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やっと夜明け

久々のnoteで出だしをどんな風に書けばいいか迷っている。
そんな迷いをそのまま受け止めつつ、まぁとりあえず書いてみっか~みたいな身軽なノリを持った自分を感じている。

今回は長ーい真っ暗闇を歩いて、
何とか一つ抜けたような感覚を覚えている、
今の穏やかな気持ちとこれまでの物語を記録しようと思う。


会社員としての自分、コーチとしての自分、息子としての自分、
彼氏としての自分、友人としての自分、色々なロールがあって、
それぞれの根底がアップデートされた気がしている。
いや、実はアップデートなんて言う程の大層な話じゃないかもしれないけれど、自分の中で何かが変わった確信がある。

(こちらはこれまで出会った方や、これから出会う方に今の私を知って頂けたらな、という近況報告的なnoteになります)

転職した後の話

丁度1年前、新卒入社した人材派遣会社を退職して、現職の営業代行会社に転職した。この頃既にコーチングとは出会っていて、ZaPASSコーチングスクールの基礎編を終えていたと思う。

転職動機は、
「より営業スキルを再現性高く、言語化できるように向上させたい」
「副業が可能で、コーチングにもっと力を注げる環境で働きたい」
「広島から、生まれ育った東京にそろそろ戻りたい」
「兎に角何か環境を変えたい」

色々と理由はあったけど、転職を考え始めたのはコーチングスクールでの多種多様なバックグラウンドを持った同期の方々の影響が大きく、
どんどん現実を自分の意志と行動で変えている様に刺激を受けていた。

転職の一番根っこにあった動機を振り返ると、そんな周りをみていて、
"自分も何か変化を起こしたい!"、"何とか今の環境を抜け出さなきゃ!"
という言い知れぬ焦りが一番強かったと思う。

いざ入社してからは1ヶ月の研修期間を経て、某ECサイトのコンサル職に就いて働き始めた。顧客の売上を上げる為に広告の提案やイベントの案内、細かい施策の提案を続ける仕事。
目新しい業務と新たな同僚のお陰で、3ケ月程は日々刺激を感じながら働く事が出来ていた。ただ、繰り返される業務に段々と慣れていき、今後自分がぶつかるであろう壁も何となく認識し始めてから、何となく別の仕事を探す選択肢が頭をかすめていた。ここまで入社4か月。

こういった事を考え始めたのは、コーチングの継続学習として参加していた講座の影響も大きかったと思う。(全くネガティブな話ではなく)
今まで味わったことのない安心・安全な場で、自分の存在意義を探求していくその時間は、この会社でまだやれることがある!という気持ちを生み出しつつ、逆にそれが実現できていないという、現実世界で働く自分とのギャップを自然に浮き彫りにしていたのかもしれない。

(とても大切な場になった講座の感想)

そんなこんなで2021年を迎えてからは、
もっと自分を表現できる場があるんじゃないか、一方で今の職場でもやれることがあるんじゃないかという葛藤の中を日々過ごしていた。

何とか現実を変えたいと思っていたので、マイコーチとのセッションで決めたアクションや、とりあえず興味の赴くままにやろうと思った事を実行し、やってみてどう感じるかを言葉にする繰り返す日々を送っていた。

例えばやってみたことはこんな感じ。

社内でマインドフルネス瞑想の研修実施
社内で傾聴を学ぶ場の提供
Twitterを使ってペアコーチング会の開催
業務委託で社内コーチ
転職を念頭に置いたカジュアル面談
上司に人事部門への異動打診
毎日1回の筋トレ、運動
社外のHR領域に携わっている/いた方と話す機会の設定
1か月間毎日11ツイート
コーチング道場への参加
ペアコーチングの募集
各種WSや読書会、セミナーへの参加

ただ、どれだけ行動しても、どこかしっくりこない感覚があり、
常に「あなたはどう生きたいの?」という問いがついて回る状態。

正直この間半年くらいは本当に辛かった。
コーチングをしている時や、学びの場に出ている時間は有意義に過ごせていたけれど、会社員として働いている自分がずっと辛かった。

