コーチとしての決意~新たな挑戦~
2021.11.10 Wed
子供たちのエネルギーはすごい。
今日はU6クラスのスクールのコーチを担当した。
すごく素直で元気で、その分扱いが大変だったりする。
こっちが話したいのに、なかなか話を聞いてくれないとか、ずっと喋っていたりとか。でも、彼らに悪気があるわけではない。
話を聞いてもらえないのはこちらの、コーチの力量不足であると思っている。
だからこそ、コーチをする時に常に心がけていることがある。
子どもたちの目をしっかり見ること。否定をしないこと。子供と同じ若しくはそれ以上のエネルギーをもって行うこと。
子どもたちは、こちらの言動をすごく見ている。その上で、自分が今何をするのかを自動的に判断している。
だからこそ、こちらの状態が高くないと、子どもたちは自分の指導や練習に付いて来てくれないだろう。
どんなスピードで、どれくらいの声の大きさや間で話すのか。伝えていくのか。どこで子どもたちを称賛するのか。どんな声掛けで伝えるのか。どんな表情で伝えるのか。どんな言葉で伝えるのが適切か。
そんなことを現場で考えながら、今日は話すスピードをいつも以上に変えながらやってみようとか、いつも以上に子供たちの目を見てみようとか、毎回実験的にさまざまなことをその場でやってみて、その後の子どもたちの反応や食いつきを参考に自分の指導を振り返ってみる。
「今日はこれをしてみよう」という軽い実験的なことを毎回している。
それは、自分に多くの発見や気付きを与えてくれるからである。
今日のスクールは、まだ自分が担当して二回目ということもあり、目を見ることや聴くこと、伝えることにこだわってみた。
しっかり説明を聞いていないと間違えるルールを入れてみたり、途中で目を見ること(目配り)の話をしてみたり、伝える声の大きさやスピード、間をいれてみたりしてみた。
でも、思ったよりもコミュニケーションでの差異が生じていて、こちらのイメージしていることと子どもたちのイメージしていることに違いが生じる場面が何度かあったので、それはこちらの反省点だと思う。
伝える言葉、時に動き(シミュレーション)をして視覚的に伝えることも必要なのかなとも感じた。それは次回の時に活かそうと思う。
2回目ということもあり、保護者の方とコミュニケーションも取れるようになってきた。
毎回、スクールの時はすべての親御さんに挨拶をすること、コミュニケーションをとることは意識している。親とのコミュニケーションが良好にできれば、スクールに毎回来てくれるようになると思うし、良い口コミをしてもらえれば新たな子どもたちが来てくれるかもしれない。だから保護者とのコミュニケーションは練習と同じくらい重要にしている。
今日も練習終わりに何人かの保護者の方とはコミュニケーションを取ることができた。
ある方とは、「コーチ来週もいらっしゃるんですか」と言われたし、
またある方からは「コーチの名前はなんですか」とも言われた。
来週からも参加してくれると話してくれたし、自分の名前を覚えようとしてくれたこと、自分に興味を持ってもらえたことは素直に嬉しかった。
他にも、「息子がサッカーの言葉を知らないので何から教えればいいですか」という質問や、「毎回遅れて参加になってしまうのですが、よろしくお願いします」という連絡もしていただけたので、とても良い傾向であるなと感じている。
今後も子どもたちの名前を覚えるだけではなく、誰がどの親なのかまで把握してコミュニケーションをとれるような関係づくりをしていきたいと思っている。