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魚からの手紙。

素敵な企画。俳優の冨永愛さんがInstagramでシェアされていて知りました。上記をクリックすると企画サイトに飛びます。青く美しい画面に、自分の手紙を放流すると、魚の形のラブレターとなって青い海を泳いでいきます。

私が綴ったFISHLETTER。魚になって青い海を泳いでいます。ブリだそうです(笑)
入力は画面上で行います。片仮名Only。Quietキーボードに慣れた身には難儀な入力方法でしたが何とかLETTERを放流しました。

上記を通常の文章で綴ってみます。

泳いでいたい
あなたと どこまでも
青い海は私たちの愛の証
どこまでも どこまでも 泳ごう
青い自由を 守るために

FISHLETTERに名を借りた散文詩のようなものかもしれません。私は恋情を綴るのが苦手です。それが短歌に留まれなかった理由の一つかもしれません(短歌は恋歌が必須とも言えるので)。

僭越分際弁えず、ですが。私はダイアローグが文体というか拙稿の色彩なのだと自認しています。自分という個から不特定に言葉を発する。その不特定が、ある個を含んでいたとしても、文章が形になった時点、誰かが拙文を読んでくださった時点で言葉が向かう先はひとりではなくなり、普遍となるのです。愛を語るなら、風の中に言葉を放ろう。そう思っています、恋愛を綴るときは。

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