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娘の不登校の記録

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2023年9月から始まった、当時小学3年生の娘の不登校について。親である私が思うことを素直に綴ったエッセイです。
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終わらない夏休み

2学期が始まってすぐ、娘が学校に行かなくなった。 特に驚きはなく、「よく3年生まで頑張った…

始業式も「不登校」は変わらない

学校の長期休みの終わりが見え始めると、SNSで「子どもが家にいるのも、あと少しだから頑張ろ…

子どもの不登校、親だって結構頑張っている

昨日の11時頃、学校から電話があった。 「はじめまして。4年生の担任になりました〇〇です。…

私は娘をちゃんと見ていなかった

この前の日曜日、娘が習っているダンススタジオのプチ発表会があった。 場所は、マクドナルド…

学校に行けないんじゃない、行かないんだ

小学校3年生の2学期から、娘が不登校になった。始業式の日の放課後、学習指導室で担任の先生と…

踏み出すには、まだ早い

昨日、湯船に浸かってぼんやりしているときに思い出したのだけれど。 娘を妊娠して3か月の頃…

分からないって、つらい。

完全に甘く見ていた。 私自身も不登校を経験しているから、自分の子どもが似た状況になっても、理解してあげられる自信があった。 でもね、ダメだわ。不登校って、きっと誰一人として同じパターンはない。何なら自分の経験が、娘と向き合う足かせになっている気すらする。 *** 私は学校に行けなかったとき、先のことが不安でたまらなかった。だから毎日のように「私、この先大丈夫だよね」って母親に聞いていた。 だけど、娘からは焦りとか不安みたいなものが感じられなくて。過去の自分と比べては

ポテトが理由で外に出た

言い出したのは私だったか、娘だったか。 そのへんはあまり覚えていないのだけれど、昨日のお…

4年生になって初めての授業

昨日の5時間目、4年生になってから初めて、娘がオンライン授業を受けた。 教科は国語だ。 3…

「ちゃんとした親」を目指すのは、やめよう

子どもの頃から繰り返し見ているアニメのひとつに、「となりのトトロ」がある。 ジブリならで…

幸せを巻き戻す

常夜灯のオレンジの光に照らされ、柔らかな笑顔を浮かべながら、娘がつぶやく。 二枚くっつけ…