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日本人ってキメラ好きよな

はじめに

たまにはこういうタイトルがあってもいいかなと思いました。
「日本人ってキメラ好きよな」

日本人といいますか、日本のかなり多くの漫画・アニメで「キメラ」なる「異なる種類の動物を混ぜたもの」が登場してるように思います。
僕も

  • 鋼の錬金術師

  • HUNTER×HUNTER

とかは好きで、先にアニメを見てから漫画を読んだりしました。
どちら基本的には異なる種類の動物を混ぜた「キメラ」が登場しますね。

こういったものだけではなく、いわゆる妖怪とか妖魔の類も異なる種類の動物を混ぜたやつが多いんじゃないかなと思います。
※すみません、正直漫画やアニメに疎く思い浮かびませんでした!思い浮かんだのがあれば教えてください!


キメラ爆誕のニュース

ちょっと前ですがこんなニュースがありました。

両方の記事とも著書『人類滅亡2つのシナリオ AIと遺伝子操作が悪用された未来』をもとに記載されていますが、4日違いで同じような記事が出てるのがちょっと気になっていました。

記事を参照しますと

ヒトの細胞をサルの胚に注入して異種の細胞をあわせもつ「キメラ」。2021年4月、米ソーク研究所と中国・昆明理工大学の共同研究チームは、世界で初めてサルとヒトとの遺伝子型の細胞が混在する「キメラ」の胚を培養し、受精から最長19日間、成長したことを発表した。

サルとヒトの「キメラ胚」を生み出した人類 「ゲノム編集が悪用されれば、破滅のシナリオへつながる」

ということで、実際に生まれたわけではないですが、胚を19日間成長させたとのことです。


ゲノム編集技術

「ゲノム編集」という言葉を聞いたことがある人もいると思います。(僕はあまりありません)
わりかし新しいところだと、2020年に「ゲノム編集」の技術手法がノーベル賞を獲得しています。

ざっくりゲノム編集とはなんぞやというところでいうと

生物の特徴や機能といった情報すべてが集まっているのが、ゲノムです。ゲノム編集とは、酵素の「はさみ」を使ってゲノムを構成するDNAを切断し、遺伝子を書き換える技術です。従来の遺伝子組換えと比較して、安全に、そして狙った遺伝子を編集できる技術として、農業や水産業で応用が進んでいます。また、遺伝子が要因となる疾患の治療など、さらなる応用が期待されています。

産総研マガジン『話題の〇〇を解説 ゲノム編集とは?』

遺伝子情報が組み込まれたDNAを切断し、それが修復する過程で必要な遺伝子の情報が書き換えられることを狙った技術で、遺伝子の機能を停止させたり、強化させたりできるものだそうです。

似たような技術で「遺伝子組み換え」というのがありますが、これは意図的に別の性質を持った遺伝子を組み込む技術だそうで、言ってしまえば、ゲノム編集より粗い技術なんだと読み流しています。


ゲノム編集によって何ができる?

正直まだよくわかってない部分もあるのですが、想像・考察の範囲で書いていきたいと思います。

医療分野

ここが一番でかいかなと思います。
これはいいように使えば、例えばですが、病気になりうる遺伝子を停止させるだとか、ガンを根絶するだとか、そういった技術として使えるんじゃないかと思います。
遺伝子系の疾患とかもこれで防げるようになるというように思います。

一方で、逆のことにも使えるということを忘れてはいけません。
逆のことと言いますと、はっきり言えば、「病気を作ることもできる」し、その病気を防ぐための「ワクチンを売る」こともできます。

ここら辺は倫理的なところが世界中で決められなければなりませんが、歪んで決められる可能性もありますし、「倫理的」という曖昧な表現をされるんじゃなかろうかと思います。
「倫理的にOUTでも法的にはOK」ならOKになってしまいかねません。

食品分野

今後食品問題が多く取り上げられます。
これからも起こりうる(作られうる)環境問題に対して、こういう品種ならこういった環境でも育てやすいよとか、この品種は暑くても育つよとかそういう流れが加速するんじゃないかなと思います。

環境問題やウイルス系のことに関しては「こういう世の中にするから逆算してこうしよう」という意図がバリバリだと思いますので、注視してみるといいかもしれません。


ここからはようやくちょっと怪しい話です。


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