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もっと委ねて、頼ればいい

あと1か月ほどで引っ越しをすることになった。
ついに引っ越し、大阪での生活は2年と少しかぁ、、ちょっとさみしい。

前々から恐らくこうなることは決まっていたから、育休中から家の中を片付けたりメルカリで使わなくなったものを譲ったりしていた。でも、なぜか手を付けていなかったのが

粗大ごみ

(ドーーーーン!!)

今思うとどうして片付けなかったんだろう?と思う。やっぱり億劫だったんだな、重い腰が上がらなかったんだな。だけど、そんなこともう言っていられない。



引っ越す時に要らないものを移動させるって、
本当に意味のないことだ思うから。
(だって使わないんだよ、、?)



こういう時、小さい頃おばぁちゃんから言われたことを思い出す。

めんどくさいことだって結局やらなきゃいけないのは変わらない。
それなら、早くやってしまって片付けた方がいいでしょう?

結局やらなきゃいけないのは変わりないのだから、さっさとやってしまいなさい~ っておばあちゃんよく言ってたなぁ。
「そうだよね」って納得しながら、分かっていてもできない32歳がここに居るよ、、だってやっぱり面倒くさいに勝てない(笑)


でも、引っ越しが決まってからの行動は速くて、
すぐに粗大ごみの手配をした。
引っ越しのピーク時期じゃないから申請もすんなり。



捨てるものは

使わなくなったゴミ箱×2
使えなくなった座椅子×2
使わなくなったマットレス×1

それと、使わなくなった片手鍋×2も。これは調べたら資源回収でOKだった。

引っ越しぎりぎりまで使い続けようとしていた座椅子も、娘が牛乳を盛大にこぼしてしまったので急遽処分することにした。こういうこと、あるあるだよね、、、



***



コンビニにステッカーを買いに行って、いよいよ粗大ごみを捨てる日の前日になった。後は捨てるだけだけど、捨てるのが一番大変だ。



当日、粗大ごみは8時30分までに置いておかなきゃいけないのだけれど、子どもたちがいるから夫が仕事に行く前に捨てに行かなければならない。いつもの夫だと、起きてシャワーを浴びてリビングに来るのは8時15分。。


エレベーターを数回乗り降りして、15分。。。
「15分間でぜんぶ間に合う、、かなぁ、」と考えていた。



夫は結構のんびり屋で、「どーにかなるでしょ!」「しゃーない!」が口癖。だから15分もあれば「心配いらないでしょー」って笑い飛ばされるはず。だけど私はその反対で、「間に合うようにちゃんとしたい」「できることは事前にやっておく」慎重派人間。


という訳で、たぶん15分でどーにかなるだろうけれど、朝バタバタしたくないから夫にLINEをした。

地球外生命体についてはこの記事に書きました(笑)


私なりの伝えたポイントは、 ←誰も聞いてない(笑)

・何をどのくらい捨てるのか伝えないと
 イメージが湧かないだろうから、あえて伝えた
・いつもより早く起きてほしいことは伝えたけれど、
 時間までは指定しない。そこは夫に委ねるし、
 私のコントロールすべきところじゃない
・地球外生命体が怖いので、
 そこは手伝って欲しいとちゃんと伝えた

これに対しての返信が、
「言ってくれたらやるよ」の受け身なのは昔から変わらない。たたき起こすって、、w



ほんと、少しは「俺がやるからいいよー」なんて言われてみたい。だけど、「捨ててほしい!お願い!」って言ったらちゃんと捨ててくれる。それは分かってる。だから、これは私の問題なのだ。頼るのがすんごく苦手な私の課題。



でも、今までの私だったら「明日粗大ごみを捨てること」ですら夫に言えなかった。(自分でもビックリするけど本当に)申請して、ステッカーを貼って、子どもたちと夫が寝ている間にえっさほいさと座椅子を担いでいたと思う。


「どうして夫は気づいてくれないんだろう」って思いながら。
(究極にこじらせていたね、、)


言わなきゃ伝わらないのに、言えなかった。
自分でできることだから、頼っちゃいけないと思っていた。
んだよね。

だから、これでも成長した。


夫に、
・粗大ごみを捨てます!って宣言した
・捨てる日をカレンダーにも書いた
・明日捨てますってLINEした


ここまで言えるようになったから、
次は「お願いする、頼る」だなぁ。
お願いするの本当に苦手(笑)


***


当日、夫はたたき起こすことなく起きた。
「よしよし起きてくれたぞ~」って心のなかでガッツポーズ、
さっそく捨てに行こうと思っていたら、




夫「俺、捨てに行こうか~?」


!!!


思ってもいなかった夫の言葉にびっくりした。。。



私「え、いいの、、?お願いします!」
こういうとき敬語になりがちだけど、
すかさず返事をした。



そう言って、夫が次々と粗大ごみを運んでくれた。
怖かった地球外生命体も出てこなくて、夫とホッとした。
夫が運んでくれている間、
私は子どもたちとのんびりテレビを観ていた。



全部運び終わった夫は、
「座椅子重かった~!!」って言っていて、
端から見たら普通のことかもしれないけれど
私にはとっても嬉しくて


「ありがとう、助かったよ^^」と伝えた。




「やっぱり素直に頼めばいいんだな、、」
もっとかるーく委ねていいんだ、頼っていいんだ。


もう一人で、
何でもかんでもしようとしなくていいんだ。
そう思った。

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