監督1年目~社会人リーグ参入~ vol.9
2020年7月31日(金)TR
アオアシの最新刊を読んだ直後だったためか、
何割増しか熱いトレーニングになってしまったと思います。
今回、指導者として意識したことは、
トレーニングに対する目的意識を強めることです。
指導者が目的や意図を持つことは当たり前のことですが、
実際にプレーするのは選手達です。
その選手達が目的や意図を受け取れているかで、
トレーニングの質が変わります。
そのため、
指導者は、トレーニングの目的や意図を明快に示すことが必要です。
【トレーニングテーマ】
●ファーストディフェンスの決定とチャレンジ&カバー
●出し手と受け手のタイミング(アイコンタクト)
【練習メニュー】
①ロンド 8vs2
②パストレーニング 三角形
③サイド起点のフォーメーション
④3vs2+2vs2
⑤ゲーム
【各トレーニングの目的・意図】
①ロンド
[目的・意図]
・選手間、選手‐指導者間のコミュニケーションを増やし、
信頼関係を良好にする。
リラックスと緊張感を調整し、ベストなメンタルを作る。
・早く最適な判断力
②パストレーニング 三角形
[目的・意図]
・出し手と受け手のタイミングを合わせるように、
意識することで、”良い動き出し”と”良いパス”の成功体験をする。
この感覚を味わうことで、アイコンタクトの重要性を認識する。
③サイド起点のフォーメーション
[目的・意図]
・チーム共通の型を作り、攻撃のスイッチとなる動きやパスを
共通認識しておくことで、先手を取ることができる。
型を作ることで、個人の技術や発想が活きてくる。
④3vs2+2vs2[目的・意図]
・各ポジションにおけるディフェンスの役割を理解する。
ファーストディフェンスの決定とチャレンジ&カバーの意識を強め、
仕掛けてボールを奪うための連携を身に付ける。
・相手を動かしてギャップを作り、前にボールを進めるための
ポゼッション及びデスマルケの理解と実践。
⑤ゲーム
[目的・意図]
・トレーニングの理解を深めるため、実践形式で落とし込む。
目まぐるしく変わる展開の中で、チーム戦術を実践できるようになる。
梅雨明け
梅雨が明け、やっと夏らしくなってきました。
しかし、サッカーをやるには厳しい時期になったとも言えます。
容赦なく照り付ける太陽の陽射しに体力は奪われ、
ひたすら吹き出し続ける大量の汗で、
体内の水分量はあっという間に無くなっていく。
ただ、厳しい厳しいと言っても、この状況は変えることができません。
8月となり、9月の開幕まで残るところ、1ヶ月ちょっと。
正直焦ります。
考えれば考えるほど、
これもやりたい。あれもやりたい。あー時間が足りない。
となってしまいます。
とはいえ、いくら悩んだところで時間は過ぎるばかりです。
残された時間で何に集中するか。
より考えていかなけれならないと感じた梅雨明けでした。
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