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166.前人未到の成果を創る上で起こること
大谷翔平選手がすごい。
45号もホームランを打っているのはもちろんのこと、ここ最近は3試合11四球とメジャーリーグタイ記録を叩き出しました。
過去に2人だけで、しかもそのうちの一人がバリー・ボンズといいます。
伝説的な野球人と共に名を連ね、いよいよ歴史的な快挙が現実味を帯びてきているように思います。
さて、ホームラン王を取るべく勝負してほしいのにも関わらず、敵陣はどうやらやたらと四球を増やして、そもそも勝負してくれない。
単純に、試合に勝つため?
アジア人にホームランキングのタイトルを取らせないため?
これは一体、何が起こっているのでしょう?
歴史的な、伝説みたいな成果を創る上で、こういった出来事は往々にして起こるようです。
そもそも日本でも同じような出来事は起こっている
勝負されない、という現象は、何もアメリカだけでなくこの日本でも似たようなことは過去に起こっています。
プロ野球のレジェンド的存在である長嶋茂雄氏に関しては、敬遠に次ぐ敬遠で、あまりの四球攻めに対してバットを持たず打席に入ったこともあったようです。
もう、何とも形容のし難い、シンプルに伝説じゃん、って画像ですね。
ちなみにこれでも敬遠されたそうです。
恐るべし。
他にも、外国人選手がそれまでの王貞治氏の日本記録「55本塁打」を抜くか抜かないかぐらいの時に、きっちり「四球攻め」に遭ってます。
ホームラン王が外国人というのは、だから何というのはないでしょうが、暗黙の了解的な、空気を読む的な、そんな流れが巻き起こってしまうのかもしれません。
堂々と勝負しろ!
という思いに駆られるのは当然です。
観客やファンは、記録の更新はもちろん見たいのですから。
もはやそれが一流の証
完全にそういった忖度的な風潮がなくなってゼロになる、という世界は来ないかもしれません。
いつまで経っても、記録を塗り替えようとするときや、新しい世界を創り出すときは作用反作用の法則みたいな感じで、反対に何かしらの力がどこからか湧き出して、止めようとしてきます。
野球に限ったことではないでしょう。
賛否両論、前代未聞、空前絶後、前人未到……。
そういった言葉が付くような世界には必ず存在するのです。
ある意味、証なのかもしれませんね。
これから時代を創っている証拠だと思います。
未だに、二刀流がどうだと意見を言う人もいるでしょう。
良い悪いの世界ではなく、ただの意見なのです。
そのように、いろんな意見が飛び交う世界の方が、時代を変える可能性を秘めているように感じます。
どのみち、淘汰されていくのですから。
自分の信じた道を、信じた人と共に、歩めばいいと思います。
「どうせ0%も100%も存在しないこの世界で、何かを選ぶということは、信じるということだ。」
ちょっとぐらい、挑戦として信じる人生を歩んでみても、面白いかもしれません。
人生は、たった一度きりなんですから。
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