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好きなことが突然できなくなって、その後。

休憩室からこんにちは!病み上がりのはるねずみです。

いやぁ~、実は夏風邪をひいてました。

土曜日の夜あたりから微熱が出て土日は寝込み、月火水は長引く喉の痛みのために引き続き仕事を休んで、基本的にゴロゴロして過ごしていました。

そうしたら、なんということでしょう!!

今日は8月の最終日ではないですか😂😂笑

この夏何してたっけなぁ・・・

なんだかんだ満喫したとは思うのですが、夏の終わりって何となく切ない気持ちになりますよね😂🎇

思い出作れるのは夏に限ったことでもないはずなのに、なんででしょうね。


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みなさんは、何かのきっかけで、あるいはきっかけも無しにある日突然、それまでの趣味や好きだったことへの関心がパッタリとなくなったという経験はありますか?

パッタリ!でなくとも、徐々に、自分では無意識のうちに離れていってしまって、「あれ…?そういえば最近やらなくなったなぁ」みたいな場合もあるかもしれないですね。


私の場合は、それが「刺繍」でした。


今年に入ってから、生まれて初めて「刺繍」というものにハマりました。

もともと手芸は好きな方だったのですが、それでも「家庭科の授業が好き~」程度のもので、わざわざ自分で工作するという程のことはしたことがありませんでした。

一人暮らししていた時に、ドアノブのカバーを、好きな柄の布を買ってレースを縫い付けて作ったとか、それくらいのものです。

アクセサリー作りとかもしたことがありませんでした。

それが、去年の暮れにクリスマスツリーに飾るオーナメントをフェルトで手作りしよう!と、突然思い立って、「顔を描きたいからそれを刺繍でやってみよう」ということになり、その延長線で刺繍を覚えていった、という流れでした。


いざやってみるとすごく面白いし、そもそも刺繍の小物とかって可愛いですし、知れば知るほど夢中になって、果物とか動物とか、色々自分の好きなモチーフの刺繍をやってみたくなったんですね。

そして、「こんなの作りました!」とかってSNSに写真を上げれば、その度に「すごい!」「可愛い~」なんて褒めてもらえるものですから、なおさら楽しくなっていきました。

そんな感じで、一月~二月くらいは隙あらば刺繍、刺繍のために夜更かしすることもしばしばでした。



が、ちょうどその時期、職場のことで悩んでいて、結果的に仕事を途中退職することになったり、ここ数年で一番と言えるくらいショッキングな出来事があったりと、色々自分の中でつらいことが重なってしまって・・・

たぶん、今思うとそれで、あんなに楽しかった刺繍をやりたいという気持ちも失せていってしまったんですね。


ただ、それまで楽しく写真を上げていて、これからもそのつもりでいたので、突然やらなくなったことにたいして、"勝手に"罪悪感を抱くようになってしまったんです。

別に私が趣味で始めたことをどんなペースで続けようか、何を作ろうが、ある日突然辞めようが、他の人からしたら「どうでもいいこと」のはずですよね。

なのに、私は自分に対して「飽き性」だという自覚があり、そのことで家族から批難されたことがあるぶん、事情はどうであれ突然やらなくなってしまった自分に対して、「何か始めても続かない人間」みたいなレッテルを貼ってしまいました。

一度始めたことをやめたり、一度宣言したことを撤回するのは「悪いこと」「恥ずかしいこと」だとして、そういう自分を許せないんです。

でも、そうは言っても、なかなか心は元通りになってくれなくて、「(刺繍)やらなきゃ」といくら考えても、刺繍枠や糸を手に取る気持ちになれませんでした。


そうこうしているうちに、その罪悪感から、とうとうTwitterもやらなくなってしまいました。

刺繍で作ったものの写真をTwitterに投稿して、それで感想をもらったり、コミュニケーションを取っていたので、それをやらなくなった自分では、「いいね!」と言ってくださった方々に顔向けできないと思ったんです。


Instagramと違ってTwitterは、コミュニケーションがメインのSNSだと思います。

Instagramでもコメントをもらうことはありますが、私の場合そこまで多くはなく、どちらかというとこちから一方的に何かを発信したり、見てもらったりする媒体として使っています。

