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93.”伝わるように伝える”って結局どういうこと?「実感して語る」という感覚
生きていくうえで必ず通る、人とのコミュニケーション。
伝えたいことがうまく伝わらなくて、苦い思いをした人も少なくないかもしれません。
頭で考えて「次何話そう」と考えながら話していても、うまく伝わらない。
感情を乗せてみても、うまく届かない。
ポイントは、「肚に落とす」というところのようです。
感動を創造する
元劇団四季のメンバーだった佐藤政樹さんの講演の映像を見ました。
https://satomasaki.com/profile/
頭で考える。
胸で感じる。
その次のフェーズで言葉を発することが、より目の前の人に届く言葉へと変貌してくそうです。
キーワードは「肚(はら)」。
古くから、人の中で大事にしているポイントだそうです。
そういえば、野球をやっているときも丹田といって、お腹の下辺りに力を込める。
その他いろんなスポーツでも大事にされていると聞きます。
肚に落ちる。腹を決める。腹を割る。
人が強い気持ちを感じるタイミングで、「肚・腹」という言葉が随所で登場します。
感動を伝えるには、ここが大事だと。
自分の頭で理解するだけでなく、感情で感じるだけでなく、その想いが自分の肚に落ちているか。
その確信、信念のような想いが人に伝わっていくそうです。
感動を創造する。
自分の中から、創り上げるのです。
感動を想像する
肚に落とすために大事なこともお話されていました。
「実感して語る。」
そうおっしゃっています。
話そうとしている言葉の背景を思い浮かべて、上辺だけの言葉ではなくその言葉の背景、届く人のことまで思い浮かべる。
言葉の背景をイメージして、まるで実感して話しているかのように伝えるのです。
おはようございます、という挨拶も、音だけで発するのではなく、どれほど届いた相手が元気になるようにという思いを持っているか、相手が気持ちいいなと思ってもらえるような挨拶をしているか。
この言葉の裏をイメージするのです。
どんな思いで、その言葉を発していますか?
何を思って、伝えようとしていますか?
感情的に言えばいいだけではないそうです。
言葉の裏を考える。思いの動きをイメージする。
感動を想像する。
「伝わるように伝える」というのは、自分がリアルに実感しているように語る、ということが大切です、というお話でした。
ぜひ動画も観てみてください。
僕も、伝わることを大切にして、相手軸のコミュニケーション、実感するだけの想像力を鍛えて、多くの強固なつながりを築いていきます。
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