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適応障害を克服したいなら仕事をしよう

こんにちは。
はるきです。


僕のプロフィールについてはこちらに超詳しく載せています。

興味がありましたら、ぜひご覧ください。


これらの記事はホームページでいう「トップページ」と「プロフィール」を目的に書きました。

今回からは、適応障害から起業に至るまでの具体的な技法や考え方といった、より悩みが解決できるような投稿をしていきたいと思います。

そして、これらの記事をまとめたマガジンの名は「適応障害克服通信」にしたいと思います。

僕が教師時代に書いていた学級通信の名残ですね。

定期的に投稿していきますので、もしよければスキ・フォローお願いします。


さて、記念すべき通信の第1号のテーマは、

「適応障害を克服したいのなら仕事をしよう」

です。

「適応障害を克服したいけど、どうすればいいの?」と悩まれている人への解決策となれば嬉しいです。



まずは仕事を辞める

初っ端からタイトルとのギャップがあり過ぎて、すみません。

「適応障害を克服するなら仕事をやれ、と言ったくせに、仕事を辞めるってどういうこと?」

となりましたよね。


これは、適応障害の原因である諸悪の根源をまず断ち切りましょう、ということです。

適応障害とは自分自身と環境面、そのギャップがあまりにも巨大過ぎるときに生じるストレスや不安感です。

僕の場合はあからさまに前職が適応障害になった原因でした。

そう、前職が諸悪の根源です。

ストレスや不安感に苛まされ、右目に黒いモヤがかかったり、睡眠障害になりました。

適応障害はこの諸悪の根源を断ち切らない限り、状況は変わりません。

RPGゲームでいう「たたかう」コマンドではなく、「にげる」コマンドを押すことです。

もちろん、いきなり仕事を退職するのはいろいろな意味で抵抗があるでしょう。だから休職でもいいので、一度諸悪の根源と距離を置くのが大切です。

僕が管理職に休職を伝えた日の帰り道。
最寄駅の地下鉄を降り、地上へ上がったときに初夏の清々しい青空が目に入ってきました。

このときの解放感、安堵感は今でも忘れられません。

適応障害克服の第一歩はここから始まったのでした。


そして仕事をやる

諸悪の根源を断ち切ったとはいえ、現実問題はお金や家族をどうしようかと、まだまだ課題が降り注いできます。

また、適応障害のつらさは自己肯定感が低くなることです。

仕事ができない自分は社会とのつながりをなくし、自分の存在価値を見失ってしまうのです。

この状態を解決するには、仕事をするしかありません。仕事によって社会とのつながりを感じ、お金も得るのです。

しかし、適応障害になって前職を休職・退職した人が、すぐに働ける状態でないのはわかります。

僕も心と体を休めた時期はありました。

回復に専念します。

すると、どこかで「もうそろそろ働けるかな」と思えるときが来ます。

そのときに仕事を再びやってみましょう。

ただし、その仕事では以下のような観点で選ぶのがおすすめです。

  • 前職より勤務時間が短い

  • 前職より責任が少ない

  • 前職の経験を生かせる

僕の場合は教師を辞めて「学校生活支援員」という、授業や保護者対応はやらずに、先生や子どもをサポートする仕事に就きました。

我ながら上記の条件をすべて満たした、いい仕事でした。ストレスや不安感はかつてより、10分の1ぐらいに減りました。

もちろん収入は下がりましたが、「働いて収入を得る」という、仕事の大切な喜びが湧き上がりました。

適応障害を克服するために仕事は大切です。
ぜひ、次の仕事を選ぶときの参考にしてくれたらと思います。


さぁ仕事をつくろう!

学校生活支援員をやることによって、今までより心の余裕や時間が生まれました。

しかし、やはりネックは収入面です。

いつまでもこのままではいけません。

とはいえ、今は教師に戻りたいとは思いません。

転職するにも意外と教師の方が収入が良くて、悩みました。

そこで考えたのが「起業」です。

仕事をつくろうと思いました。

通勤時間やお風呂でも本やネットでたくさん勉強する生活でしたが、新しいことにチャレンジする感覚がとても楽しかったのです。

実は起業したいという想いは教師時代からずっとありました。

しかし、教師というのは超忙しく、ストレスフルな仕事です。起業を考える余裕はありませんでした。

このとき、きっと僕の「やりたい!」という想いは、心の奥底に押し込まれてしまったのだと思います。

適応障害にも実はいいところがあって、自分が本当にやりたかったことを見つめ直すきっかけになります。

適応障害になって苦しい想いをしたけれど、僕の中での「やりたい!」が表出され、もう一度起業を志すきっかけとなったのは確かでした。

もちろん、皆さんの「やりたい!」が全員起業というわけではないでしょう。

しかし、つらい仕事によって適応障害になってしまったのなら、ワクワクする仕事によって適応障害を克服することは最高のストーリーだと思いませんか?

