2022年は大変な年だった・個展
2022年は大変な年だった。
コロナによる保育園突然閉鎖で予定変更。
管理アパートが放火魔に遭った。あれこれしてどうにかなった。
子がコロナに罹って大変、はぁやっと落ち着いたという頃に父の他界。
いまだコロナは世界中で流行してるし
世界はどうやっておさまるの…
イタリア行くのにもロシア上空が通れなくなり、ただでさえ乗り継ぎがあるのにさらに遠くなり、ヨーロッパが遠くなってしまった。
毎日なんとか過ごしているけれど、着実に見える風景が変わっている。
個人的明るい話題としては、5月に初・ハーフマラソン完走!
好記録ではないものの人数が少なかったため女子3位!
ランニング習慣は継続してるし、健康的な料理するのが好きだからか、私自身元気なのはありがたい。
今年はバタバタだしゆっくり着実に過ごそ..と思っていたら、
夫が「個展できるならしなよ〜!!」と後押ししてくれて、世界一作品の多いピカソに比べたら足元にも及ばないし、数点でも何とか継続して描いていこう!と、平日は夫婦で不動産屋をしながら、幼児の急病に付き添ったり、ランニングしたり、絵を描くことと向き合っていったのだった。
半年位前からこの様子を残そうと#emi個展進捗 のハッシュタグでtweetしててまとめたのがこちらです。
個展に向けて文を書いてみました。
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個展『遠くの流れが瞼に映る』
今回の個展タイトルは、遠い事(昔)と近い事(今)が、交錯しながら、今この瞬間が重なるようなイメージからつけました。
【いま!と言った瞬間に”いま”が去る】のが子どもの頃から不思議だった。
”いま”がいっぱい繋がりながら先頭に”いま”がいるオバケのように思えます。
昨年の個展のテーマをさらに深めようと、ランニング中の風景を見ながら、時の流れとともに足を進めつつ考えていた。
朝ランニングすると、もう一刻一秒空の色が変わるからウカウカ見てられなくて、焦ってしまう。
ちょっと今いい感じの色だったから止まって!と空に言っても止まらないから、慌ててスマホを取り出し撮ったりする。
ランニングでも子どもとどこかに行っても、しょっちゅう写真を撮って、その瞬間を収めてモチーフを探った。
また、作品を飾って、その絵を見ると、絵の時間はゆったりと流れているように見えるから面白い。
今完成した絵を眺めても、変わっていくことがないからホッとして見ていられる。
手描きでコツコツ描いたぶん時間が詰まっているような絵もあるかもしれないけれど、5秒で描いたドローイングでも、飾るとゆったりした時の流れを纏う。
父が他界した日に偶然描いていたモチーフが今回展示できる作品の睡蓮だったので、その絵を眺めると父の生の痕跡とその境目が曖昧になるようなイメージが湧く。
瞬間に過去なるものと今が交錯しつつ、遠いことも近いことも重なりながら、”いま”が形づくられていく。
そんな”時”の往来をしながら、創作を思索し、作品と向き合いました。
時間と空間が交わり重なり合ったイメージへの探求の成果をギャラリーに満たしたい。
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昨年の個展の時に自己紹介含めて書いたnoteはこちらです。
https://note.com/harukusaemi/n/n8f5c98f43d44
良かったらご一読いただけますとさいわいです。
昨年からの繋がりもあり、より探求できたように思える。あと、具体的に筋肉が増えたのもあって、筆圧が高くなったりストロークが変わって、少し雰囲気が変わったかもしれない。体力や呼吸のリズムもそのまま画面に伝わってるように見える。
私は基本的に水木13-17時在廊、土曜日不定期在廊の予定です。
初日12/3土は、13-19時迄在廊予定です。
制作多忙でこの半年特に誰と会う事もあまりなかったので、お会いしてお話しできる方とはぜひしたいです。
本人いると鑑賞しづらい方はいない日を狙って頂くか、もし私がいたらギャラリーから出ます。
実物を見ると作品や線画の雰囲気も面白いと思います!
ぜひお気軽にお立ち寄り下さいませm(__)m
12/3(土)〜12/24(土)迄 水・木・金・土
13:00〜19:00 open 入場無料 文京区本駒込4-33-10 http://http://www.ohshimafineart.com
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