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#109「思考の訓練所」

ここ最近、ものすごく人生が楽しいなと思える瞬間が増えたように感じている。あることでは目の前のことに一生懸命夢中に駆け抜けている自分がいて、またある事柄では心の琴線に触れるような感覚に陥ったり。そんな日常や環境に対して心からの感謝の気持ちが生まれている。そして何より、心動く毎日に対してワクワクしている自分がいる。

この好循環の感覚は、前にも一度味わったことがある。それは、今と同じように毎日noteの習慣を設けていた大学4年生の頃だ。忘れもしない大学4年生の5月頃、まともに就職活動をしていなかった自分が唯一入社したいと思っていた大手不動産系の面接に落ち、目の前から進路の選択肢が途絶えた時期があった。就職活動を行う気にもなれず、将来の選択から目を背けていた時期、何か変化を起こさなければいけないと思って始めたのが、毎日noteの投稿だった。スタートは500字程度のことを書いていたが、それがある時から1000字に変わり、日記のような随筆のような形式を持たない自由な文章を書き出す場所、すなわち"私の頭の中をアウトプットし、整理するための訓練所"となっていた。具体的に関係しているのかはわからないけれど、毎日noteを始めてから日々の暮らしに彩りが加わりはじめ、新たなご縁との出会いや嬉しい瞬間にたくさん出会ってきた。今の会社との出会いも、毎日noteを始めてからだった。

今年の5月頭から開始したnoteも、気がつけば100投稿を超えていた。執筆するのは職場から帰宅する道中や家でのリラックスタイムがメインだけれど、日中でも今日書くネタを自然と考えている自分がいる。アウトプットするために自分と向き合う時間が増えたことで、その日の振り返りはもちろん、過去の自分にもベクトルが向くようになってきた。思考の外在化の訓練を毎日繰り返していることで、私自身の行動にも変化が現れている。その例の一つが、ポジティブに生活できていることだ。うまくいかないことやミス、失敗は今でもたくさんあるし、落ち込むことはあるけれども、それも成長の過程であると真摯に受け止めることができていて、前を向き続けられている。

日々noteに私の感情や思考をアウトプットし、整理していることで、今この瞬間を生きる私を客観的に捉えることができていて、その結果、行動が変わり、マインド面でも良い影響が出てきているのではないか。

毎日note投稿を続けていることで、投稿をしてなかった頃に比べて私自身と向き合う時間が増え、より本来の私の理想像に向けて行動していくための軌道修正を細かく行うことができているのかもしれない。少し難しい表現をしてしまったが、要は毎日私の感情をアウトプットすることで、今の私と対話し、もう1人の客観的な私が軌道修正してくれるといった良い連携が発動しているのだ。

思考の訓練所として、これからも私らしく自由に、内面的な私自身と会話した結果をこの場所にアウトプットし続けていこう。

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