官邸の「意見・ご感想」に送った詩

どうやら感想も受け付けているようなので詩を送ってみた。

「感想という名の詩、というテーマの意見」

日々、さまざまな声を聞き会合して答えを出さねばならない皆々様へ。お疲れ様でございます。
我々は未曾有の状況にあり、人命とは?経済とは?平等とは?健康とは?という根本を刺激され、大きく複雑な分断に苛まれています。
そんな中。答えなど一つと出ることのない未曾有の大問題に対し、旧式の日本国という構造物の中でもがいてくださっていること感謝いたします。
先々、起こりうる経済的危機を予期し、あらゆる手を考え抜き打ち出された政策の数々。頭が上がりません。

顔を上げられません。笑いがこみ上げてしまっているから。

どのような話し合いを経てそれらの政策が絞り出されたのか、我々はその行程を知ることができない。結果に対する反応しかできない。よって行程などどうでもいい。

あなた方が下した「1世帯マスク2枚」「1世帯30万円」「風俗業は該当しない」「イベント業は自粛してくれ」その端端に込められた差別と無理解によって、我々はあまりの愛のなさに困り果てています。

必要なのは「人」に対する「愛」によって導かれた苦渋の選択、です。

なにがどうなったら、給付金の輪郭も見えないうちからコロナ禍終末後の「旅行業の応援」という答えを出せるのでしょうか?

あなたがたほど現在の報道を牛耳っている政権であれば、「情報がコントロールしきれず、まだ出すべきでなかった今後の支援策に関する情報を先出ししてしまった」などということは起こらないはず。

つまりは、見えてないのです。生活者が。国家とは経済活動によってのみ成り立つとでもお考えかのように思える。

冒頭に書いた「人命とは?経済とは?平等とは?健康とは?という根本を刺激され」という文が、もしかしたら響いてなかったかもしれませんね。
もし響いていたのならば、私が申し上げた「生活者が見えてない」の真意がお分かりになるはず。

どうしたら日本を蘇らせられるか。それには日本の強い企業を育てるしかない、そう思い至るのには大変共感いたします。そして、その日本像の建設に向かい根を張り巡らせた利権というネットワーク。現政権は、かえってその網に捕われて動けなくなっているように見えます。

舵取りをしているのはあなたがただけではない。皆、自分の人生を本能と知識で舵取りしています。家族、企業、部署、チーム、あらゆるところで頭を悩ませています。とりわけ、本気で人生を考えている人は概ねあなたがたの味方です。
なにが言いたいかというと、結局、あなたがたが「決断」したことには従わざるを得ないことを宿命と知っています。

それが生理的に無理だったら死ぬだけです。

すでに弱者を生ける屍のように掃き捨てるハンドル捌きに、我々毎日冷や汗かきながら生活しております。

コロナ禍によって若者たちの政治参加意欲はどんどん増すでしょう、現に増しています。
どのみち逃げ場はありません。選ぶ時は選ぶしかないのです。

曖昧な言説で鼓舞しようったって我々人生かかってますから食らいつきますから誤魔化されません。さあ戦ってください。今が正念場です!!!

捨てるべきは何ですか?

スクランブル交差点を摩天楼から見下ろして考えるのではなく、さあ一緒に赤信号の横断歩道を手を取って走り抜けて、走り抜けながら考えようではありませんか!?

やるべきことは感染者拡大している経済活動のすべてを三週間停止させ、その間の被害を補填すること、それしかありません。
騙し騙しやってても、いつかはあなたの身近な人が死にますよ。

わたしたちは文句を言うことしかできない。この決断をするのはあなたがたにしかできない。だから言う。決断しろ。苦しい思いをして立ち向かうことは誰でもできる。ただ死病にかかれば死ぬだけだ。

不安でも人は死ぬ。でも不安を和らげろとは言ってない。気休めの政策に金かけられてるのを見ると、マジで何のために骨身を削ってあの血税を捻り出してるのかわからん。

話がそれました。本題に戻ります。
以下の一文が本題です。

必要なのは「人」に対する「愛」によって導かれた苦渋の選択、です。
その末に決断をしてください。

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