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いいことがあるから笑顔になるんじゃなくて、笑顔でいるからいいことがある

自分で言うのもなんだけど、
私は特別「仕事ができる人」ではない。


みんなを引っ張るようなリーダー的役割は苦手だし、頭の回転が速い訳でもない。「基本的なこと」はできるしするけれど、売り上げとかの数字が出てくるとすぐにおでこのしわが増えて、、お手上げ状態。


だけど今日、いつもどおり売場で仕事をしていたら
総店長がさっと私に声をかけてくださった。


「笑顔が素敵です」
それだけ言って去っていった総店長。




総店長は私が出産前に働いていた人とは代わっていて、今の人はおじいちゃんのような方。

総店長のことを「おじいちゃんのような」なんて言うのはもしかしたらうまい言葉ではいかもしれないけれど、、年齢もおそらくだいぶ上の方。そして、朝礼で話すことを聞いていても、腰が低く物腰がやわらかく、発せられる言葉の重みがちがうなぁといつも感じる。それはきっと、これまで生きてきた年齢と経験の厚さが私のまだ知らない厚さだからなのかなと思っている。

そんな総店長はよく売場にいる。

この、「売場にいる」って当たり前かもしれないけれど、決してそうではない。今の会社で8年目、夫の異動があって3店舗目。早ければ半年で店長が代わることも多い会社で、おそらく他のスタッフよりたくさんの店長を見てきたけれど、ここまで売場に出て活気だしをする店長に会ったことはない。(今の店舗は大きいので店長が複数人いての総店長がいる)


だから、
「総店長よく売り場にいるなぁ、声聞こえるなぁ、私も頑張ろう!」
そんなことを思っていつも売場にいる私。かといって、総店長とは復帰した時に少しあいさつしただけ。スタッフ数もかなりいるので接点はほぼない。


だけど、そんな総店長からの
「笑顔が素敵です」

ちゃんと見てくれたんだなぁと思うと、とっても嬉しかったし、「売場に笑顔でいる」ことを何より大切にしている私。

売場での笑顔だけは自信がある(笑)
笑顔じゃない瞬間はもちろんあるかもしれないけれど、たぶん、人よりはずっとそういう瞬間が少ない。それにはちょっとしたコツというか、裏ワザというか、大学の時から続けている笑顔の習慣があるから。


それは、「口角を常に上げていること」

それだけ!? なんだけど、それだけ。
大学生の時にあることを教えてもらって、それを学生時代のバイト中からずっと続けているので、「口角を常に上げている」ことは当たり前にできるようになった。


そのあることとは、私が大学生の時にやっていた活動のコミュニケーション研修で講師の方が教えてくれたこと。
講師の方は、

どんな目元でも、口元が笑っていたら笑顔に見えるの。目元が大事じゃないって訳じゃないけれど、口角が上がってるだけで印象は変わるからね

そう言って、

ボードに描いてくれたんですよね。
こっちは口角が上がっていない
口角が上がると☺️

「ね、どんな目元でも、口元が笑っていたら笑顔に見えるでしょう?」
と、描いて教えてくれた。


私はこれを聞いて「なるほどな!」と思ったのと、

「口角が上がっているだけで笑顔に見えるなんて、、お得だなぁ!」と思ったんですよね(笑)


だって、仕事って楽しいばかりじゃないし。
ちょっと気持ちが落ち込んでいる時もある。人間だし。でもそんな時、"口角をあげておけば"←
いろいろカバーできるんじゃないか!?と、、、ある意味ひらめいて。

そんなわけで、
大失恋で目も腫れまくりで仕事なんてできそうもなかった日も、仕事で失敗して行きたくなくて笑顔になれなかった日も、とにかく「口角を上げて」いた。お客様のためだけど、自分を守るためでもあって、この小さな習慣がこれまでの仕事をどこかで支えてくれていたなって感じる。


きっかけはなんともアホラシイ考えから始まった習慣、だけどこの習慣を続けてきたからこそ実は褒められてきたこともあったり。最初は意識してあげていた口角も、今はもう仕事となればニッコニコ(*^^)v




まぁ、頭が弱いので笑顔でカバーしている(ごまかしている、、、?)って言うところもあるけれど、、、。それでも、笑顔でいるとそれだけでいいことがたくさんあるな と、この仕事を続けていて実感している。


***



総店長に褒めていただけて、すごく久しぶりに大学生の時の研修を思い出してので、書き残しておきたくて書いてみました◎

いいことがあるから笑顔になるんじゃなくて、
笑顔でいるからいいことがある  


みたいなことも言いますしね♩
そうあったらいいなぁ、今日もよき1日を🌼

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