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【第6話】結果より過程

2019年 7/20 のアーカイブ

試験に落ちたりスポーツでうまく行かなかったり、結果を出せずに落ち込んでいる友だちを励ますとする。おそらく自分は、「結果はダメだったけど、その過程で絶対人として成長してるよ」的な事をニュアンスとか距離を変えながら言うだろう。

しかし自分の事となると、断然結果を重要視してしまう。所詮、自分と他人との線引きなんてそんなものだし、目の前の悔しさや悲しさに圧倒されてしまう。結果を全ての基準にする考えは、冷たく重い。社会に出ればそれが当たり前になってしまうのかもしれないが、主観的に見るとあまり好きじゃない。

東進の林先生曰く、大学受験において、最後の1ヶ月をサボったけど大学に受かった人より、最後の1ヶ月まで頑張ったけど大学に落ちてしまった人の方がずっといい。らしい。もし大学受験に頑張りを評価する内申点みたいなものがあるなら、学力はものすごく向上するだろう。

過程を評価基準に付け加えたら、少し心が軽くなる。頑張る事が報われる気がする。例え結果がダメでも過程がしっかりしていれば、次の結果に必ず繋がるのだから、陽のスパイラルが巻き起こる。

自分ごととしてもう一度考えてみる。

しっかりと準備して結果に繋がった時、すごく嬉しい。人生の成功体験だ。しっかり準備して結果に繋がらなかった時、どうしても否定的な感情になってしまう。でも、悔しさがガソリンになる。しっかり準備をしていなかったのに結果が良かった時、つまんねーなって社会をナメだす。やはり過程だ。

2021年 1/13 現在のコメント

この頃は自分の内面に目を向け始めた時期で、日記に書くテーマも真面目で暗いものが多い。
ただ、今の自分が見るとこの頃の認識は甘いなーと思う。過程を大切にするのは必要最低限。当たり前の話だ。その上で結果を何が何でも出さなければいけない。資本主義はそういう場所のような気がしている。

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