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#18「成果や実績以上の価値」

自分の経歴や実績をまとめてみようと思って整理してみたが、入力する手がすぐに止まってしまう。この2年間、本業の仕事を通じて私は何をして、何を得てきただろうか。

私が入社した会社は2013年に設立された従業員20名ほどの小さなベンチャー企業である。事業は2軸あり、主要事業はBtoBの広告営業&制作。もう一つは投資事業で全国の長寿企業のプラットフォーム基盤を構築しようというものだ。私は前者の事業部に所属していて、営業ディレクターとして顧客へのコンサルティング営業を行いながら、社内に所属するクリエイティブチームに依頼&連携しながら広告や映像制作に携わっている。

具体的な業務内容は大きく2つに分かれる。
一つは、営業コンサルティング。顧客から相談された課題や施策に対して、プロジェクトのゴールとこれから行おうとしている施策が一致しているかどうかや、正しいゴール設定ができているのかをヒアリングし、そのプロジェクトの本質を見極め、解像度を高めるための提案をする。一丁前に言えばこうだが、実際のところ未だ自分一人ででは難しいのが現状で、上司のサポートを借りながら進めている状態だ。

そのため、普段からビジネス本などを通してコンサルティングに関する勉強をする機会が多い。「この問題の本質はどこなのか」「このゴールを達成するためにはどんな施策を行うのが得策なのか」「そもそもゴールは今のままで問題ないのだろうか。」プライベートの時間も含めて、上記のようなことを考える日々だが、こういった作業や思考は嫌いではないなと感じている。

業務内容のもう一つは、プロジェクト管理である。ベンチャー企業ということもあり、普段から複数案件の管理を行っていて、繁忙期では10件を超える社外案件を管理していたこともあった。それぞれの案件が完了するまでのスケジュール管理や社内外でのコミュニケーション、制作物に対するディレクションといった感じで、全体の管理を行っている。普段から段取り良く進めたいという意識は強く、これも自分に向いている仕事だなと感じている。

上記の2つ以外にも最近では営業資料作成やメルマガ文章の執筆を行うなど、幅広くスキルを磨いている最中である。

話しは少し変わるが、今日25新卒のカジュアル面談があったのだが、その際に面接官のような感覚で就活生と話をしている自分がいた。これは今までにない感覚だったから驚いた。自分が人事だったら、目の前の方と一緒に働きたいと思うかどうか、そんなことを無意識に考えながら話をしていて、自らの変化を感じたのだ。意識していたことは、人対人で接するということ。合格不合格の判断を下すのではなく、私はこの人と一緒に働きたいと思うかどうか、ワクワクするかどうかであった。

”楽しむ”とは自分だけでなく周りも含めてワクワクしている状態で、”ふざける”とは周りの人が不快に感じているかどうか。

今日の朝礼で上司に言われた言葉をふと思い出した。実績や成果よりも大切なことがあるのではないか。そんなことを考えながら、自分の過去と向き合いながらも、これからも"楽しく"仕事をしていきたいと感じるのであった。

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