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昔言われて傷ついた言葉の意味、捉え直してみた。

休憩室からこんにちは!はるねずみです。

『反応しない練習』を読了後も、引き続き反応しまくり&考えすぎな毎日を過ごしています。笑(おいおい)

それでも、

「あ、今私は反応してるな」
「勝手に決めつけたな」
「これは真実ではないな」

と、瞬時に意識するようになったことで、ずるずると引きずらなくなってきたように思います。

これの繰り返しを反復していくことで、もっともっと楽になっていくはずなんですよね。焦らず、"気づいたらやめる"を意識していきます。


実は先ほども、反応&気にしすぎ案件が発生しました。

それは、お弁当を電子レンジで温めた後のことでした。

休憩室はかなり広々としていて、席数でいうと100以上は確実にありそうです。

けれども、電子レンジはその中でたったの2台。

当然、休憩に入るタイミング次第では順番待ちが生じます。

たまたま私がチンする時には先客もいなかったので、すんなりチンできました。

が、私がチンしている間、実は背後に「隠れレンチン待ち」の方が待機していたことが後でわかったのです。

その時私の背後には自動販売機があり、その前で2人の女性がお喋りしているのには気づいていました。そして、その自販機でお菓子を購入しているところでした。

そのため、私は何も気にせずに1分間しっかりお弁当を温めて、終わるとそのまま立ち去りました。

するとその直後、背後の女性たちがこんな会話を繰り広げたのです。 

A「私、お弁当温めなきゃ」
B「(お菓子買ってる間に)温めておけばよかったのに~」
A「空いてなかったんだもん~」

のような会話です。
(細かい部分はうろ覚えですが内容は大体こんな感じ)


自分の後に待っている人が誰もいないと思い込んでいた私は、その会話を聞いて少し焦りました。

待っていたことが始めからわかっていたなら、自分のレンチンが終わったあとに、

「お待たせしました~どうぞ~」

と言って、電子レンジの扉を開けて会釈のひとつでもしたと思います。

ただ、今回はそれに気がつきませんでした・・・


それはそれで仕方ないことかもしれないのですが、その場を去ったあとも2人の会話の内容や笑い声が気になってしまいました。

もしかしたら私のことで何か言っている、笑っているのではないか?と思ったんです。

それはたとえば、「待ってたんだから一言あるべきじゃない?」など"社会人としてのマナー"についてのことであったり、はたまたそれは全く関係なく、「今の人、なんか変だったよね~」など私の容姿やファッション、挙動についての可能性が考えられました。

今日はイヤホンを家に忘れてきたので、周りの声をシャットアウトする術がなく、なんと言ってるのか聞き取れないような話し声や笑い声だけで、想像を膨らませてしまったんですね。


これは明らかに私の「考えすぎ」だったと思います。

その2人とは面識が全くないし、目すら合わせていません。はっきり聞こえてきた会話は上記の部分だけなので、ほかの想像には根拠がありません。


だから、「あぁ、また気にしすぎちゃったな」と思い直して席についてお弁当を食べ始めました。

そしたら、だんだん気にならなくなってきて、「まぁいいか」と別のことを考え始めたのでした。


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私は、女性が複数人集まっていると、その「集団」に対して必要以上に恐怖心や警戒心を抱きます。

面識のある女性たちが連れ立ってトイレに行くと、途端に不安になります。

本来、トイレは、用を足す目的であれば一人で行く場所ですよね。化粧直しで利用する場合はその限りではありませんが・・・

そんな場所へ"仲良し数人で行く目的"とは果たして何か?

他の人に聞かれたくない話をする時などが、それに当てはまると思います。

トイレでよく耳にする話と言えば、

・お互いの近況報告
・仕事や何かの愚痴
・誰かの噂、悪口

が多い気がします。

「あのお笑い芸人の昨日のコント動画見た?面白かったよね~」

のような会話はあまり聞きません😂笑

もちろんトイレに限ったことではなく、女子会なんかもそうですよね。


仲良しで、男子禁制で、その場に居合わすことができる人数に制約がある場所・・・

そうした条件が揃うと、高確率で悪口や噂話が繰り広げられます。

良い噂なら、全く関係ない第三者が聞いても、噂されている本人が聞いても悪い気はしないし、むしろ微笑ましく思えるのですが、悪い噂だと・・・

自分のことを言われているのでなくとも、恐怖を感じます。

その人たちが普段、自分に対して親切にしてくれていたとしても、「いざとなったら自分がこんな風に噂される対象になりうるんだ」と考えて、その人たちと接するのが怖くなるんです。


そんな理由で、私は女性の集団がとても怖く感じます。


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昔働いていた職場で言われた言葉で、グサッときたことがあります。

それは、私が実の父方の祖母を亡くして、それが5月5日こどもの日、つまり連休中のことであったために、やむを得ず連休後の平日休みを取ったあとのことでした。

祖父母の場合、忌引で取得可能な休日日数は、当時の会社の規則で「3日間」と定められていたのですが、GW明けで受注業務が多くて大変だと言う理由から、1日だけお休みをもらって、翌日すぐに出社しました。


私は身内を亡くすという経験をほとんどしたことがなく、まともに葬儀に参列したのもほぼ初めてでした。

祖母との思い出は幼少期の頃のものしかありませんでしたが、それでもやはり悲しく、ショックでした。

そんな心境のなか出社して、私と同じ営業事務の方(先輩にあたる)からかけられた第一声が、

「道混んでましたか~?」

でした。


私の祖母が住んでいた場所、つまり私の地元は、車で5時間ほどかかる地方都市でした。

だからそういう質問をされたのだと理解はできます。

ただ、当時の私にとってはその質問がものすごくショックでした。

何故かと言うと、

「もしかして、私が連休を長引かせるために、祖母が亡くなったと嘘をついていると疑って、嫌味で言ってるんじゃないか?」

と思ったからです。


忙しいことが明らかなタイミングで、いくら身内に不幸があったと言えども、それを真実が確かめる術はないですし、万が一にも嘘であったとしたら、腹が立ったりする気持ちはわかります。

私自身、電話で連絡をしたときに、「こんなタイミングで申し訳ない」という気持ちにもなりました。

だからこそ、私は自分の罪悪感から、そういう被害妄想をしてしまったのだとも言えます。

それでもその時には、

「なんで、ただでさえ祖母を亡くして傷ついているのに、そんな無神経なことを聞いてくるんだろう。」
「道が混んでいたかなんて、そんなことが本当に気になるんだろうか」

と、モヤモヤしました。


でも・・・


今朝、ふとその言葉を思い出して、

「もしかして、あの言葉はあの人なりの"気遣い"だったんじゃないか? 」

と思いついたんです。


デリケートな話題、出来事だからこそ、あえて直接その事柄に触れず、それでも何か話すきっかけを作ろうと、遠回しに聞いてくれたのでは?と。


そうだったのだとしたら、私はこれまでずっと、その人のことを「無神経な人」と決めつけていたことを、凄く反省します。


どんな風に人を気遣うかとかって、人それぞれですからね。

気を遣ってあえて○○する人と、気を遣うからこそ○○しない人と、色んな価値観がありますもんね。


私は、「自分なら気遣って○○するのに!」と、頑なすぎたのだと思います。


今朝、別の可能性に気づけたのは、自分なりの成長なのかな?と思います。

決めつけない、そして相手も自分も苦しめない。


そのことも意識していきたいです。

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