見出し画像

あなたの園の保育のICT化の目的は?〜ワクワクする未来のために〜

みなさんの園では保育のICT化はすすんでいますか?
保育のICT化をすることで、どんなことを期待しますか?

DX(デジタルトランフォーメーション)の手段の一つ、ICT化。
この記事を保育のICT化に置き換えて考えてみました。


1.ICT化の目的は「コスト削減」?

この記事を見て驚いたのは、8割の企業ではDX化の目的が「コスト削減」としているところ。
僕はDX化やICTツールの導入で、事務作業や仕事のための仕事の時間を削減し、
「新たな価値創造」
を期待しているんだと思っていました。

そして、
もしかして保育業界、保育園でもこの考えの人が多いの?
と疑問に思いました。

ICT化の目的が「コスト削減」になると、
削減が期待されるコストに対して、導入コストや手間のほうが大きく感じられるはず・・・

もともとデジタルが苦手は保育士さんは多いし、
さらに人間は「変化したくない」という本能が働くらしい・・・

ICT化が進まないわけです。


2.ICT化で「保育の質の向上を期待したい」

先ほど書いたように僕は
「新たな価値創造」
をDXの目的だと思っています。
(本来の目的はさらにその先のビジネスモデルの変革だとは思いますが、保育でのビジネスモデルの変革は難しいので)

保育における「新たな価値創造」とは質の高い保育のことだと思います。

ICT化で削減したリソース(ヒト、カネ、時間など)を
保育の質の向上につなげる
子どもとゆったりと関わる時間にしたり、研修をしたり、保育環境を整えたり、明日の保育の準備をしたり・・・

保育園のリソースを
そんな当たり前のことに使えるようにすることが
保育のICT化だと思います。


3.「ワクワクする未来、保育」のためのICT化

保育のICT化をすると、ワクワクできる時間や環境が増えますよ

こう言われたら、デジタルが苦手な保育士さんもちょっとやってみようと思うんじゃないかなと感じています。

もし「コスト削減」のためにICT化を考えている方は、
ぜひもっとワクワクする未来のためにICT化を考えてほしいです。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?