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失恋のトラウマ


眠い目を擦りながら、何故か傷ついた経験をもう一度振り返って書き記します。

昨日の続きですね。
大学に入ってから、急に好きだった人から連絡が来た。
向こうから連絡が来るなんてこと初めてで舞い上がった。

ショートメールで、
「久しぶり!元気ー?」ときた。
「元気だよ!」と書くと、「電話してきて!」という返信が。この時点で、おかしいじゃん。電話してきてって。自分からせえよ、なに様よ。こっちの電話代のこととか考えてる?って感じなのだが、ちょろい私は反論せず、ほいほいと電話をした。
そこでは、近況や「彼氏いないの?」と言ったことをきかれて、今度こそ私にチャンス到来だと思った。

なんと相手も彼女がいないとのことだった。

そこから、毎日連絡をするようになった。ほんっとたわいのないことだし、今思えば内容なんて全然なかった。
夜間の専門学校に通っているらしく、どこか怪我もあるらしく、「人生迷子だよ‥」なんて同情を煽ってきたりもした。

その人は決まって、なぜか土日になると返信が遅くなるのだった。
しかも、トプ画はうさぎの人形。

まあ、それは置いといて。「今度遊ぼっか」と言われた。遊ぶって遊園地とかかなと勝手に解釈した。しかし、お互いの会える日を、電話で照らし合わせると、
どういう訳か、平日の専門学校が終わってから、自宅に帰って、23時以降しか会えないというのだ。「土日は無理なの?」ときくと、「うん、そうだねごめん」と言われた。

この時点で気づくべきだったよ。

実は、昨日日記を整理していたら、その人との事が事細かに書いてある文章を見つけて。ほぼ殴り書きだったけど、生々しくて具合が悪くなっているのです。

結局、私はまだ20歳そこそこだったけれど、
相手の怪しい部分は見て見ぬ振りをして、親には適当に友達と飲み会だと嘘をついた。
本屋さんで待ち合わせして、その人が車で迎えにきてくれる事に。
相手「23時過ぎ…もうすぐ着くよ」
「ありがとう!本屋さんにいる!」
相手「でも、会ってなにする?」
「うーん、適当にお話とか?笑」
相手「あそこは嫌なんだよね?」
「ん?どこ?」
相手「あなたが嫌がりそうなところ」

無事合流したら、その人はホテルに行きたかったらしい。行くだけ行ってみようとのことで、ホテルの駐車場まで連れて行かれた。まあ、私もはっきり断れなかったのが悪いけどね。
「さぁ、時間ないよ!いこいこ!」相手が何度もクラップして私の助手席のシートベルトをカチャット外す。こんなこと初めてで、石のように固まる私。

すかさず、いやでも、ここ高そうだし。。と私がいうと、いいよ、これくらい出すよ!とのこと。

片思いの大好きだった人にそんなお金払われても全く何にも嬉しくなかった。本当に怖かったし、泣きたかった。

結局諦めて、その日は帰る事に。もう私は車に乗っているのも怖くて。「ここで降ろして」と言った。
相手になにをされるか分からなかったから、「今度会った時に」とその場凌ぎで適当に言ってしまった為、やけに次会う日を決めたがっていた。
へんぴな所で降ろしてもらい、その人はさーっ車で行ってしまった。私は交番の前をトボトボ、真っ暗闇の中歩き、これほどまでに悲しく、情けない夜はなかったと今でも思う。
本当にあれはね、悲しかったよ。

人として見られていない感。自分の気持ちを踏み躙られた感というか。

後で知った話、その人はその時彼女がいたらしい。
こわいこわいこわい。何しようとしてるの。私は何に巻き込まれようとしてるの。

そっからはお互いにブロックして全く連絡は取り合っていない。

そこから、割と男の人がトラウマなんだが。
自分に質問をしてくれない人、
明らかにチャラい人
は要注意かもしれない。

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