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はるから日誌_02 初インスタライブ

こんにちは。はるから書店です。
下北沢のBOOKSHOP TRAVELLERに出店している、ひと棚だけの小さな本屋です。

先日、オープン1周年の前夜である1月30日に初めてのインスタライブを開催しました。

1. 緊張?

私、実はそんなに人前で話すことが得意ではないんです。緊張すると言葉に詰まって声が震えてしまったり、足がすくんでしまったり。

でもこの2年間、オンラインで人と交流することが増えたことで、自分の部屋の安心した環境であれば、ある程度の人数の人とも、ゆっくり落ち着いてお話しできるようになってきました。

はるから書店は、お店に棚を出店する形で運営しているので、普段お客様と接することは多くありません。
お店に興味を持ってくださった方と、何らかの形でコミュニケーションを取れればいいなという思いがあり、インスタライブはどうだろうか?と思い立ったのです。

そこで、オープン1周年という記念日パワーを借りて、えいや!っと初めてのインスタライブを開催してみました。

『話しベタですが…』河出書房新社、2018

2. お喋りタイム

まずは簡単にお店のご紹介。そして、事前にインスタのストーリーズでいただいていた3つの質問にお答えしました。

  • 本屋を始めたきっかけは?

  • 本を読むのにお気に入りの時間帯やシチュエーションは?

  • 最近のおすすめの本は?

私はもともと公共図書館で働いていました。本を読むことはもちろん好きだったのですが、もっと好きだったのは本を通した人とのコミュニケーション。
「この本おもしろかったよ」「こんなことが書いてある本はある?」
そんなやりとりが楽しくて、ずっと図書館での仕事を続けていました。

10年以上、大好きな場所で働いてきましたが、図書館という枠組みから少し離れて、違った形で関わってみたい。そして、本と人のつなぎめになりたい。そんな想いから本屋さんをスタートさせました。

文字がひっくり返ってしまうハプニングも。
これ、どうしたらいいのでしょう?

コメント欄に寄せていただいたメッセージともやり取りしながら、おしゃべりタイム。特に「本を読むお気に入りのシチュエーション」については、みなさんからも、それぞれ読書時間の過ごし方を聞かせていただき、とても楽しかったです。

3. 後ろに飾ってあった絵は?

インスタライブ中、私の背後には少し大きな絵が飾ってありました。

「きれいでしたね」と気付いてくださった方もいたのですが、これは藤城清治さんの影絵で、ジグソーパズルで出来ています。
おととし、初めての緊急事態宣言が出た時に、こんなに長い時間、家にこもっていることは後にも先にも無いのではないかと思い、一人でコツコツと作ってみました。特に池の部分が難しかったです……!

藤城清治さんの作品は昔から大好きで、栃木県の那須にある藤城清治美術館や、山梨県の昇仙峡 影絵の森美術館にも行ったことがあります。

画面にきれいな青空がちらりと映り、私自身、配信中この空に励まされました。虹もかかっているんですよ。

4. また、そのうちに

そんなわけで、あたたかく見守っていただきながら、初めてのインスタライブを楽しく終えることが出来ました。30分という短い時間でしたが、出たり入ったり25名の方が見に来てくださったようです。

どうもありがとうございました。

アーカイブとして動画を残していたのですが、自分が照れてしまうのと、やはり「一期一会」のようなタイミングも大切にしたいと思い、1週間ほどで消去しました。(アーカイブを見てくださった方も、ありがとうございました!)

楽しい時間、私にとって非常に励みになったひとときでした。お店の2年目である今年は、こういった機会を少しずつ作っていきたいと思います。

必ずまた、そのうちに!

はるから書店インスタグラム → @harukara_reading

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