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三浦春馬さんについて、一ファンとして思うこと

ちょっと、色々思うところがありまして。今日は私が見た情報から、三浦春馬さんの仕事に対する真摯さとか、彼のクレバーさ、キラキラした好奇心が垣間見えると感じたものをピックアップしてみたいと思います。

『このところドラマ(TWO WEEKS)の撮影で忙しくて、歌のレッスンになかなか行けていなかったんですが、面白いことに、主題歌(Fight for your heart)を担当させてもらったことで新しいアプローチができるようになったというのがあって。新しい先生に出会って、今までは苦しかったハイノートがラクに出せるようになったりしたんですよ。今回はきっとクラシックふうの歌い方が求められるから、経験値が増えたことが何らかの形で生きたらいいですね。「キンキー・ブーツ」再演の時も、直前に「罪と罰」という、セリフ量が膨大で怒鳴るシーンもある作品に出演したことが、結果的に声帯の体力アップに繋がった。今回もそういう効果があることを願いつつ、まずは稽古が始まる前までに個人的な強化期間を設けて、ミュージカルの声帯を取り戻したいと思っています。』(ステージスクエア vol.41  ホイッスル・ダウン・ザ・ウインド ビジュアル撮影レポートより)

『(Instagramのストーリーで発信している「三浦家、日本製棚」への反響について聞かれ)

(インタビュアー)あれは三浦さんから提案して下さったじゃないですか。そういうことをしたいというのはずっと考えていたんですか?

(春馬さん)もちろん、多くのかたに「日本製」を知ってほしいという想いもあったので、そのきっかけになればということも思ったし、自分自身も振り返りたいとう想いが素直に生まれたんですよね。プラス、少しでもご協力して下さったみなさんに還元したいという気持ちがずっとあったのですが、今は現地に行くことが難しくなってしまったので、本を読んで下さった方が“もっと知りたい”“これを買ってみたい”と思った時に、Instagramが入り口だったら、ネットでアクセスしやすいかなと思ったんです。と、いろんな理由を語ってしまいましたけど、純粋に自分が楽しみながらやっているんですけどね(笑)』(プラスアクト 2020年9月号より)

この後、本人提案でインスタのストーリーに上げるのを静止画でなく動画にした理由等を熱く語っています。

ホイッスル・ダウン・ザ・ウインドがコロナの影響で途中でなくなってしまった時の、彼の言葉。

日本製の巻末インタビューでも、『僕たちも人間だから、モチベーションを高く保ち続けることが難しい時期もあるかもしれません。でも、そういった時にも携わった作品…映画や舞台、ドラマであったり、この書籍や写真集といったものが誰かの気持ちに繋がって、社会貢献のきっかけになるかもしれない。そういうふうに思えれば、弱ってる時期も頑張っていけるというか。自分のやっていることがちょっとした着火剤になり得ると考えられる健康的なマインドを持ち合わせていたいとすごく思うんですよね。』と同様のことを語っています。

Wikipedia「三浦春馬」の「人柄」の項より

『関係者の三浦に対する印象は一致しており、「真面目、クレバー(知的)、好青年、周囲に気を遣える。責任感が強く、作品作りに誰よりも一生懸命に取り組み、仕事で他人に迷惑をかけることを一番に嫌う」「謙虚、いつもまったく偉ぶることなく、気持ちよく仕事をさせてもらった。とても思慮深い」「誠実。嘘のない方」と評され、芸能界でも人望が厚く、共演者や後輩からも慕われていた。
2019年の主演ドラマ『TWO WEEKS』で共演した高嶋政伸は、三浦の印象を「20代なのに成熟している。俯瞰的に見ている」と語っている』(脚注略。各情報の出典は以下リンクより参照可)

おそらく、「真夜中の5分前」の時だと思うのですが、中国人通訳さんとのエピソード。仕事の上では、優しいだけではなかったことも伺える貴重なお話です。

2018年のライター、門間雄介さんによるインタビュー記事の振り返り。かつての自分の弱さや劣等感を糧に「今」を語る彼には、若いのに達観してるなと感じてしまいます。


お仕事モード以外の三浦春馬さんについて、私たちが分かることはほぼありません。しかし彼と交流があった人たちからポツポツと漏れてくる言葉やエピソードの数々からは、取材の場や番宣、お芝居、MC等でみせる彼の印象と普段の彼の印象が、ほぼ一致することが感じられるのです。仕事については真摯で努力家。キラキラした好奇心とお茶目な部分が同居。誰にでも優しい気遣いの人…。ファンとして、見える範囲の情報から、芦田愛菜さんが語ったような意味合いでの「その人を信じる」という思考に達するのは、ごく自然なことなのではないでしょうか。ただ、見えない範囲を憶測やデマで埋めてしまうと、どんどん「その人」の姿が歪んでいく。1ファンである私にとって憶測やデマと事実の境目を見極めるのは非常に難しくて、自分自身が日々揺れ動いてしまいます。

芦田愛菜さんが語った「信じる」ことについての見解は以下を見てください。


彼の語った言葉と残してくれた作品を信じ、胸に刻んで、揺るぎない自分を持って、本当に少しずつでも良いから、顔を上げられるよう、前に進めるよう頑張りたい。でも、今日は何となくまた一歩後退。そんな日が続いています。毎日春馬さんのかけらを探した結果、心をえぐられるような情報に出くわしてしまうこともありますが、そんな時こそ、春馬さんご本人の発した言葉と作品に立ち返り、揺るがず、自身が真摯で優しくあること、努力すること、周りに目を配ることを忘れないようにしたいです。きっと、そうあろうとすることが、半径2mくらいを幸せにしていくことにつながる気がします。そうすることで、春馬さんの生きる姿勢を未来に繋げたい。そんなふうに思います。





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