」と春田がスーツケースの中に納まろうとします。
ここからが牧は春田の扱いが本当にうまいなあと思う場面

牧 「じゃあわかったわかった、連れてく連れてく」

と、春田の上に乗っかってスーツケースを閉めようとします。本当に牧は春田の扱いがうまい。これ実際にやられると「もー、出て!」となりそうなものですが、連れてく連れてくで楽しめる感じ、凄く良いです。



出勤前のお預けキス

牧のおとうさんがぎっくり腰で「お尻が拭けない」くらい大変な思いをしているようで、牧にヘルプの電話があったので出張へ行く牧の代わりに春田が様子を見に行ってくれる事になりました。牧が家を出る前に「俺が様子を見に行くから、気を付けて(出張に)行ってきてね」と言う春田。優しい。
春田にキスをするフリをして顔を近づけると春田もチュー顔で近づきますがお預けを2回されて、んなんだよ!むきーが凄く私は好きです。春田の顔がすごくいい。劇場版の時の「きんぴら」のくだりで、牧がネクタイを引っ張ってキスするのかと思いきや髪についていたきんぴらを取るシーンがありますが、あの時の春田のちょっと周りを見て「え、今キスするぅ?」みたいな表情、めちゃくちゃ好きです。


「お尻を拭かせてください」

春田は牧の実家へお義父さんのお手伝いをしに行きますが、なかなか受け入れてもらえません。「俺はお前のおとうさんじゃない!」は相変わらず言われていますが、仕事終わりに心配だからと通って家事が苦手な春田なりにゴミの片づけをしたり、洗濯をしたり頑張ってます。ある日、部下の和泉さんが一緒に行ってくれる事になり、そこでお義父さんが将棋が好きな事が判明します。春田の「チャーハンを作ったので食べてくださいね」という声も無視して和泉と将棋を打つ牧の父。この事があって、和泉から「将棋を覚えた方が良いですよ。春田さんは嫌われているのではなくて、お義父さんは恥ずかしいだけだと思います。将棋なら目を見なくてもお話ができますから」と、ナイスアドバイスを受けます。さすが元公安。その辺りの分析完璧です。春田はお義父さんに将棋を教えてもらう事にして少しずつ打ち解けていったみたいですね(その辺の描写があまりありませんでした)。春田とお義父さんの会話、とっても良かったです。

牧父「うまかった」
春田「え?」
牧父「お前のチャーハン、うまかった!」
春田「あ、食べてくれたんですね。ありがとうございます」
牧父「うまくやってんのか、凌太と」
春田「はい、今年からやっと一緒に暮らせるようになって、この間も一緒に買い物行ってスーツケースを買ったり、お揃いルームウェア買ったりして」
牧父「お揃い?あいつそんな物着るのか?」
春田「まあ、イヤイヤなんですけどね… やっぱりまだすれ違いも多いです」
牧父「ま元は他人だしな。家族になるのは簡単じゃねえよ」

お義父さん、春田の事は認めているけれど、やっぱり恥ずかしかったんでしょうね。素直になれないというか。2018年のドラマの6話で牧の実家へ一緒に挨拶しに行った時に、息子がゲイだと知らなかったのは父だけで、牧もその日に父親にカミングアウトしました。その日の夜に春田と牧は別れてしまい1年経って復縁。その後春田が1年上海に転勤し、そして帰国したときに牧が倒れて1度会ってますよね。それから牧がシンガポールへ転勤。そう考えてもそこから5年。さすがにもう認めてはいたのだと思います。そして和泉さんのおかげでやっと打ち解ける事ができて、お尻も拭かせてもらって、本当に良かったと思います。

「お前にそういう話を聞くまで、凌太の事をよくわかってなかった、ハハ」

というお義父さんの言葉には感動しました。

家に初めて挨拶にきたその日の夜には別れちゃって、翌日には春田の家を出ているので、牧は実家に帰ったんでしょうか。ご両親も妹さんもびっくりですよね。


家政夫武蔵が倒れていた

出張が終わって帰宅した牧。リビングのドアを開けると武蔵が倒れていました。驚いた牧は春田との電話を切って武蔵を抱えてソファに座らせます。電球を交換しようとしたら足を捻って転んでしまったようですが、牧はこの時に初めて武蔵に対して今まで感じたことがなかった気持ちが湧きます。

牧「部長って会社にいた時はすごくは大きい存在だったじゃないですか。さっきね、身体支えた時に、あれ?こんなに小さかったっけって。この人といつまで喧嘩したりとかできるのかなあって思ってりとかしたらなんか切なくなって」

牧は言葉にしたあと恥ずかしくなって「いや、なんか変ですよね俺。変だ」と言ってましたが、春田は今まで聞いたことのない、部長を思うような言葉だったから嬉しかったでしょう。


「尊すぎて引くわあ」

春田は牧の家族も俺の家族だから、お尻を拭くのだって平気。という言葉を聞いて、牧はあまりの感動に一瞬言葉を失います。そして出た言葉が

牧「尊すぎて引くわあ」

自分の親を大切に思ってくれるパートナーって素晴らしい。しかもそれを無理したりかっこつけたりして言うのではなく、春田の場合は”素”なんですよね。自分は何も凄い事をやっていないし、当たり前の事をしているという感覚。人の下のお世話って最初は勇気がいるし、どうしても受け入れられない人もいると思いますが、春田は「絶対にお義父さんのお尻を拭くのだ!」という気持ちも変わらず、むしろお尻を拭かせてもらって「よかったー!と安心するタイプ。(これに関してはされる方も受け入れる必要がありますが)ちずも言ってましたが、人類愛の人だなと思います。


私の中で違和感がわきはじめてくる

春田は人類愛の人ですが、ただ、この後春田が言う
部長の事を”家族みたいなもの”とか、”姑”と言うのは違うじゃんて私も思うんですよねえ。春田の言う”家族”は私や牧が考える家族とは違ってもっと広いもののような感じはしますが。このセリフの辺りから、だんだん私の中で違和感が湧いてきます。Xとかでもよく言われている”春田の部長ファースト”ですね。


4話ではロケットペンダントの写真の”秋斗”とは誰なのか、お隣さんの正体、恋愛迷子の武川さんがバチェラーへ出演、など盛りだくさんなのですが、それはまた別の記事で書きます。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
おっさんずラブは、とにかく毎話盛りだくさんな内容なのですが、春田と牧の事だけでもこんなに長くなるのに、それを片っ端から書くとどえらい事になりそうなので別の記事にしようと思っています。

また次回もお暇な時に読んでいただければと思います。



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