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三浦春馬さん映画「天外者(てんがらもん)」を10倍楽しむために 五代家の人々

映画「天外者」を楽しむために、五代友厚の思想的なバックグラウンド、影響を与えた人物を中心にこれまでまとめてきました。「天外者」は青春群像劇だそうなので、主な映画の登場人物についてここからは書いていきたいと思います。

五代秀堯・やす夫妻

五代友厚の父・五代秀堯(映画では生瀬勝久さんが演じられます)は当時の中級武士で、藩の学者でした。地理学に造詣が深かったようです。秀堯が「一代限りの小番に取り立てられた」ということですから、優秀な学者であったようです。

五代友厚の母・やすについては具体的な資料が手元にありません。映画では筒井真理子さんが演じられるとのこと。どんなふうに演じるのでしょうか。奥様の豊子さん役の蓮佛美沙子さんの佇まいから想像するに、幼い頃から天外者の片鱗を見せる子を優しく見守る母、と言った感じでしょうか。楽しみです。

五代徳夫

友厚の兄で、秀堯の跡を継いで学者になっています。番宣動画にあった地図の模写は、友厚のものではなく徳夫の手によるものだとする説もあります。が、物語なので、ここは友厚の手によるものだと思って楽しみましょう。天外者では内田朝陽さんが演じられます。

五代豊子

五代友厚の妻です。映画では蓮佛美沙子さんが演じられます。実は、2人目の妻です。最初の妻とは離婚しています。一民間人となった友厚の生涯の伴侶として、彼を支えた人物です。番宣動画での蓮佛美沙子さんと三浦春馬さんの夫婦を演じる姿から察するに、仲睦まじいご夫婦を演じてらっしゃる事と思います。

まとめ

五代友厚を取り巻く家族についての詳細は、よくわかっていません(手元に資料が無い)。しかしその分、役者さん同士がどのようにぶつかり合い、どんな化学反応を見せてくれるのか楽しみです。

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