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優しい人間

久しぶりに仕事で東京。
電車に乗って目的地で降りたホームでの出来事。
電車からおりホームを歩いていたら人が人にぶつかった。白杖の視覚障がい者の男性が点字ブロック上に立っていた女性にぶつかったのです。女性は電車を待っていたのでしょうかスマホに集中して突然ぶつかられてとてもビックリ。私はそっと視覚障害の男性に「どちらへいかれますか?」と声をかけました。『エレベーターに乗ってトイレへまず行きたいです』とおっしゃったので腕をそっと添えてエレベーターに一緒に乗りました。降りたら男性は『多目的トイレへ行きたいです』とのことでしたのでトイレの前まで行きボタンを押してドアを開けました。男性は『ありがとうございました』
心配性の私はトイレが済んだあと出口や目的地まで無事に行くことができるのか。。。しかし、仕事の時間が迫っていたので私はその場を後にした。
東京という街は自分も住んでいたからよくわかるが時間のペースが早く他人に興味を示さない。良いようで田舎者にはちょっと寂しい感じ。
今回の様なことは見慣れているのでしょうか誰も手を貸そうとしない。実際貸さないほうがいいのかもしれないが私は大丈夫かな。。。気になって仕方がない。以前ラブレターというドラマをやった際聴覚障害の娘の母役を演じた。勿論手話を必死に学んだ。手話の講師も聴覚障害者のかたもいた。とても明るい女性だった。障害を感じさせない強くたくましく生きている姿が記憶に残ってる。
私は子育てをしていてどんな風に育ってほしいかよく考える。人の目はどうだっていい。
自分がどうしたいか。
自分がどうありたいか。
自分自身で自分を理解し相手に気持ちを伝え自分らしく生きてほしい。
誰かにそっと手を差し伸べる気持ちも持ってほしい。そして、自分が辛いとき周りに助けを求める事をしてほしいと思う。
生きにくい世の中だけど子育ては色んな意味で責任重大だなとつくづく感じる。

smile. love. kiss

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