見出し画像

#20「姿勢良く生きるために」

天気が良い平日の昼間、仕事の休憩時間に近くの公園に寄って日向ぼっこをすると、色んなアイデアが降ってくる。「今週末はあそこに行こうかな」とか、「そろそろ釣りしたいな」「あの友達に連絡して誘ってみようかな」などなど、たくさんのやりたいことが頭の中を錯綜する。

人は常に何かを求めてしまうから、今この瞬間、目の前に広がる幸せを見失いがちだと思う。いつも無意識に考えていることの大抵は、過去か未来のことだ。

また人は、その日に受けた情報にも影響を受けやすい生き物だ。SNSをみると、見たくもない映像が目に入ることもあれば、思わずブックマークしてしまう情報に学ぶこともある。最近では、先日引退を発表したドイツ代表のクロース選手が自ら愛用しているスパイクを丁寧に洗う姿の動画が、第三者のコメントや引用付きでたくさん流れている。自らが使う物を大切にする点は見習いたいけれど、第三者の言葉や意見に引っ張られたくはない。一次情報を得ることの大切さを改めて実感する。

色んな情報や意見があるものの一つの例が筋トレだ。負荷のかけ方や実施する期間、トレーニングメニューなど本当に多くの手法や意見が存在する。

私も高校生の頃、一時期胸筋のトレーニングに力を入れていたことがあり、仲間と学校のトレーニングルームでベンチプレスに励んでいた。かっこいい筋肉質な胸筋を目指し始めたのだが、調べていくとトレーニング方法はもちろん、栄養や睡眠、実施する期間に至るまで数多くの情報があることには驚いた。それぞれの情報をもとに、トレーニングの負荷のかけ方を変えてみたり、プロテインを買って飲み始めたり、補食のおにぎりを練習終わりに食べるようになったりと、試行錯誤しながら取り組んでいた頃が懐かしい。その成果があってか、サッカーのプレーの質も高まり、どんどん結果が出るようになった。

サッカーで必要な要素の一つに視野の広さがあるが、これは姿勢が良くないと周りを見ることができない。胸筋を鍛えたことで姿勢が良くなり、プレーする時も状態が上がるようになったので、視野広く臨めるようになったのではないかと思う。

最近は、胸筋トレーニングに力を入れていない。振り返ってみると、胸筋トレーニングをしている時の方がプレーの質が高まり、結果も残せていた印象がある。日常生活でも、トレーニングしている時の方が自信に満ち溢れて過ごせているような感覚があった。

そう思うと居ても立っても居られなくなって、早速チョコザップに行き、胸筋トレーニングをみっちり行ってきた。色んなやり方があるけれど、高校生の頃のようにまずは色々試しながらを意識してみる。

合わせて、日常生活からもう一度自分自身の姿勢を見直し、胸を張った良い姿勢で生活することを心掛けていこうと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?