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#詩
だめになった感じがする
今まで自分の中で積み上げてきた、
かのように思われてきたものが、
だめになった感じがする。
もう夢が見られない。
現実も見られない。
何があるだろう。
手と手を伝う、
はずの愛が、
音もなく。
見えず。
こ
の
手
に
は
何
も
触
れ
て
い
な
い
燃える町。
眠る人。
日本。
何
を
し
て
い
る
ん
だ
ろ
う
何も見えない。
何も聞こえない。
揺れが伝わらない。
心だけが
磁場マルファンクション、仮想人間−人間愛の欠如。
人間と人間の間には磁力があるでしょ?
それがまず、もう崩壊してる。
とりあえず俺の周りでは。
聞き飽きたオ◯ラインという言葉、
氾濫する引き算と割り算で導き出された、
効率化による誤算。
暗算する間もなく赤点喰らう。
これを闘いと呼ぶ勿れ。
これはただの愛の欠如。
全人類、倦怠期。
いわばおもてなしのセックスレス。
あないみじや。
置き配の残り香にさえ波立つ脳汁。
手の甲にある安全地帯、
そ
官邸の「意見・ご感想」に送った詩
どうやら感想も受け付けているようなので詩を送ってみた。
「感想という名の詩、というテーマの意見」
日々、さまざまな声を聞き会合して答えを出さねばならない皆々様へ。お疲れ様でございます。
我々は未曾有の状況にあり、人命とは?経済とは?平等とは?健康とは?という根本を刺激され、大きく複雑な分断に苛まれています。
そんな中。答えなど一つと出ることのない未曾有の大問題に対し、旧式の日本国という構造物の
睡眠と覚醒、死に近いのは?
眠っている間、夢の中で、
体は死んでいるだろうか。
心は死んでいるだろうか。
夢の中で、体も心も、
死んでいるだろうか。
起きている時の現実でしか、
体は死ねないのではないか。
心は死ねないのではないか。
現実こそ、死が近い。本当は。
もしもこの現実が、
死そのもの、
もしくは、
死後の夢だったなら。
なんて最低な夢だろう。
夢こそ死なのかもしれない。
これが睡眠なのか覚醒なのか、
誰が決