現実面、起業をすればネックである収入も上がる可能性もありますしね。

つらい仕事を辞める。普通の仕事をやる。そしてワクワクする仕事をつくる。

正直、戦略的にやったわけではなく成り行き任せです。でも、結果よかったと思っています。

何かの参考になれば嬉しいです。


ミッドライフ・クライシスを知る

実際の行動ではなく考え方になりますが、適応障害になったときに、この言葉と出会えたのは幸運でした。

それが「ミッドライフ・クライシス」です。

中年危機とも言います。

ユング心理学で出てくる言葉で、河合隼雄さんが「中年危機」という本も出しています。

Amazonアソシエイトのリンクですが載せておきます。適応障害になったら(?)ぜひ読んでほしい、とても良い本です。

我々は子どもから大人になるにつれ「思春期」という時期を経験します。

自分の価値観と周りの価値観との葛藤が起き、悶々とする時期です。

ミッドライフ・クライシスは思春期の大人バージョン、「思秋期」なんて呼ばれたりもします。

若い頃は怖いもの知らずでガンガンやってきたけど、中年ぐらいになってくると結婚や出産など、様々なイベントが起きます。

やりたいことを我慢する必要が出てきます。

仕事でも後輩から上司にもなる時期です。

つまりは「私はこの価値観で人生を生きていく!」と今までやってきたけど、その価値観を変えざる得ない時期がやってくるのです。

その価値観の変換をくらいつつ、日常の仕事や家庭のプレッシャーも降り注いでくるのです。

これはたまったものではありません。

これがミッドライフ・クライシスです。

ただ、適応障害になったときにこの言葉に会えて嬉しかったです。

なぜなら、ミッドライフ・クライシスは誰にも起こる可能性があることがわかったこと。

そして、ミッドライフ・クライシスを克服するには、「いろいろあったけど、人生これからだ! また新たな価値観を築いていこうぜ!」という気持ちが大切だからです。

適応障害を経験すると、まさしくこれまで自分を支えてきた価値観が崩壊し、自己肯定感が無くなります。

しかし、それでいいのです。

適応障害は、また新たな価値観をゆっくり育てていく時期だと思って、前向きに生きていきましょう。


適応障害になってよかった!

僕が思う、適応障害を克服した未来。

それは、

「適応障害になってよかった!」

と思える人生を送ることです。

今、こうして起業できたこと。
それは適応障害のおかげです。

ミッドライフ・クライシスでも伝えましたが、適応障害によって、僕のこれまでの価値観は崩壊しました。

たとえば、

  • 今の仕事を辞めてはいけない

  • 嫌いな人とも仲良くしなければいけない

  • いつもポジティブでなければいけない

こんな価値観がありました。

しかし、教師にこだわっていたけれども、視野を広げれば仕事なんて、たーくさんありました。

嫌いな人なんてこっちから嫌いになって、もう関わるなって思えるようになりました。

人生にポジティブもネガティブもなく、長い目で見れば、結果よかったことだらけだと思えるようになりました。

これも適応障害によって生まれた新しい価値観です。

これからも適応障害になってよかった、と思えるような人生を歩んでいきたいものです。



ここまで長々と読んでいただき、ありがとうございます!


今回テーマはYouTubeでも語りました!

音声で聴くとさらに頭に入るので、ぜひこちらもお聞きください!

適応障害を克服した5つの方法とは?


公式LINEからもぜひ相談しに来てください。

以下のURLからご登録ください。

適応障害の悩みは家族にも友達にも言いづらいものです。

今まで一人で頑張ってきたと思います。

どうかこれからは一人で悩まず、ぜひ一度でも声をかけてくださいね!


※次回は「適応障害で休職中にやってよかったことベスト5」について書きたいと思います!


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