この辛さを解消する為に、
「自分にはコーチングがあるし、いつかそれだけで稼げる様になればいい。その間は会社員の時間を我慢して過ごそう」みたいな、
コーチングを心の拠り所、裏を返せば逃げ場として捉えていた。

だから、遮二無二セッションを重ねるため知人へ声をかけたり、ペアコーチングの募集や応募を繰り返して、その辛さを無きものにしようとしていたけれど、結局それじゃ辛さも葛藤も本当の意味で無くなる事は無かった。

葛藤と共にいること

色々行動していく中で、やっぱり自分がやりたい事の中心には、
「個人が、内側にある想いに目覚め、それを体現するサポートをしたい」
この想いが大きく存在していると気づいた。

方法としてコーチングはとてもマッチしているし、今後も続けていきたい。ただ、自分一人が自己研鑽をして1対1の場をよりよくするだけでは事足りない。元々なんでも一人で抱え込んで、相談などせずに何とかこなしていく性格だったけど、このままではどこかで限界が来る。
もっと他者と協力しながら、1対1の場に加えて、1対多/多対多の場でやりたい事を実現したいという想いと、それを実現する過程が新しい成長の道筋だと思い始めていた。

同時に、会社の所属PJでは毎月退職者が続いた。
理由は様々あると思うし、退職者一人一人の本音は分からないが、ここではもう何も得られない、耐えられない、といった諦めから辞めているように見えた。その選択を咎める気なんて勿論ないけれど、どこか寂しさを感じる。

自分自身が色々な人の支えの中で、内側から溢れる想いに気づき、それを体現する過程で味わった感動があるからこそ、もっとこの会社の人にもそんな想いを感じて欲しい。

組織の中で営業数字や役割責任などの、外側から与えられた期待に応え続ける事だけを良しとする文化ではなく、もっと個人の想いを大切にして応援する文化を育んでいきたい。それを実現するには自分だけの力では足りず、周囲の協力を得ながらやっていく必要があると気づけた。
そう思って、7月に有志PJで"エンゲージメントG"を立ち上げた。

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まだまだ本格的に活動していないけれど、メンバーと意見を揃えながら新しいものを生み出していく過程は難しく面白く、これからどうなるのか全く想像もつかなくて日々楽しい。

年始には全く想像できなかった景色が広がっていて、本当にここまでこれて良かったと思う。そんな事をマイコーチと振り返っていて泣きそうになる。
しばしば訪れる緊張や恐れに耐えてエイヤッと飛び越える瞬間が沢山あって、我慢して、時に逃げて、立ち止まって、俺頑張ったんやな~って、よくやったよって背中をさすりながら言ってあげたくなる。
葛藤と共にいる事は思っている以上にハードだったけれど、でも、本当にここまでこれて良かったと心から思う。

ここ1年の物語で学んだ事

さてさて、書きながら大分エモくなってきたんですが、
そろそろまとめに入ります。

学んだ事、、、、なんだろう?

ずっと暗闇にいたから早くここから抜けて光浴びたいと思っていたけど、いざ出口っぽい所に出てみたら何か凄い穏やかな感覚がある。
暗闇でどんな選択を取るかは、常に一緒にいる人や、その時々の場で出会った人、はたまたその時手に取った本、目にした映像の影響を受けていて、結局何を選んでも選ばなくても良かったんだなっていう。

だから、学んだ事としては、
人には人のタイミングがあって、急いでもいいし急がなくても良いし、
何を選んでもよくて、ただ、自分の気持ちに時々でも良いから光を当ててみることが大切なんじゃないかなーってこと。
そして、前進・停滞・後退、どんな時でも心から人を応援したい気持ちが自分にはあるって事に気付けたのは大きい気がする。

おわりに

どうやって締めようかなと思っていた深夜に、今の自分にピッタリそうな場を見つけてしまってテンションが爆上がってしまいました◎

そして一日置いてその気持ちが変わっていないことをこの文を書いて確かめつつ、あーーー、また葛藤するんやろうなーーー、でも多分大丈夫だろうなーーーみたいな確信めいた気持をもって、
未知の新しい、場を創る物語に出かけていきたいと思います💮

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