マガジンのカバー画像

散文。というよりほとんど死

26
運営しているクリエイター

#ポエム

わたしの性

セックスについて考えざるを得ない今日。
性行為と性そのものについて。
わたしはわたしの性とどう向き合ったらよいか。
あなたの性をどう見つめたらよいか。

そもそも、

人には戦争と平和の2種類があるとおもう。
人の本質は考える葦に過ぎないけれど、
高度化し、メタレベルの上昇とともに失った"野生"が取り戻せない以上、真の意味で「考える葦の集合体」としての人間にはもう戻れないだろう。

とりわけ、ここ

もっとみる

関係ない、0、1。という関係

あなたが生きてることはわたしには関係ない
わたしはあなたに生かされない

わたしが生きてることはあなたには関係ない
ということと同じように

でも同時に、
あなたが生きてることはわたしと深く関わる
わたしはあなたに生かされてる

わたしが生きてることがあなたに深く関わる
ということと同じように

この矛盾だけは
決して足したり引いたりするべきでない
掛けたり割ったりもできない
ただ、0と1のあいだ

もっとみる

宇宙と心

どんなものでも、考え抜くということとは

突き詰め抜いた先には、宇宙と心とがある

それはつまり、数学か精神かということだ

しかし同時に、数学とは精神のことであり

またかえって、精神とは数学のことである

塩梅

強さとは弱さを飼うことである。

弱さとは強さを欲すことである。

人は強くも弱くもなれない。

もう怪我したくない

階段は7段飛ばしまで試した

アスファルトに滑り込んだ

紙の端で指を切った

目にゴミが入った

もう散々、痛い目にあった

だから、同じ過ちは犯さない

ぼくはなんでも別れが好きだ

さよなら。臆病の飼い主

動く歩道、立ち止まる僕

下りのエスカレーターを駆け上がりたいのに、
僕は動く歩道で立ち止まったままだ。

隠れん坊と鬼ごっこ、その距離。

鬼ごっこの国で育った。
けれどもぼくは隠れん坊が得意だった。
鬼ごっこと隠れん坊の距離は。
埋まらない隔たりは。

何が正義かは置いといて、いちばん強くなれさえすればよかったのにと思う。
四半世紀ものあいだ、この小惑星は流れの中を隠れて漂っていた。
太陽系は正しく流れる。
けれどもぼくは隠れん坊が得意だった。

第一走者になれさえすればよかったのにと思う。
じゃんけんが強ければよかったのにと思う。

もっとみる

自分の好きなところ100個書く

結局、好きなところなんて一つもないところ。

結局、好きなところなんて一つもないところ。

結局、好きなところなんて一つもないところ。

結局、好きなところなんて一つもないところ。

結局、好きなところなんて一つもないところ。

結局、好きなところなんて一つもないところ。

結局、好きなところなんて一つもないところ。

結局、好きなところなんて一つもないところ。

もっとみる

夜、オーケストラ、インマイルーム。

翌7時まで徹夜した。その時のことについて。

テレビがずっと鳴っている。我が家ではそう。
人が眠っている数時間以外はずっと、朝昼晩。
オフタイマーにちょっとだけ憧れてしまった。
残り10分、5分、、4、3、2、1、就寝。
てな具合で寝れたらどんだけ楽か。嫌だ嫌だ。

てかテレビって、テレビの中の人たちってさ。
いつ寝てんの。とか思うけど、それはきっと、
ローテンションして、入れ替わって、まるで、

もっとみる

この生きたくなさを見過ごすには

どうしたらいいか。

例えるなら低反発まくらの海に沈んでいく、ようなこの毎日。
もがくほど沈むわけでもなく、もがいても何にもならない。

ツイッターをやめてみたい。
もう最近の、ニュースとか、レイプとかミサイルとか、何もみたくない。
それでも、愛する人たちがどんどん拡散してくる。
なんだろ。
たかが500人程度の発信するつぶやきを、ぼくは世界だと思っていること、そのことの喜劇的さたるや。

人生な

もっとみる