一方、Twitterは、何か「言葉」を発すると、それに対して「返事」が返ってくる可能性が高いですよね。

だからこそ、返事が来る可能性を予測しながら投稿する必要があって、いつもドキドキ(ビクビク?)してしまいます。

そんな理由から私はInstagramはさほどストレスなく続けてこられたのですが、Twitterは3月以降ほとんど開くことができなくなって今に至ります。



この半年近くの間、刺繍をやらなくなってしまったことで、ずっと自分を責めてきたというか、自分の「悪いところ(長続きしないという欠点)」について悩み続けてきました。

いつも頭の片隅に「刺繍やらなきゃ」があって、それをクリアできないかぎり、Twitterは再開できないし、それまで仲良くしてくださっていた方(特に刺繍のことを褒めてくださった方たち)とはコミュニケーションを取る資格がないとまで思い込んできました。


だから、他のことに興味を持ったり、何か始めたりしてみても、中途半端で突然辞めてしまった罪悪感から逃れることはできませんでした。



ただ、それでも、どうしても再開しなければならないきっかけができました。


以前から仲良くさせていただいている方との、ハンドメイドイベントへの出店が決まったんです。


この半年近く、本当にまったく何もしておらず、刺繍糸にも刺繍枠にも触ってこなかったのに、それでも、私のことを誘ってくださったんですね。


「一緒に出店したいですね!」

と前々から話はしていたものの、これまで一、二度応募して審査で落ちてしまったりして叶わなかったのが、今回は無事に出店できる運びになりまして。


「こうなったからには、なんとしても再起して、刺繍を頑張らねば!!」


そう決心したのですが・・・


やはり、一度ずっしり沈み込んだ重い腰はなかなかあげるまでに時間がかかり・・・



そもそも久々すぎて、ステッチの仕方とか、もう何もかも忘れてしまったので、ほとんど一からまた覚え直さなければならないような状態だったんです。


「こんなもの作れたらいいなぁ」と思い浮かべて、絵を書いてみたりはしていたんですが、そもそも技術面の不安があって。


そこでまた、「せっかくあの時あそこまでできるようになれてたのにな…」という悔しさが込み上げてきました。

こんな状態になって、またあの時のように純粋に楽しいと思いながら取り組むことができるのかな?と不安になりました。



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そこで、昨日思いついたのが、これでした。



これはまだ途中なんですが、何かと言うと、100円ショップで買った「刺繍図案キット」のステッチ途中のものです。


一から自分でデザインするとかは久しぶりの再開には難易度が高すぎるし、また一から動画を見てステッチを学び直すというのは悔しさが出てきてしまうし・・・

と悩んだ末の、いいとこ取りの方法がこれだったんです!


もともと図案(下絵)がプリントしてある布なので、あとはその上から、説明書を見ながら指定された方法でステッチをしていけば良くて…!

さらに、ステッチの方法もイラスト付きでわかりやすく説明書に書いてあるのに加え、どんな表現にどのステッチを使うといいかも含めておさらいができるんですよね。

何より、自分で考えることなく、ただただ機械的に繰り返していけばいいのでストレスフリー!


この作業を繰り返しているうちに、だんだんとステッチの仕方や、針の持ち方、糸の扱い方を思い出していきました。

それに、「刺繍ってやっぱり楽しいな♪」という気持ちもわいてきたんです。


というわけで、こんな感じで少しずつリハビリしながら、イベントに向けて作りたいものの構想を膨らませてみようとおもいます!


(イベント開催が10月上旬ということもあって、そこまで悠長なことは言ってられないのですが…)


何から手をつけていいやら、気持ちをどうやって持っていけばいいやら、まるでお手上げ状態だったのですが、意外なところにヒントを見つけることができました。

自分の好きだったものをまた好きだと認識できたこと、自分を責めていた気持ちから少し楽になれたこと、いろいろ良かったなぁと思ったのでした。


(最後まとめ方雑すぎですね🤣🤣笑 言いたいこと、伝わっていたら嬉しいです!!)

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